大事なキュウソク
仕事を2日連続で休んだ。
自分のキャパ以上の仕事を抱えすぎて、自爆した。
ズル休み2日目の今日は、私が世界一好きな場所である蔦屋書店に行って、ありとあらゆるジャンルの本を時間を気にせず手に取り続けた。
私の場合、メンタルが落ちたときは書店に行くに限る。
お昼は書店の近くのスパイスカレー屋さんに行った。元気が足りないときはスパイスカレーに限るというのが最近の発見。もう少しスパイスが効いていてもいいんだけどな、と辛さに強くなった自分を自覚した。
話を本屋に戻すと、今回もやっぱりたくさんの本たちに元気をもらった。
若松英輔さんの本を読んで、自分自身に恥じない生き方をしたいよな、と思い直すことができたのが大きいだろうか。正直、このまま会社を辞めてしまおうかと本気で思っていたのだけど、まだメンタルが完全に落ちきったわけではないから、担当プロジェクトのキリがつくあと1ヶ月間は、這いつくばって頑張ろうと今は思っている。そうやって、自分を信頼できるようになりたい。
適職診断のような本もいくつか手に取った。やはり私は事務系の仕事が合う気がする。これまで、なんとなく営業や企画職の方がカッコイイという価値観を持っていて、事務系の仕事は向いていそうと思いつつ目を向けていなかった。でも、これまで試行錯誤しながら色々な職種を経験させてもらって、ようやく自分の特性について腹落ちすることができた気がする。話すことが苦手で、正解のない問いについて考えるのも得意ではないから、そりゃ営業も企画も、教員も向いていないわな。実際に経験してやっと気づけた。私は本当に不器用である。
エッセイも大好きで、古賀及子さんの『おくれ毛で風を切れ』を買った。何てことない日常なのに、愛おしくてクスッと笑える。日々を愉快に、面白がって生きていこうという古賀さんのスタンスを、とても尊敬する。私もそんなふうに日常を彩っていきたい。
キュウソク大事。
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