ナツコ

私の頭の中を整理する為の雑記。

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最近の記事

ルッキズムから足を洗いたい

幼少期から常々母にこう言われていた "あなたの顔は可愛いけど品がない" 父にはこう言われていた "寝転んでいるとトドみたいだね" だからずっと私は品が無くて太った人間だと思っていた。親の言葉は発言した本人達の想像以上に呪いと化する。 品が無い顔だと思って生きてきたが実際母以外に品が無い顔だと言われた事がない。 (思ってる人はいたかもしれないが) 実際自分が太ってはいないと高校生まで気づかなかった。(父や妹がBMI17程度で家族内では相対的に太っている方だった)

    • ハイになってベビーカーを手放す人生だと思っていた。

      https://youtu.be/AbJCuIKU0uw 息子が産まれて1ヶ月が経った。 所謂新生児期とやらが終わった。 1ヶ月間の心情の変化を備忘録として残そうと思う。 私は子供があまり好きでは無かった。 でも結婚できたら子供が欲しいと高校生の頃から考えていた。 理由はただひとつ 好きな人と私、両方の遺伝子を兼ね備えた生物を育て、どの様に生きていくか見てみたい。 それだけ めでたいことに子供を授かりたいと思える程好きな人と結婚し、妊娠し、出産した。 Over t

      • 生kill the time 4 you、、❤️

        出産までの経過を今後見返せる様に 個人的な備忘録として残しておく。 R5.6.29 起床。生理2日目ぐらいの出血あり。 めちゃくちゃビビる。 産院に連絡、朝イチで診察してもらう。 胎盤剥離はなく、量が多いおしるしとのこと。 おしるしでこんなに量が多い事あるんだ。 念のため朝と午後にNSTするが元気いっぱい。 7/2に計画入院予定かつ緊急性も無さそうなのでそのまま帰宅する。この日の夜から生理痛の様な痛みが不規則に出現する。前駆陣痛ってヤツかな。 R5.6.30 昨晩程ではな

        • 私は後藤ひとりが嫌いだ

          ぼっち・ざ・ろっくを観た。 アニメとしては好きだ。 後藤ひとりのことは嫌いだ。 高校入学後、ギターや缶バッチを付けて登校し、誰かに話しかけて貰おうと最大限の他力本願の姿勢である後藤ひとりが嫌いだ。 虹夏ちゃんにライブに出てくれる様に頼まれ、了承したのに出演直前でごねる後藤ひとりが嫌いだ。 悪目立ちしたくない思いが人一倍強いのに、道で倒れ込んだり、ライブハウスの前で蝉のお墓を作るなど意思と行動が乖離している後藤ひとりが嫌いだ。 文化祭のライブで三曲演奏するはずだったのに

          青春時代が終われば私たち、生きてる意味がないわ

          私はこの曲が本当に好きだ。 "生きてる意味がない"と強い言葉で綴られている点が特に好きだ。2018年に発表され、その頃私は既に働いていた。故に当時の私は青春時代が終わっても生きてる意味が大いにある事に既に気づいてしまっていた。 そもそも青春時代=学生期間と考えていたが、私の場合はもう少し長かった様に思う。毎日働き毎月決まったお金が手元に来た。幸い残業はあまりなく、休日もしっかりある職場だったので時間の許す限り遊んだ。定時退社してライブや友人とご飯へ行き、好奇心の赴くままダイ

          青春時代が終われば私たち、生きてる意味がないわ

          好きだった人が結婚した

          大学の先輩のインスタグラムの投稿に好きだった人が写っていた。左手の薬指に指輪が付いていた。あぁ、結婚したんだなと思った。 好きだった人の名前を"真野くん"としよう。 私は長らく真野くんに片想いしていた。まったく実らなかった。あまりにも好きすぎて沢山とんちきな行動をした。まだギリギリ思い出せるうちに備忘録として残そうと思う。今後ふと読み返した時にこんな時もあったと笑える様に。 誤解のないよう書いておくが、現在私は既婚で世界一可愛い夫がいる。本当は真野くんが良かったなど微塵も

          好きだった人が結婚した

          大森靖子は私のマリアで、絶対彼女は私の聖書だった。

          生きてて気づいた時には弄られキャラだった。 でも、しょうがないと思っていた。 私は陽気で明るいから何を言われても傷つかなくて、その場の笑いに変えられるってきっとみんな思っていた。 動きが変、イントネーションが変、顔が変。 勉強はできるけど他の事全部バカだよね。 そうやって頻繁に言われていた。 「わたし、ちょっと変だもんね」 そうやってうっすら笑って返すしかなかった。 痩せ型の妹がいるせいで、家ではデブ扱いされてた。母は貴方は可愛いけど顔に品が無いよねって事あるごとに言

          大森靖子は私のマリアで、絶対彼女は私の聖書だった。

          友達が不倫した

          出会って10年以上仲良しの友達が不倫している。友達も不倫相手も既婚。W不倫ってヤツ。 元々性に関して自由奔放な節があったので驚きはなかったし、申し訳ないがいつかは不倫するかもしれないと薄々思っていた。しかし結婚5年未満だとは思わなかった。早い。 「突然彼氏ができてさ〜!」 笑いながら報告してくれた。 不倫相手とのデートがとても楽しいらしい。お洒落なご飯やプレゼントをもらい、愛されてると感じているそう。罪の上で成り立っているとはいえ強く否定はしづらい。推奨もできないが。

