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【ポップス研究⑥】💃「踊子ソング」には名曲が多い。
先日、三浦洸一さんの訃報の折に、三浦さんの「踊子」をアップしたところ、意外と評判が良かった。
ということで、今回は、「踊子」がテーマになった「大衆音楽=ポップス」をご紹介します。
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◉村下孝蔵「踊り子」
作詞 : 村下孝蔵 : 作曲 : 村下孝蔵 : 歌 : 村下孝蔵 ♪
詞もいいですし、曲もいいですね。
村下孝蔵さんというと、アコースティックギターのイメージが強いのですが、学生時代は、ベンチャーズの大ファンで、1日中、エレキギターをテケテケしていたそうです。
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◉フォーリーブス「踊り子」
作詞:阿久悠/作曲:井上忠夫/編曲:いしだかつのり
確か、結成10周年記念に、阿久悠と井上忠夫が書き下ろした曲だったような気が・・・。
とにかく名曲です。
井上忠夫も気に入って、自分で歌っています。
◉井上忠夫「踊り子」
1976年発売。デビューアルバム「水中花 井上忠夫ファースト」収録曲。
作詞:阿久悠/作曲・編曲:井上忠夫。
この曲の白眉は、「♬ シャ〜ら〜らラララ、シャランラ〜 ♬」というコーラス部分ですが、これは1960年代のオールディーズソングへのオマージュだということは有名な話。
たとえば、ベン・E・キングの在籍していた「ドリフターズ」の「I Count The Tears」からの引用でもありますし・・・
(作詞・作曲は、1960年代のアメリカンポップスを牽引したソングライターチーム「ポマス&シューマン」です)
あと、ビートルズ以降のバンドブームのときにヒットしたこの曲にも、同じようなコーラスフレーズが登場いたします。
◉グラスルーツ「今日を生きよう」(The Grass Roots/今日を生きよう Let's Live for Today ) (1967年)
日本ではGSブームでしたので、萩原健一が在籍していた「テンプターズ」がカバーしていましたね。
◉ザ・テンプターズ「今日を生きよう」
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ちょっと「踊り子」から脱線してしまって、すみません。m(__)m
外国に目を向けましょう。
「ダンス」というくくりで調べると、こんな曲が。
◉アバ「ダンシング・クイーン」
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◉ノーランズ「ダンシング・シスター」
現在、60歳代、50歳代の人はよく耳にいたのでは?
「夜のヒットスタジオ」にもよく出演していましたね。
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最後は、踊り子つながりで、「踊る人形」の曲で幕を閉じたいと思います。
◉石川ひとみ「くるみ割り人形」
作詞:三浦徳子、作曲:馬飼野康二、編曲:大村雅朗
名曲だなあと思ったら、編曲が大村さんですか。素晴らしいアレンジですね。
この曲のあとに大ヒット曲「まちぶせ」で歌謡史に名前を残すわけであります。
では、また。
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<おまけ>
◉能瀬慶子「アテンション・プリーズ」
なんと、この曲、作曲が「浜田省吾」ハマショーなんですね。知らなんだ!
作詞:喜多条忠 、作曲:浜田省吾 、編曲:船山基紀
う〜ん・・・もう少し、歌がうまかったらなあ・・・
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