防波堤をつくろう
最近気持ちの浮き沈みが少なくなってきた気がする。当人比、だけど。
理由を考えたときに浮かんだのが、3ヶ月ほど前から始めたランニングだった。
結婚式に向けた体作りのために始めたけれど、なんと式が終わった今でも続いている。
シンプルに体型をキープできるから、というのもあるけれど、私はそれだけで物事を続けられるような芯の強い人間ではない。
朝、サボりたい気持ちを必死に抑えて(本当に、必死に)ランニングを終えた時に感じる何とも言えない心地よさ。
「私、やればできるじゃん」という少し浮足立った感覚。
これが、たまらないんだよねえ。
そして、この感覚に包まれている私はわりと無敵なのである。
その後の仕事に身が入らなくても、片付けなければいけないことが山程溜まっていたとしても、「やればできるじゃん」が私を守ってくれる。
ランニングは、私を自己嫌悪の波から救ってくれる防波堤のようなものかな。
防波堤には定期的な修繕が欠かせない(たぶん)。
ちょっと気を抜いたら無かったことにしてしまいそうなこのランニング習慣を、私は必死に守り抜きたいと思う。