          友達が不倫した

          妊娠3ヶ月までの備忘録

          生理が予定日より遅れて1週間経った。 毎日の晩酌が楽しみなので杞憂なく明日も晩酌するために検査薬を使った。 二本線でてるな。あれ、陽性じゃん。 予想外だった。 たまたまいろんな友達から日本酒のプレゼントをもらっていたので冷蔵庫の野菜室を開けるとゴロゴロと日本酒の瓶が5本ほどでてきた。こいつらどうしようかな。来月には久しぶりに会う大学の友人と金沢旅行もあったっけ。お酒飲めなくなったな。金沢の日本酒美味しいのにな。 まず頭を駆け巡ったのはお酒の事が大半だった。ズボンも履かず

          妊娠3ヶ月までの備忘録

          祖父が死んだ

          死因はコロナだった。 心疾患、脳梗塞既往あり、高齢のハイリスクてんこ盛りだったので致し方無いと思う。 祖父と最後に会った日は思い出せない。 10年顔を合わせていない。もしかしたらもっとだ。 小学生の頃は冬休みが始まってすぐ飛行機に乗って祖父母の家へ遊びに行き、年が明けるまで滞在していた。 中学で部活動が始まるとまとまった時間が取れず遠方の祖父母の家へ足が遠のいた。 父方の祖父母のため、母も積極的に足を運ばず(後から聞いた話だと母は陰で祖母から冷遇されてたらしい)、祖父母も

          祖父が死んだ

          母と姫路旅行

          2021.3.28〜29に母と姫路へ行った。 せっかくなので、此処に記録しておこうと思う。 母は関東、私は東海地方に住んでいるので 新大阪駅で待ち合わせをし、京都線でまずは明石へ向かった。 見慣れない大阪から神戸、明石の車窓。 線路沿いにずっとマンションが所狭しに並んでいた。建物が密に詰まっていると思いきや急に開けて田畑が顔を出す。面白かった。 母が行きたかった明石焼きのお店の今中へ ちゃんとしたお店で明石焼きを初めて食べた。 何もつけずに食べても出汁の風味があり十分

          母と姫路旅行

          "花束みたいな恋をした"を観たらアイデンティティが崩れた。

          "花束みたいな恋をした"を観た。 1人でラーメン店に行き ミイラ展に興味を示し カラオケできのこ帝国を歌う あまりにも私みたいだった。 怖かった。 ミイラ展にこそ足を運ばなかったが 深海魚展、印象派展、イグノーベル賞展 様々な美術館、博物館に行った。 休日の昼間にはラーメンを食べに行った。ブログはやらなかったが、写真と味の記録をスマホで付けていた。 きのこ帝国は大好きだ。特にクロノスタシスが好きで、好きな人と缶ビール片手に真夜中を散歩する事が憧れで、実際に夫と0時

          "花束みたいな恋をした"を観たらアイデンティティが崩れた。

          阿良々木暦になりたい君は。

          どうしようもなくお人好しな男の友人がいる。 人が困っていたら真っ先に手を伸ばす。 周りの人の幸せを本人以上に喜び、悲しみを自分の事のように心を痛める人だ。 アジカンが好きな友人の結婚式の招待状の返信葉書にソルファのジャケットを目一杯描いていた。普段から絵を書いている話は聞いたことない。恐らく手慣れないながら懸命に筆を動かしたのだろう。見せてもらった招待状は眩しいほど書き込まれていた。美しかった。 また、ある時から友人が 「ナツコは気づいていなくても、俺はナツコに救われた事

          阿良々木暦になりたい君は。

          心情を言語化する

          私は"不快"を表現できない。 自分が今なぜ不快なのか紐解く事ができない。 なんとなく嫌だと感じるまま放置する。 それが自分の中に上手にしまえる人であれば こんなnoteを書くこともなかった。 どうしても不機嫌な所作が出てしまう。 仕事ではそんなことはない。 うまくやっていると思う。 家ではダメなのだ。 まったくもって駄々っ子の幼児と変わらない。 私の夫はとても優しい。 故に全身全霊で甘えてしまっている。 自分が不快を紐解く前に 「今、お腹すいてるよね?ご飯食べようか

          心情を言語化する

          津野米咲の献花へ。

          車で5時間かけて津野米咲の献花に行った。 このご時世で東京に向かうのは憚られたが夫と相談して、行くことに決めた。 そうでもしないと現実と折り合いがつけられそうになかった。2人共きっかけが欲しかった。 車内で発売順に赤い公園のアルバムを流した。 ご飯を作っている時に夫が帰るとしょうゆのにお〜い〜!と何を言うを歌い ランドリーの冒頭を歌いながらハイハイをしてみせる夫にゲラゲラ笑ったりした事を思い出した。 道中の運転は夫が担ってくれた。(申し訳ない事に私はペーパードライバー

          津野米咲の献花へ。

          泉まくら"balloon"の女の子は別世界線の私。

          泉まくらさんとの出会いはCDジャケットだった。 大島智子さんの絵は繊細でアンニュイだった。 私は大島智子さんの描く女の子の様になりたかった。 そんな大島智子さんが ジャケットを手掛けている泉まくらさん。 気にならない訳が無かった。 初めて聴いた泉まくらさんのアルバム。 モラトリアム期の匂いが詰まっていた。 特に一曲目の"balloon"は当時の私に刺さった。 それから泉まくらさんの歌詞に出てくる女の子 "まくらガール"に大きな憧れを抱いた。 恋人ができ、初体験もした友

          泉まくら"balloon"の女の子は別世界線の私。