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#エッセイ集

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趣味や興味のあることと、自分との間に発生する大切なもの。それを言葉にしたエッセイ集。
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#自己肯定感

筋トレが世界を平和にする

筋トレが世界を平和にする

これは、どえらい世界に来てしまったと思った。2年前、スポーツジムに入会した初日のこと。

真っ黒に日焼けした筋肉ムキムキの男が鏡に向かって得意げにポーズを取っている。「GOLD GYM」ロゴの入ったタンクトップは、肩にかかる部分が細く胸元も大きく開いている。よく見ると鏡でポーズを取る顔がわずかにニヤけているではないか。。これはやばい。

隣の人に目をやると、まるでギリシャ彫刻の男性像が身にまとう「

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信頼という愛情表現。親が子供に残せるもの。

信頼という愛情表現。親が子供に残せるもの。

親が子供に残せるもの。それは、将来子供が自分の子供時代を振り返った時に「自分はしっかりと親から愛された」という記憶ではないかと思う。

親からしっかり愛されたという記憶が子供の自信を育む。

その自信というのは、過去の成功体験といった実績に裏打ちされたものではなく、結果を残せるか分からない新たな世界に飛び込む際のベースになる「根拠のない自信」。

最近、そんなことをふと考えるようになった。

歳を

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「自分軸」って何のこと?

「自分軸」って何のこと?

「この世界で完全に1人きりになってしまったら、どうなるんだろう」

って、こんな寂しいシミュレーションを何故か子供の頃から定期的にしてしまう。

「きっと、狂ってしまうんだろうな」。

この世に自分1人しか存在しないって、そんな事実にもし気づいてしまったら、瞬時に頭がおかしくなってしまうんだろうな。

いつも答えは同じ。
そう、きっと狂ってしまうんだと思う。

人は、絶対に1人では生きていけない。

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「自分は何も分かってない」という情熱の世界がある。

「自分は何も分かってない」という情熱の世界がある。

社会人になって間もなく、日本酒好きの父親の影響もあり、ぼくは日本酒というお酒が好きになった。

日本酒が好きになった頃は、『真澄』『菊姫』『大七』など、とってもメジャーで、その頃住んでた近所のスーパーで簡単に手に入る「ザ・日本酒」と言える銘柄ばかり飲んでいた。

日本酒のことなんて、全然分かってなかった。

どんな酒屋さんに行けば素晴らしいお酒を求めることができて、どんなお店に行けば素晴らしい日本

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子供は親の言うことなんて聞かないくらいで丁度いい。

子供は親の言うことなんて聞かないくらいで丁度いい。

うちには小学校低学年の娘がいます。

子供ってひたすらに「今、目の前」の感覚に集中して生きていて、ヤなことはヤだし、やりたいことは今すぐやりたいし、自分を見て欲しい時は今すぐ見て欲しい!!

って、寝る以外のほぼ全ての時間をそうやってパワー全開に生きてるように思える。

そんな姿がほんと微笑ましいと思います。

楽しいことに没頭する姿を見ていて、子供は「生き方のお手本」だなーっていつも思う。

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