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#大衆音楽

【ポップス】🎻「ペルシャの市場にて」は、当時、ラジオ局の音楽ディレクターをしていたケテルビーが、生放送の「穴埋め」のために急遽書いた曲。日本でいえば、すぎやまこういちの「ヒットパレードの主題歌」みたいなものか?

【ポップス】🎻「ペルシャの市場にて」は、当時、ラジオ局の音楽ディレクターをしていたケテルビーが、生放送の「穴埋め」のために急遽書いた曲。日本でいえば、すぎやまこういちの「ヒットパレードの主題歌」みたいなものか?

プロデューサー「大変や、大変や!ケテルビーくん、大変や!」

ケテルビー「また、あんたかいな。あんたが来る時は厄介事が舞い込む時」

プロデューサー「ようわかってまんがな。あのな、今日夕方5時からの10分のインタビュー番組。大学教授の先生、下痢で来られへんいうて連絡がきよりましたんや」

ケテルビー「夕方5時って・・・あと5時間しかあらへんがな。他の教授はおらへんのかいな」

プロデューサー「それ

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【ポップス】🎸「はっぴいえんど未発表曲」発掘で話題の細野晴臣。ミュージシャンのみならず、お笑い芸人や作家に与えた影響やいかに。。。

【ポップス】🎸「はっぴいえんど未発表曲」発掘で話題の細野晴臣。ミュージシャンのみならず、お笑い芸人や作家に与えた影響やいかに。。。

2月16日深夜放送の『Daisy Holiday!』(interfm)で、はっぴいえんどの未発表音源2曲が発見されたことを受け、メンバーの鈴木茂と別の新曲4曲を制作して来年アルバムとしてリリースしたいと語った細野晴臣。すぐさまファンは反応し、X上で「#細野晴臣」がトレンド入りを果たした。

はっぴいえんど、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)など、数々の伝説的なバンドやユニットで活動してきた

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【ポップス研究⑦−2】🎙️近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」を、オリジナル曲と比べてみた。(B面編)

【ポップス研究⑦−2】🎙️近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」を、オリジナル曲と比べてみた。(B面編)

では、「B面編」をはじめます。(まだの方は先に「A面編」をごらんください)

・・・

◉ハルヲフォン版「でさのよツイスト」

◉スリー・ファンキーズ「でさのよツイスト」(1960年)日本の男性アイドルグループの元祖と位置付けられる存在で、1962年にデビューした「ジャニーズ」と共に、このジャンルの確立に多大な影響を与えた。

デビューシングル「でさのよツイスト」がヒット、人気者となる。

高橋元

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【ポップス研究⑦−1】🎙️近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」を、オリジナル曲と比べてみた。(A面編)

【ポップス研究⑦−1】🎙️近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」を、オリジナル曲と比べてみた。(A面編)

◆◇◆

◉ハルヲフォン版「ついておいで」

◉シャープ・ホークス(安岡力也が在籍していたGSグループ)「ついておいで」作詞:尾中美千絵、作曲:鈴木邦彦

安岡力也をはじめとするシャープ・ホークスのメンバーは楽器の演奏が出来なかったので、演奏は井上宗孝とシャープ・ファーブが行っております。

とにかく力也さんが、楽屋でマネージャーやボウヤをボコボコにしばきまわしていて怖かったと、近田春夫さんが語っ

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【紅白歌合戦】弘田三枝子「人形の家」作詞:なかにし礼、作曲・編曲:川口真

NHKの紅白歌合戦を見ています。
いいですね〜。
むかしの歌手は歌が上手い。
詞も、曲も、工夫があって一緒に歌ってしまいます。
・・・

で、ミコちゃんが登場したのですが。。。

この曲あたりから、「顔」「太り具合」が昔とまったく違うものになってしまったのですよ。

デビュー当時は、ムチムチで健康的な肉体でした。
「子供ぢゃないのよ」
なんかを歌っていたころは、元気で好きだったんですけどねえ。

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【今こそ昭和歌謡】🎙️「昭和ポップス」がTikTokでバズりまくり。若者に刺さるリバイバルヒットの裏側。

【今こそ昭和歌謡】🎙️「昭和ポップス」がTikTokでバズりまくり。若者に刺さるリバイバルヒットの裏側。

ラッツ&スター『め組のひと』、荻野目洋子『ダンシングヒーロー』、小泉今日子『学園天国』……2025年の令和の時代にあって今や昭和のポップスがTikTokで大バズり。「昔の歌」だと一瞬でスワイプされてしまうのかと思いきや、Z世代の心をがっちり掴み、“新しいエモ”を生み出しているといいます。

ちなみに、現在の「昭和ブーム」は音楽だけに限ったことではありません。2025年には『ベルサイユのばら』『グレ

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【うれしい】🎙️「チェッカーズ伝説」再び、7年間7つのコンサート映像が、Prime Video。「シネフィルWOWOW プラス」で一挙配信

