祖母

ばあちゃん。

幼稚園のころからよく泊まりに行っていて、そこから幼稚園に通ったりしていました。

あとから聞いた話ですが、姓の問題で養子にするはなしもあったとか。

新築して長女夫婦と同居になるとき

姓を引き継ぐというはなしで結婚したはずのばあちゃんの長女（おかんの姉）の旦那さんとそのはなしでざわざわしてて

ある日

夜道で転んで骨折して電話ボックスから家が遠いほうのうちに助けをよんだばあちゃん。

どうしてもその時はおじさんに譲れなかったみたいです。

おじさんのほうの姓は正直めずらしいわけでもないし、きいてあげればいいのに。とおもっていました。

けっきょく、なんだかんだ納得したのかどうなのかそのまま二つの姓が並んで同居していました。

そのころには冬のソナタのペ・ヨンジュンにはまっていていつもたのしそうでした。

たくさんのおともだちがいたばあちゃん。

天国でじいちゃんやご近所さんあつめて、井戸端会議をしていそうです。

ばあちゃん。今地球はウイルスでたいへんだよ。

でもばあちゃんは戦時中を知ってるから、きっとこんなんじゃへこたれないね。

「がんばれー！」

と聞こえてきそうです。