自分の人生を生きる
休職してから、自分の人生を生きはじめた感覚がある。
自分に正直に生きている感覚。
今の会社では、常に感情を殺していたような気がする。
いろいろ考えをめぐらせてしまうと、社会人として生きていけない気がしていた。
本当は会社なんか行きたくない。
できることなら一日中寝ていたい。
この仕事に何の意味があるのか。
自分の人生をこんな仕事に使っていいのか。
私はいったい何がしたいのか。
考え始めるとキリがなかった。
キリがなくて、もう現実社会に戻って来れなくなる気がしていた。
感情を殺すことの虚しさを感じながらも、そうするのが一番楽だったのかもしれない。思考を停止することは、やっぱり楽なのだ。
でもその代わりに、心は少しずつ死んでいく。
今は、自分の感情に向き合うことができている。
"社会人"からは逃げてしまったけれど、自分からは逃げていない、と思う。
休職という形で社会のレールからは少し外れてしまったけれど、
これからの人生にとっては必要な時間。
あとから振り返って、今が大切な期間になるといい。
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