【うれしい】🎙️「チェッカーズ伝説」再び、7年間7つのコンサート映像が、Prime Video。「シネフィルWOWOW プラス」で一挙配信

伝説のバンド「チェッカーズ」の往年のコンサート映像がAmazon Prime Video「シネフィルWOWOWプラス」で一挙配信されることが発表された。

 1985年から1992年にかけて行われた7つのライブ映像が対象で、ファンにとっては見逃せないラインナップとなっている。

チェッカーズは1983年に「ギザギザハートの子守唄」でデビューし、翌年にリリースした「涙のリクエスト」が大ヒット。その後

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【こぶしの入ったGS】Harumi Miyako (都はるみ) - Tokyo Friend (フレンド東京)

バックの演奏や女性コーラスと、
都はるみの「こぶし」が
完全に「ちぐはぐ」なのに
スタッフは気づかなかったのでしょうか。

でも、「グルーサウンズ」ブームのときは、
猫も杓子もバンドスタイルのビート歌謡を歌っていたのです。

何度も聴くと、これはこれで、「味わい深い」ものがあります。

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作詞:石本美由起,作曲:市川昭介

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【グルーサウンズ】🎙️「ちょっと無理のあるGSサウンズ」特選3曲をお届けします。

【グルーサウンズ】🎙️「ちょっと無理のあるGSサウンズ」特選3曲をお届けします。

◉橋幸夫「想い出のカテリーナ」作詞:橋本淳、作・編曲:すぎやまこういち

「思い出のカテリーナ」は、1967年12月5日に日本ビクター(現:JVCケンウッド)の音楽レコード事業部のビクターレコード(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)より発売された橋幸夫の94枚目のシングルである(SV-636)。

・橋の師匠である吉田正は「(一連のリズム歌謡は)橋君の人気や季節感も相まって相当にヒ

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【50代女性が選ぶ】歴史に残ると思う「日本のボーカリスト」ランキングTOP29! 第1位は「沢田研二」!

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第2位:米津玄師

第2位は、218票を集めた米津玄師さんです。米津さんは、2009年から「ハチ」名義で動画投稿によって楽曲を公開。VOCALOIDシーンで絶大な人気を誇り、2012年5月には本名の「米津玄師」としてアルバム「diorama」をリリースします。

これまで数多くの大ヒット曲を生み出し、2024年にはNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」などをリリース。「第

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【おすすめポップス】🎷気分が落ち込んだときに聴いて欲しい「お気軽な3曲」を厳選。

【おすすめポップス】🎷気分が落ち込んだときに聴いて欲しい「お気軽な3曲」を厳選。

物価高に、インフルエンザの流行、斎藤元彦や立花孝志は逮捕されない…嫌なことばっかりな日本ですね。

こんな鬱な気分のときは、ハッピーになれる「お気楽ソング」を聴いて、わざとアホになってみましょう。

少しは、生きよう!という気分になるかもしれませんよ。

・・・

◉守屋浩「有難や節」ドラマ「ハングマン」でもかかっていましたね。
『有難や節』(ありがたやぶし)は、守屋浩の歌謡曲。1960年11月5

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【日本のロック】🎸シーナ&ロケッツはロックンロール界の至宝!アルファ時代のアルバムが最新リマスターで。

【日本のロック】🎸シーナ&ロケッツはロックンロール界の至宝!アルファ時代のアルバムが最新リマスターで。

博多ロックシーンの源流である、サンハウスのギタリストとして鮎川誠がデビューを飾ったのは1975年。

その後、公私に渡る最高のパートナー、シーナと共に上京。

1979年に鮎川誠&シーナロケットとしてエルボンレコードより『#1』で再デビューを果たす。
このアルバムは、レーベル側の諸事情により数千枚が市場に出回った後に流通がストップしてしまい、長きにわたりリイシューされなかった経緯もあって、“幻のフ

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【ポップス研究⑥】💃「踊子ソング」には名曲が多い。

【ポップス研究⑥】💃「踊子ソング」には名曲が多い。

先日、三浦洸一さんの訃報の折に、三浦さんの「踊子」をアップしたところ、意外と評判が良かった。
ということで、今回は、「踊子」がテーマになった「大衆音楽=ポップス」をご紹介します。

・・・

◉村下孝蔵「踊り子」作詞 : 村下孝蔵 : 作曲 : 村下孝蔵 : 歌 : 村下孝蔵 ♪

詞もいいですし、曲もいいですね。
村下孝蔵さんというと、アコースティックギターのイメージが強いのですが、学生時代は、

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【ポップス】🎹坂本龍一は、どんな音楽を愛したのか。書籍『坂本龍一のプレイリスト』発売!

【ポップス】🎹坂本龍一は、どんな音楽を愛したのか。書籍『坂本龍一のプレイリスト』発売!

こんな紙の本が発売されます。

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坂本龍一は、どんな音楽を愛したのか。コンピレーションアルバム、ラジオ、著作などで自身がセレクトした楽曲からひもとく。書籍『坂本龍一のプレイリスト』がイースト・プレスから2月20日発売。

本書では、コンピレーションアルバム、ラジオ番組、書籍などで坂本龍一自身がセレクトした楽曲を、『坂本龍一 音楽の歴史』の著者、吉村栄一がレビュー。

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■『坂本龍一

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