東南裕美
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MIMIGURIに研究チームを立ち上げて約1年を振り返る
この記事はMIMIGURI Advent Calendar 2023の12日目の記事です。前回は同じチームの小田さんの記事「アイデンティティは創造性の源泉だ」でした。
MIMIGURIは昨年からアドベントカレンダーにチャレンジしています。昨年のアドベントカレンダー企画で、私は「MIMIGURI研究開発本部で実現したい3つのこと」というテーマで記事を書いていました。
3つのことというのは、
MIMIGURI研究開発本部で実現したい3つのこと
この記事は、MIMIGURI Advent Calendar 2022の24日目の記事です。
株式会社MIMIGURIのメンバーが、12月1日から日替わりで記事を執筆しています。これまでの記事はこちらにまとまっているので、よろしければ合わせてご覧ください。
MIMIGURIは、今年2022年2月に、文科省認定の研究機関となり、社内に研究開発本部を設けることとなりました。創業時より事業の基盤とし
何をもって組織開発は“成功した”と言えるのか
本記事はCULTIBASEにも掲載しています。
連載「組織開発の理論と効果」2回目の記事となる今回は、組織開発の成果指標を扱っていきます。
連載第1回目の記事で、組織開発は「広義」に捉えるスタンスがある、すなわち様々な組織介入を組織開発と見做す立場があることをご紹介しました。
組織開発の介入の範囲が広く捉えられることもあるためか、組織開発の先行研究をレビューしてみると、その指標が実に多種多様
組織学習とは何か:組織の成長を支える学習のメカニズム
一般的に「学習」というと、個人が学習することを思い浮かべることが多いと思いますが、近年「組織学習」という考え方への関心・注目が集まっています。
「組織学習」という言葉への馴染みがない方でも、「学習する組織」や「U理論」といった言葉については耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これらの概念は、組織学習に関連したキーワードです。こういったキーワードは実務家の間で認知が高まっている
"コミュニティ"とは何か:"組織"との比較から手がかりを掴む
"コミュニティ"と"組織"、これらはしばしば別の土俵で語られたり、あるいは曖昧な使われ方(区別のされ方)をすることがあります。
私自身、この区別について考え続けてきており、コミュニティ論や組織論のレビューを進めていたところ、両者の区別は非常に曖昧で、要は認識論として捉えるのが建設的なのではないか、という考えに至りました。
このような考え方に至った経緯について、もう少し丁寧に書いていきたいと思い