最近の記事

忘れがちな自由

今日も会社に行けた。朝の動悸も今日はなかった。 それでも、会社について2時間くらい経つと疲れを感じて、外のベンチで30分くらい1人でぼーっとした。同じビルの他の会社の人たちが、何人かで談笑したり、イヤホンをつけて一人でお弁当を食べたりしていた。自分以外の一人でいる人を見て、そうだよね、そうだよねなどと思った。 お昼は、昨日朝一で相談に乗ってくれた同僚と食べた。せっかくだからと、お弁当を持って川の見えるベンチに行った。今日はやたらと外にいるなと思いながら、とりとめのない話、キ

    • 心にギャルを飼う

      会社に行けた。 朝、会社行かなきゃと思って身体を起こしたけど、お弁当を作りながらやっぱり行かなくてもいいのではないか、と何度も思いを巡らせた。 普段在宅勤務の夫が今日は出社だったので、同じ時間に家を出た。駅のホームで電車を待ちながら、不安な気持ちを隠すように線路にある石のような物体を「豚の角煮みたい」と言ったりした。それでも、これから行くオフィスの風景が頭によぎると涙が出てきた。夫は心配そうな顔で私を見てくれていた。 直属のマネージャー含め3名に面談をしてもらい、同じよう

      • 大事なキュウソク

        仕事を2日連続で休んだ。 自分のキャパ以上の仕事を抱えすぎて、自爆した。 ズル休み2日目の今日は、私が世界一好きな場所である蔦屋書店に行って、ありとあらゆるジャンルの本を時間を気にせず手に取り続けた。 私の場合、メンタルが落ちたときは書店に行くに限る。 お昼は書店の近くのスパイスカレー屋さんに行った。元気が足りないときはスパイスカレーに限るというのが最近の発見。もう少しスパイスが効いていてもいいんだけどな、と辛さに強くなった自分を自覚した。 話を本屋に戻すと、今回もやっ

        • 自分を知ること

          人は意外と自分のことを知らないものである。特に私はその傾向が強い。趣味や特技を聞かれることが大嫌い、わからないから。好きなものや得意なことを明確に答えられる人に憧れる。 こんなんじゃダメなんだろうな、とうっすら感じていたものの特に行動に移さずにいた。けれど、仕事柄進路に悩む高校生と関わる機会が多いこと(こんな大人がキャリアについてアドバイスらしきものをしていることが笑える)、まさに今読んでいる『LIFE SHIFT』の影響で、さすがにどっしりと腰を据えて自分と向き合わなくては

          防波堤をつくろう

          最近気持ちの浮き沈みが少なくなってきた気がする。当人比、だけど。 理由を考えたときに浮かんだのが、3ヶ月ほど前から始めたランニングだった。 結婚式に向けた体作りのために始めたけれど、なんと式が終わった今でも続いている。 シンプルに体型をキープできるから、というのもあるけれど、私はそれだけで物事を続けられるような芯の強い人間ではない。 朝、サボりたい気持ちを必死に抑えて(本当に、必死に)ランニングを終えた時に感じる何とも言えない心地よさ。 「私、やればできるじゃん」と

          防波堤をつくろう

          今日の日記

          なんだかとっても楽しい1日だった。 b-monsterで死にそうになり、初めてSHAKE SHACKを食べ、文喫で2冊本を読み、LOVOTというとてつもなく可愛いロボットに会いに行った。 自分次第で、1日は退屈にもなり、充実したものにもなる。 今日は完全に後者だった。 これからも興味を持ったことにはどんどん挑戦して、自分の感情を揺さぶり続けたい。

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          踏み出した日

          宣言通り、今日内定承諾の連絡と、退職の意思を伝えた。 そのせいか、友人と会っている時の自分が以前よりも明るい気がした。 やはり足を踏み出せずに悶々としているときが一番苦しい。 決断してよかった。 迷って何もしない時間が一番もったいないね。

          踏み出した日

          ただの日記

          久々の投稿になった。 転職活動が一段落して、日々の暇を持て余しながら(休職中だけど、、)本を読んだり、運動したりして過ごした。 その間、第一志望としていた内定先に決めてしまっていいのか、常に悶々と考えていた。 ここに決めてしまったら将来のキャリアが限定的なものになってしまうのではないか、とか、自分が役に立てるのか、とか。 内定をいただいたのが年末あたりだったから、2週間以上悶々としていたことになる。(転職って人生でかなり大事な意思決定だから、妥当といえば妥当か、、) で

