オレの一座【戯曲/コント】
この作品にはとある思い出がある。大学一回生、「衝動―喜劇的ドラマに添えて―」を早々に書き上げた僕は、同期が一本目を書き上げるのに苦労している中、恩師に「もう一本書いてみたら?」と進められ、「君がどんな人か教えてくれ」とそんな会話をしながら、自分に影響を与えた作家の話をすることになった。「星新一さんが大好きです」その言葉で、恩師から「星新一で好きな作品からイメージを拾っておいで」「それで一本書いてみて」そう言われてワクワクしながら書き上げた。星新一さんの「おれの一座」というSS