ゆうさん | 旅から社会を見つめなおす
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"理想の家族像"を探して。 23回のホームステイで教わったラテン流の「家族とパートナーシップ」【エクアドル🇪🇨コロンビア🇨🇴】| 23,24/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり
「家族とパートナーシップ」 それは私たち夫婦の旅の中でのひとつのテーマだった。 長時間労働や性別役割分業。 そういった問題を抱えた日本社会を生きる大人たちの姿を見て育った私たちは、家族を持つことが”制約”になるのではないかという漠然とした恐れがあった。 だから、世界中のいろいろな家庭や人の生き方に出会って、 理想のあり方を自分たちで考えたいと思い旅を始めた。 そんな私たちの思いにまさに応えてくれたのが、中南米だった。 “ラテンカルチャー”の国は、家族の愛情がとても強
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移住者はパラグアイにどう貢献したのか〜地球の裏側の「日本」で学んだこと【パラグアイ🇵🇾】20/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり
世界一周を初めてちょうど半年ほど。 たどり着いたのは、地球の裏側にある「日本」だった。 19世紀末〜20世紀初頭にかけて始まった南米への日本人移住の歴史。 パラグアイも多くの日本人が移住した国の一つで、 今も日系の方が多く、日本人移住地が残っている。 今回滞在した首都のアスンシオンとイグアス移住地では、 日本人宿(民宿らぱちょとペンション園田)にお世話になり、 それはそれはもう、日本の田舎の夏休みというようなまったりゆっくりな時間を過ごさせていただいた。 3食日本食を食べ
お酒が飲めて、自由な服装。イスラム教戒律の"緩さ"の裏にあった、深い教え。【バーレーン🇧🇭】15/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり
W杯の賑わいに後ろ髪をひかれながらカタールを後にし、やってきたのはバーレーン。 バーレーンはカタールよりもさらに小さい、奄美大島ほどのサイズの、ペルシャ湾に浮かぶ島。 サウジアラビアとの間には全長25mのKing Fahd Causewayという橋がかけられており、私たちも一度カタールからサウジアラビアのダンマームへ降り立った後、この橋をヒッチハイクで渡りバーレーンへ入国した。 さて、非常に敬虔なムスリム国家として知られるサウジアラビアと繋がるこの島国は、実は湾岸のイスラ
女性は〇〇を食べてはいけない〜アフリカ最古の王国の男尊女卑文化について【エスワティニ🇸🇿】13/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり
約2ヶ月に渡るアフリカ縦断もラスト1カ国。 最後の国はエスワティニ。 旧名はスワジランドだったが、2018年独立50周年記念式典に国王が突然国名の変更を発表し即日で国名がエスワティニとなった。国民は本意でない人もいるのか、会話していると自分の国を未だに「スワジランド」と呼んでいる人も多かった。 アフリカ最古の王国の一つと言われ、今でも国王の権力は非常に強く、すべての店に国王の写真が貼ってあった。正確に言うと写真の通り3セットの写真がどこにでもあって、一番上が国王ムスワティ