漢字習得にみる三位一体とフラクタル構造。
冬の季節が本格的になってきたパリからボンジューR!
とってもお久しぶりです!気付くと2024年も残り僅か・・時間軸が年々早くなり、今年は特に昨年の半分くらいの感じでしたね(ってまだ終わっていませんが..)
今日は三位一体(さんみいったい)について分かりやすく解説したいと思います。
三位一体をウィキペディアで調べてみると、キリスト教において父・子・(聖)霊の三つが一体とする教え、とあります。元々この三つは一つから成るものであるということですね。ビジネスでの意味は三つのものがひとつになることだそうです。
この3つが合わさって一つになる・もともとは一つだったものが分かれたという、この3という数字が非常に重要で、その話になると数秘術や神秘学、物理学にまで及んでしまい、説明がとても長くなるので今回は割愛しますが、錬金術でもこの三位一体は非常に核となる部分でありまして、この宇宙創造の鍵となるものです。
さて、我が子は日本でいうところの小学3-4年生(年度の区切りが日本と違うため、少しずつズレが出てしまうフランスの学校制度)になり、子供たちが通っている学校は毎日日本語の授業があるので当然ながら毎週大体10個ずつの漢字を覚えなければならないというのが日課になってきました。日本の小学生に比べたらかなり優しいものですが、フランス語の宿題も先生によっては容赦がないのでこの数年が頑張り処なのかも知れません。
漢字を覚える際、うちの子は形と読み方だけをコピーしていました。コピー&ペースト(貼り付け)方式を繰り返し、テストでは毎回100点でしたが、その方法が有効だったのは昨年まででした。
今年になって学年的なことなのか日本語の勉強レベルが急に上がり、日本語を読み解く力や推測する力はもちろんのこと、話を要約(レジュメ)することなどが求めれられるように。漢字を読めないのはまだいいとしても、漢字の意味が分からないとなると要である内容が全く理解できません。コピー&ペースト専門だった我が子はすぐさまこの大きい壁が立ちはだかることとなりました。
漢字が出てきた頃から、漢字は
①読み方
②意味
③例文(使い方)
を3つセットにして覚えると早いし、何より応用ができるよ!どれかが欠けると全く使えないのだよ!と口を酸っぱくして言ってきましたが、それを無視して漢字の形のコピーと一辺倒の読み方=ペーストを繰り返してきた我が子もついにその限界まで来てしまったことに気付いたようです。
しかし、実はこれはわたし達の日常生活、強いては人生にも大いに当てはまることなのです。
①何かを感じる・または捉えるという五感(体感)や感情=右脳があっても、②それがどういうメカニズムでなぜ起こっているのかという分析とその言語化=左脳と
③それを客観的に捉えられる視点=次元がないと
何が起こっているのかということが全く捉えられず理解ができないわけです。
この現象は日常茶飯事的にほとんどの人に起こっていると思います。とはいえ、全ての事象を毎回意味づけしたり理解したりする必要などないと思われる方もいらっしゃるでしょうし、必要ないと思えばそれまでなのですが、この3つをセットにして使えるようになることで人生の質がグンと上がり、視野も世界も全てが拡大するのです!
例えば、軽い頭痛がするなと思っても気のせいだと思って放っておくと、ある日突然重篤な状態で人生の危機を迎えることになってしまったり、毎日奥さんが旦那様の健康を思ってお料理や環境を整えてくれていたのに、それに全く気付けずある日突然寝耳に水のような離婚になってしまったり、、。エネルギー的には本来受け取れるべきギフトを受け取れていないという残念なことになっているのです。
わたしのようにカウンセリングのお仕事をしていると、右脳が強く左脳があまり作動していない方=五感や第六感は感じ取りやすいヒーラーさんやセラピストさんが何かを感じるがそれを言語化できなかったり、その事象について起こっている意味が分からないのでクライアントさんに説明ができない・同じようなクライアントさんがいても応用ができないというような問題が起きてくるわけです。まさに漢字習得と同じですね!
別の例でいえば、マンションのどこかの階で水漏れが起こり、直感または適当に目星をつけて水源はここかな~とりあえず止まるかもと応急処置をしたら止まったのでよかったね、でも実際はどこが原因か分からないし、どうしてそうなったのかも説明できない。だから次に同じことが起きた場合は対処ができない、といった感じでしょうか。
スピリチュアル業界では、左脳は不必要だと言われることが常で実際にそう思っている人もとても多いのですが、もし本当に不要であれば存在していません。左脳も必要なのです!
また、右脳と左脳の中庸(中心)にいる時にだけ、次元の調整が可能になるので、その人が今どの次元から発言しているのかということが分かり、答えもどの次元から答えてあげればその人が腑に落ちるのかというのが分かるわけです。ここもバランスが取れていないと次元の違う答えになってしまい、その人が理解できない、感覚はあるが上手く説明できなかったりと、結果よく分からなかったになってしまいます。
ちなみにインスタにも書きましたが、次元という表現は他にもズームアウト・抽象度を上げる・客観的に見るという言葉と同義です。このような表現の違いも三位一体になった状態でないと、本質を見出すことができないのでそれぞれが違う定義だと認識してしまうので、話全体の内容を誤って理解してしまうこともあります。
またまた長くなりましたが、漢字習得も日常に起こることもこの世はフラクタル構造になっているので同じ事象であって、これらは三位一体となることで全てがクリアになり、自分も人生も世界も全てがアップデートされていきます。
重要なのはこの三つのバランスです。
皆さんも日々ここをバランスよく強化&意識するようにしてみてくださいね。
インスタにもまた遊びにきてくださ~い。
それでは今日も素敵な一日を!Bonne journée !