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          あたたかい人

          今日もある企業の面接に行った。 そこで面接を担当してくれた女性が、とても素敵だった。 ふつう採用面接では、面接官と候補者が向かい合い、そこには堅苦しい雰囲気が流れる。 しかし今日の面接官は、言葉を選ばずに言うならば "親戚のおばちゃん" のようににこやかな笑顔で私の話を聞いてくれた。 そのおかげで緊張が溶けて、この人ならばどんな話でも受けて止めてくれるのでは、と思うことができた。 私もいつか採用する側、あるいはそのような役割を担うようになったら、 今日の女性のようなあたたか

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          自分の棚卸し

          生き方に正解/不正解など無い。 今回の転職活動を通してわかったことだ。 私は人の成長とか、変化に興味がある。 だから仕事も、不特定多数に届けるものより、 目の前の人に働きかけるものに魅力を感じる。 仕事を選ぶ上での優先順位としては、 1. 仕事内容/やりがいを感じられそうか 2. 働き方/福利厚生 主にこんな感じだ。 全国転勤は無理とか、勤務地とかもあるけれど、今回は割愛。 私と同じく転職活動中の友人は、 市場価値が上がるかどうか、つまり今後需要のあるスキルを身につけた

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          軸ってやつ

          今日は現状第一志望の企業の2次面接だった。 その企業がやっていることの意味、目指す姿、解決したいこと。 話を聞いて、共感しすぎて泣きそうになった。 企業の理念に心から共感できることなんて、あるんだ。 正直驚いたし、とても嬉しかった。 やはり、"合う"会社の面接はスムーズに進む。 面接官との会話にも違和感を感じないし、まるで元々共通の言語を持っているかのような錯覚を覚えることもある。 無理せず、嘘をつかず、話せる。 そんな会社が"合う"会社なんだろうな。 ---------

          軸ってやつ

          東京のお父さん

          先日、休職中の会社の上司に会った。 ひと月前、適応障害と診断されたと打ち明けたところ、 今すぐ休めと言ってくれた人だ。 ひと月ぶりの再会。初めはどんな顔で会えばいいかわからなかったけれど、一緒にお酒を飲みながらとても楽しい時間を過ごした。 私は本当に、上司のことが大好きだ。 新卒で社した会社の初めての上司が、その人だった。 そのままずっと、といってもたったの一年間だけれど、ずっと直属の上司だ。 優秀で、ユーモアがあって、部下思い。 休職する半年前くらいから、私は仕事にやりが

          東京のお父さん

          やりたいことについて②

          アンパンマンマーチが好きだ。 小さい頃はわけもわからずただ好きだったけれど、 少しずつ歌詞の意味がわかるようになってきて、より好きになった。 何のために生まれて 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのはいやだ 本当にそう。そうだよね。 今日は同じく休職中の同期と、お互いのやりたいことについて深掘りをした。その中で見えてきたものがあったから、またここで文章にして整理しようと思う。 以前同じテーマでブログを書いた時、 ・誰かの人生のきっかけになるような仕事 ・世の中

          やりたいことについて②

          私のパートナー

          今日は私のパートナーについて書いてみようと思う。 まず、パートナーとは私の場合彼氏のことである。 その彼とは付き合って2年、一緒に暮らし始めて1年ほど。 今も一緒に住む家で彼の帰りを待っているところだ。 私はこれまでの人生、人運だけは本当に恵まれたと思っている。 中学の時の部活の顧問、塾の先生、バイト先の同期、、。 休職してしまったけれど、職場の人たちもみんな優しくていい人だった。 そしてその人運の良さをを最大限に発揮して出会うことができたのが、 私のパートナーだ。

          私のパートナー

          粘り強く。

          昨日の夜、いきなりとんでもないほどの不安が襲ってきた。 もちろん毎日毎日書いている転職なのだけれど、少し前までnoteを書いていたのに、書き終えた直後、急に、だ。 本当にやりたいこと、行きたい会社は見つかるのか 結局また適当に妥協してしまうのではないか 行きたい会社が見つかったとして、自分なんかを仲間にいれてくれるのか どうして自分はいつまでたってもこんなに中途半端なのか・・・ 考え始めると止まらなかった。 心臓がキュッと締まって苦しかった。 私はいつからこんなに自分に

          粘り強く。

          自分の人生を生きる

          休職してから、自分の人生を生きはじめた感覚がある。 自分に正直に生きている感覚。 今の会社では、常に感情を殺していたような気がする。 いろいろ考えをめぐらせてしまうと、社会人として生きていけない気がしていた。 本当は会社なんか行きたくない。 できることなら一日中寝ていたい。 この仕事に何の意味があるのか。 自分の人生をこんな仕事に使っていいのか。 私はいったい何がしたいのか。 考え始めるとキリがなかった。 キリがなくて、もう現実社会に戻って来れなくなる気がしていた。 感

          自分の人生を生きる