"死ぬまでに行きたい"世界の絶景の宝庫で。【ボリビア🇧🇴】19/54ヶ国目 | 世界一周ふりかえり
世界一周の旅は、絶景の連続だ。
地球にはこんなにも美しいところがあるのかと、
心奪われる絶景に、何度でも巡り合うことができる。
ボリビアという国は、実に独特な自然環境を有する場所だ。
西側はアンデス山脈の高原地帯、東側は熱帯の平地からサバンナまで、様々な顔を持つ。
期待を超えて楽しませてくれたボリビアの絶景の数々と、
共に過ごした仲間の話を、振り返る。
◇死ぬまでに行きたい世界の絶景No1
ボリビア・ウユニ塩湖。
そこは、「死ぬまでに行きたい世界の絶景」として多くの人が夢見る場所だ。
富士山の高さに、岐阜県ほどの面積の塩の湖が広がるウユニ。
一帯の高低差がわずか50cm程度と言われ、世界で最も平らな場所。
その広大な平地に雨水が均一に溜まり、
鏡張りの景色が360度全面に広がる。
当然毎日天気が良いというわけではなく、
厚い雲で夕陽が見れない日もあれば、雨で星空が見えない日もある。
雨が降らなければ塩湖に水が溜まらないから、綺麗な鏡張りが見えないこともある。
滞在期間に満足な絶景を目にできるかは完全に運次第ではあるが、
そういう時は、どんな条件になろうとも、
私たち人間は抗えない自然の恵みを楽しませていただいているのだ、
と思うことにしている。
私たちが行った時には雨季でありながら雨が少なく、
完璧な鏡張りではなかったものの、
キラキラに輝く塩湖、天空のプラネタリウム、そして地平線からゆっくりと上がってくる朝陽は、忘れることができないほど綺麗だった。
そもそもなぜ標高4000メートルに塩湖?と思うだろうが、
遥か昔はこの地は海底にあったというから驚きだ。
それが地殻変化によって隆起し、今の地形となった。
信じられないような地球の変化の歴史を目の当たりにすることができることも、旅の醍醐味である。
◇誰と、その時間を楽しむのか。人との出会いが旅の記憶を豊かにする。
チリのアタカマ砂漠〜ボリビアのウユニ塩湖までは、
通称アタカマ抜けツアーと言われる2泊3日のツアーで車で移動することができ、
その道中は次から次へと初めてみる景色が出迎えてくれる。
標高がとにかく高いことと、乾燥していることから、
喉も痛くなるし、酸素が薄くて高山病にもなることもあり、
夫は標高が高くなると消化器が弱ってお腹が痛くなることがあり、
この3日間もそれなりにキツそうであった。
しかしそんな3日間でも楽しく過ごせたのは、
ツアーが一緒だった4人のブラジル人のおかげだった。
彼らは英語をほとんど話さず、
電波もないためGoogle翻訳もままならなかったので、
お互いの拙いスペイン語と拙い英語とジェスチャーでなんとか会話をした。
彼らは私たちを取り残さずいつも巻き込んでくれて、
歌ったりブラジリアン柔術の真似をしたりいろんな言語で乾杯したり、
言葉が通じないのに随分と多くの思い出を共有した。
絶景を楽しんだ記憶を呼び起こすと、
いつも、共に過ごした人の顔が浮かぶ。
地球には素晴らしい自然があること。
それを一緒に楽しめる人がいること。
出身や、年齢や、言葉が違っても、
自然を美しいと思う気持ちは一緒であること。
ボリビアでの時間は、その楽しさを教わった日々だったように思う。
▼アタカマ抜けツアーの様子・ブラジル人の陽気さが知りたい方は、ぜひ動画で。
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