メンバーから「怖い」と言われたときの対処法
こんにちは、ゆみです!
わたしは、普段人間関係のお悩みや、対人支援をお仕事にしている人の支援をしている人に向けてコーチングをしています。
「人を育てる人を育てるコーチ」です。
今日はですね、一つよくいただくお悩みに回答していければいいかなと思っています。
タイトルにもある通り、周りから、よく「怖い」って言われちゃうんです。
というお悩みです。
わたし自身、沢山のリーダーの皆さんに伴走させていただいてまいりましたが、この悩みめちゃくちゃ本当に多いです。
このフィードバックを貰って、もし元々「怖い」といわれることに対してきっと以下のような思いが湧くかもしれません。
「なんで?一生懸命やっていたつもりだったのに」
とかね。
これ、わたしもめちゃくちゃ覚えがあります。
本当は優しい明るい自分でいたい、仕事になったり、責任を持たされると、つい相手に厳しくなってしまっていたり、そもそも怖くしているつもりなかったけど、突拍子もなく怖いといわれたり。
ここでいう怖いというのは言語化が難しかったりするのですが、言葉になっていない「圧」というものが伝わっているということがあったりします。
今日のnoteは、周りから「怖い」と言われることに対してもやっとしている人へ、振り返りの仕方や対処方法についてお話しできればと思っています。
「怖い」と言われると呆然とする
「怖い」といわれた瞬間、自覚的なこともありますが、「え?」ってびっくりすることありませんか?
「むしろ優しくしてるつもりだった」「サポートしているつもりだった」と面を食らっていることもあります。
実際に言われている場面みたことありますし、言われた瞬間は大抵言われた側は「呆然」とします。
仮にですね、顧客から送られてきたメールの返信を3営業日放置していた部下がいたとしたときに、以下のやり取りが起きたときのことを想像してみましょう。
「え、嘘やん」
「何が?」
「え?今わたしが批判されている?」
みたいな。
なんなら会社のために頑張っていたはずだけど、
役割を全うしたと思っていたのに。
一生懸命、仕事をしたはずが、周りに自分を否定されてみたいな感情が湧いてさらに、感情的になってしまうかもしれません。
何が起きているのか?
自分は必死な、はずで一生懸命なのだけれど、周りには「怖い」という評価を受けるのはギャップが明確にあり、不本意かもしれません。
そりゃそうです。一生懸命やっていることが伝わらずに、怖いというのですから。
いわれるたびにもしかしたら、
「一生懸命やっているつもりなのに、なぜこんなに言葉が届かないんだろう」
とさみしさや悲しみの感情が湧いてくるかもしれません。
さみしさと悲しさはやがて怒りになり、条件反射のように、このギャップを解消しにいこうとします。
例えば、自分に原因があるのかと思い答えのない迷宮に入り込んで、一人で悩んで、自分を責め始めたり、
逆に「怖い」とフィードバックした人に原因があると思って詰めに行ってしまったり。
多くの人は人は客観的に場面を観察する前に、反射的に改善に向けて行動を起こします。
これは自分のせいだと一つの側面だけみて責めることは一旦相手を責めずに済んで安心するかもしれません。そして、逆に相手を責めることで、自分が仮に非があったあったとしても認めなくてもいい安心感は得られるかもしれません。
しかし、この反応での対処法は、問題は一時的に解消されることもあるかもしれませんが、大抵は根本的な解決にはむすびつかず、同じことを繰り返してしまいます。
え、どうすればいいんねん
なんだと、何回も繰り返すのか?絶望じゃん。
って途方にくれちゃうかもしれませんが、落ち着いて。
本来、「怖い」と言われて迄やりたかったこと、伝えたかったことがあるはずなのです。
伝えられるように、あなたがの思いを受けとってもらえるように、「怖い」と言われるときに起きていることを、客観的に振り返ってみることが大切です。
こんなに文明が発達しようが何しようが人間は感情で動く生き物です。これは抗いようがないです。
だからこそ、しっかりと物事を、事実ベースで振り返ることが大切なのです。
事実ベースで振り返ってみよう!
