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50の記事とレビューで気づいたnoteの真の価値

今日で50回目の記事。毎日1回だけ更新すると決めて何となくはじめたnote。スタートしたのは非常事態宣言が出る前の4/12でした。

始めた頃はコロナに対する危機感が急速に高まっている時期でした。世の中が不安定で、先行きの不確実さを痛感していた時期。一つでも確実な何かを日々積み上げていきたい。「世の中は不確実。確実で信じられるのは自分」そんな思いから私のnoteはスタートしました。

日々、自分なりの「学び」を積み上げていきたい。そうすることで自分を見失わず、前を見て進んでいけるのではないかと思って、毎日コツコツ続けています。

そして、書きはじめて今日で50日目。はじめは手探りでしたが、自分の中の「noteとの向き合い方」が少し分かってきて、今は習慣として続いています。

とは言え「50」という数字はどこかキリが悪いです。100でもなく、ちょうど2ヶ月目でもない。なので、実は50にそこまで大きな意味を感じていません。

ただ、この50回目の記事を書く時点で総レビュー数が10,000を超えていました。これには正直気持ちの高まりがあります。10,000レビューがたまたま50回目だったという感じです。

自分の文章を読んでくれた方が1万人(正確には1万回)いるというのは、あまり想像できませんが、素直に嬉しいです。お読み頂いている皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

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そこで、良い機会なので、改めて自分にとってのnoteとは何か、そして私なりに見つけたnoteの価値をまとめてみます。

noteとはそもそも何なのか?

このnoteというサービスはそもそも何者なのでしょうか。

「誰もが創作をはじめ、続けられるようにする」

これがnoteのミッションステートメントだそうです。とても素敵ですね。シンプルですが、過不足が無い言葉です。そぎ落として、そぎ落として、最後に残った凝縮された言葉という感じがします。そしてnoteというサービスは正にこれを具現化していると思います。


運営されているピースオブケイクの皆様には感謝しかありません。素晴らしいサービスをありがとうございます。私も正に「創作をはじめ、続けている」一人だと思います。

そして、次に別の疑問が浮かびます。「創作が続いた先に何があるのか?」。これは創作活動をする一人ひとりが異なる目標を持って何かを発見してくのだと思います。正解はありません。そして、一度見つけた正解は、さらに続けることで、また新しい意味を発見するのだと思います。

私もまだたった50日間ですのではっきりと何かを掴んだ感じはありません。でも、「たかが50日、されど50日」です。この間、自分の中で分かってきた価値があります。

続けて分かる価値

続ける中で発見したことを整理してみます。

1.自分の知らない自分を知る(問いを大切にする)

私の記事は「問い」→「構造理解」→「納得」という構成で成り立っています。分かりやすく言うと「なぜ~なの?」→「それってこんなメカニズムだったりして」→「なるほどそういうことか!」という流れです。完全に自問自答です。

この流れなので、「問い」を拾うところからスタートします。これは自分と対峙するということです。頭に浮かぶ「なぜ?」「どうして?」という疑問を大人のふりしてわかったふりしない。「自分に素直でいる」という感覚は2か月前にはなかったと思います。

自分の中の好奇心や、純粋な部分を軽視せずに、そこに目を向けて、丁寧に答える。自分の中から湧き上がる「問い」を大切することは、自分を大切にするということなのかなと思います。

2.構造化に向けて情報が集まる(インプットを増やす)

自分が立てた「問い」に応えるためには、どうしてそうなっているのかという「構造理解」が必要です。手持ちの知識や過去の経験だけでは不十分です。書籍を読んだり、人に聞いたりしながら、パズルのピースを集めます。情報を組み合わせて「構造化」します。

自分が納得するためには、一方向の情報だけではダメです。複数の視点で情報を組み合わせることで納得に近づきます。そのプロセスでインプットが増えます。純粋に知識が増えるのは楽しいですね。知的探求心を解き放つ感覚は心地よいです。

そして、その情報を調べている震源地は「自分が立てた問い」なので、調べた情報はスポンジのように吸収できます。これは仕事で調べものをするのとは次元が違います。知れば知るほど知りたくなる。そんな感覚です。

3.情報をつなげて前に進む(アウトプットする)

集めた情報をつなげます。「問い」の答えを自分なりに整理し、原理原則や法則化する感覚です。「要するにコレが肝なんだな」という感じで自分の中の一旦の結論を出します。それが正解かどうかは分かりませんが、自分が納得することが大切です。

私はこの「納得」の数だけ自分が成長しているのではないかと思っています。

そして、情報がアメーバ―のようにつながると、「問い」が「問い」を生むこともあります。1つのパズルの絵を組み上げていると、別のパズルの絵とつながる感覚です。理解が広がり、深耕していく感覚が楽しいです。

扱うテーマは「人はどうして〇〇なのか?」という人間の謎的なアプローチが多いので、人の持つ不思議を少しずつ解明していく感覚は純粋に楽しいです。

noteの真の価値

アドラー心理学の中に「共同体感覚」という言葉が登場します。この概念はアドラー心理学の究極の目標と位置づけられています。私達は一人では生きられません。共同体(コミュニティ)の一員として生きています。自分の居場所を求めるだけでなく、何か人の役にも立とうという感情が誰にもあります。アドラーは「自らの能力を活かして他人の役に立ったときに、人は幸せを感じる」と説きます。それを「共同体感覚」という言葉で説明しています。

幸せの構成要素を分解すると4つに分類できます。

・自己受容:そのままの自分を受け入れている
・他者信頼:相手を協力しあえる対象と思える
・所属感:自分の居場所を感じている
・貢献感:人の役に立てると思える

コミュニティの中で、これらの感覚が持てている状態のことを「共同体感覚」といいます。noteは正にこれを具現化する場所なのではないかと思います。

自分の中から生み出した創造物で誰かの役に立つ、それは届けた人だけでなく、結果的には生み出した人の幸せにもなっている。そんな善循環がnoteというサービスの根底には流れているのではないかと思います。

まとめ

毎日、自分の中の「問い」という絡まった糸に向き合い、構造化してその絡まった糸を解く。そんな日々ですが、今のところ楽しく続いています。

その解いた糸は誰かの編み物の糸として使われるのかも知れません。少しでも誰かの生活の役に立っていると嬉しいです。

そして、私も皆さんのnote の記事で毎日刺激をもらっています。この刺激しあう環境は本当に貴重です。大切にしていきたいと思います。


これからも、真摯に、自分の問いを大切に、続けて行こうと思います。

みなさんの人生のどこかで役立てられたら嬉しいです。今後とも、よろしくお願い致します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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やわらかメガネりょう
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