90. 遥か
よそ事のような喧騒の中
君の声を聞きながら
眺めていた
遠く遠く
触れることのない結晶を
いろいろな感情を
ひとつひとつ
丁寧に乗り越えてきた
心細い指先を
すっくと伸ばし
置き去りにしたクオリアの裾を
弄びながら
どうしようもなく心が騒ぎ
帰る場所すらないときも
柔らかに響くうたはある
愛しさに理由はいらない
薄桃色に浮かぶ
騒がしい夢の頂にて
一人かき氷の白に酔う
"北海道の熊おやじ"さんのお書きになったサイトより。
絵とのコラボについていただいた感想です。
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今年最後の投稿です。
温かく見守ってくださった皆様ありがとうございます。
穏やかな年末年始をお過ごし下さい。
来年もよろしくお願いいたします。
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