先程の事例を、事実と仮説、思いに分けて振り返ってみましょう。
起きた事象(事実)
・顧客から送られてきたメールの返信を3営業日放置していた部下がいた
改善してほしいこと(伝えたいこと、伝わってほしいこと)
・顧客からのメールには1営業日以内に返信してほしい
・顧客から信頼される部下になってほしい
改善しなかったときに起こりうること(仮説)
・社内外からの信用を失う
・この人は仕事が遅いという判断をされやすくなる
改善できると何が起きるのか(仮説)
・社内からの信用を得られる
・仕事が早い人だと判断をされやすくなる
自分が伝えたこと(事実)
・社会人として、早くメール返すの当たり前なんだから、1営業日以内にはメール返しないさいよ
自分が考えていたこと(仮説)
・わざわざわ言わなくてもわかるだろ
・常識だろ
・こんなこともわからないなんておかしい
相手に起こりえたこと(仮説)
・メールを返すことが早いことが信頼されることだと思っていなかった
・自分の知らないところで、業務過多になっていた
・どう返信していいかわからずひとりで迷っていた
部下から言われたこと(事実)
・怖いです
本来は伝わってほしいことは、改善すべきこと、改善されなかったらおこりうることを伝える必要があるのですが、自分の頭の中で考えている「当たり前だろ」という思考が伝わってきて「怖いです」と言われたのかもしれません。
相手にとって「メールを早く返すのが信頼されること」という概念がなかったかもしれません。
自分だけが悪いわけでもなく、相手が全て悪いわけでありません。ぶっちゃけ、怖いという部分は伝わっても悪いことではないです。
本来、伝えたかったことが伝わっていればそれで、上司の仕事としては全うできているのですから。
しかし、問題なのは、「怖い」という圧に負けてしまって、本来部下に伝えたかった上司が持っていた相手に対する思いが伝わらないことがしんどいことなのではないでしょうか。
反応だけで行動をしてしまうと「自分が全て悪かったのかもしれない」、「受け取れない相手が悪い」の思考に2極化しやすいからこそ、事実で振り返るということがとっても大事だなと感じます。
自分が思ってもいなかったことを言われたり、不本意なことが起きたら、ぜひ自分の反応をわきに置いて事実ベースで振り返ると、メンバーともフラットに向き合うことができたり、パターン化した思考から抜けて、次のアクションを改善ができます。
周りから「怖い」と言われることに対してもやっとしている人へ
自分が思っていなかったようなことを言われるというのは、最初面もくらいますし、ショックなことが多いです。
わたしも、フィードバックで「嫌だな」と思って受け取ったことがあるものはたくさんあります。
しかし、目線を変えると自分が想定していなかったフィードバックというのは、めちゃくちゃチャンスなのですよね。
「やっているつもりだった」「できているつもりだった」という自分に制限をかけているときに、他者から見た自分を教えてもらえるというのは余白を見るチャンスでもあると感じます。
もちろん、あなたを無条件に傷つけようとする悪意のあるものは受け取る必要は一切ないなって思います!(マジ断言)
でもね、本来表現したかった思いや、伝えたかったことが伝わっていないときに、相手からフィードバックを受けたときは、どんなことがその時に起きていたかを振り返ってみると、本来表現したかった自分の思いや相手との関係性で叶えたかったことが見えてきて、新しい道筋が見えてくる可能性があります。
人に全部自分をわかってもらう必要なんてありません。
ぶっちゃけ、自分のことなんて自分が一番わからないので他者にすべてわかってもらうのなんて超難易度高いです。
わたしも「これはいいや」と取捨選択しているものはあります。
でもね、あなたがきっと誤解されたくないことってあると思うんです。
絶対に伝えたいこと、諦めたくないこと。あると思うんです。
それがあなたにとって大切にしたい人や仕事に関連することなのであれば当然です。
もし、あなたが一人で思わぬフィードバック受けて悩んでいるのであれば、今日のnoteに書かれている方法でまず考えてみても大丈夫です!
まずは、なにが起きているのかを見に行ってあげましょう。
それでもさ、一人で向き合うのは正直しんどいときもあると思うのです。これ以上一人ではわかんないよ、孤独だよってなるときもあると思うのです。
実際、わたしも他者からのしんどいフィードバック受けたときは一人でいられないことがめちゃんこ多いですし、それは絶対に情けないことではなくって、あなたが向き合おうとしている証拠なんですよね。
そのまま見過ごしてもいいのに、苦しんででも向き合いたいともがいている証拠だと思っています。
だからこそ、一人にならずに。
お願い。
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