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生kill the time 4 you、、❤️

出産までの経過を今後見返せる様に
個人的な備忘録として残しておく。

R5.6.29
起床。生理2日目ぐらいの出血あり。
めちゃくちゃビビる。
産院に連絡、朝イチで診察してもらう。
胎盤剥離はなく、量が多いおしるしとのこと。
おしるしでこんなに量が多い事あるんだ。
念のため朝と午後にNSTするが元気いっぱい。
7/2に計画入院予定かつ緊急性も無さそうなのでそのまま帰宅する。この日の夜から生理痛の様な痛みが不規則に出現する。前駆陣痛ってヤツかな。

R5.6.30
昨晩程ではないが股を拭けば血液が付着する程度のおしるしが継続。量は増えてないし、お腹の張りも、痛みもないため様子見をする。助産師、医師にいつも通り過ごして構わないと言われたが念のため外出を控える。毎日行っていたスクワットや散歩もやめておいた。

R5.7.1
オットが岐阜から到着。
母に送迎を頼み、セーラームーンコスモス後編をオットと鑑賞。セーラームーン 5部RTAやっとんの?!ってぐらい秒で終わった。しかしこれで心おきなく出産できる。前編観たし、後編もちゃんと観たかった。入院ヤダヤダとごねながらご飯食べて寝る。

R5.7.2
入院初日、9:00に産院に来た。
着替えてオットと一緒に陣痛促進剤の説明を受ける。承諾のサインをする。
この後内診し、子宮口がまったく開いてなければラミナリア、少しでも空いていればバルーンで子宮口を拡げるとのこと。ラミナリアの方が痛いらしい。
バルーンで頼む、、バルーンで頼む、、
とお祈りしながら内診するも子宮口0cm
絶望しながら経膣エコーをされる。
エコー上は思ったより開いているのでバルーン留置できそうとのこと。安心。
そのままあっさりバルーン挿入。
かなり身構えていたがカチャカチャと金属音にドキドキはしたがあまり痛くなかった。
バルーンが膨らむとお腹に圧迫感があるよと言われるも張りは若干増えた程度。
思ったより違和感もない。
バルーンという異物を体内に入れたため、感染症対策のために抗生物質を食後に服用となる。
その後NSTをつけて15:00まで様子見。
バルーン留置後、身体が反応したのか6〜7分に1回程度の陣痛あり。まあまあ痛い。
息を吐いて痛みを必死に逃す。
オットが「ナツコちゃんが元気になれるニュースだよ!」と言いながらパンスト2期がTRIGGER制作で決まった記事を見せてくれた。俄然力が湧いてきた。
私が昼食を食べ切るまでオットはずっとそばにいて励ましてくれた。オットとバイバイしたあとバルーンを抜くために内診台へ。

15:00頃バルーンを抜く。身構えていたがタンポンを抜くのと同じ感触。あまり痛くはなかった。この時点で子宮口3cm程度。
入院予定の大部屋へ案内され、シャワー室へ
とても綺麗、シャンプー、リンス、ボディソープ完備。いい匂い。
その後次の日に向けてルートをとる。
強気な助産師さんがルートをとってくれた。
最初右腕で失敗して、その後左手で成功。
左手の時とても手が震えていて可哀想になってしまったのと、キュンとしてしまった。

17:30頃晩御飯が出る。豪華。
麻酔を打つため、その晩御飯を最後に出産までご飯は食べられないとのこと。
めちゃくちゃ噛み締めてご飯を食べた。
しかしこの時点で5分に1回結構な強さの陣痛が来る。食事を中断して呼吸で痛みを逃さないと耐えられない。食べ切るのに1時間かかった。美味しいのに本当に辛かった。
消灯前に歯磨きしたいと思いつつ、陣痛が辛すぎて悩んでるうちにNSTを付ける。
(ここで歯を磨かなかったため、出産後まで歯を磨けなくなるとは思わなかった)
お腹の張りが5分に1回、まあまあな強さで来ている事を助産師に報告。
試しに内診するも子宮口は1cm
(バルーン直後より狭いのなんで?)
しかし血が水っぽく、破水していると伝えられる。今晩は大部屋ではなく、分娩室近くの安静室にて一晩中NSTで様子を見るとのこと。
急にお産が進んで普通分娩になる可能性もあると言われる。震える。

21:00 NST装着
5分に1回強い陣痛が来る。
寝付きの良さは自負している私でも眠れたもんじゃない。
うとうとしては痛みに苦しみ覚醒をひたすら繰り返す。ほぼ眠れず。

R5.7.3

3:00 急患が来る。分娩室にすぐ入りお産開始。
痛い痛い痛いの絶叫、ア゛ア゛ア゛の咆哮、悲鳴、断末魔を2時間聞き続ける。怖すぎる。
普通分娩なんて一生無理だ。
陣痛如きで弱音吐いている場合ではない。
胎児もビビったのか陣痛が弱くなり、10分に1回まで頻度が落ちる。外の世界は修羅かと勘違いするのも無理はない。陣痛の合間に寝る。意外と休息がとれた。

5:00 (他人の)赤ちゃん誕生。
ひっそり心の中でお祝いする。
産声のあとも痛い痛い痛いと絶叫している。
一体中で何が起こっているのかわからずまた震える。

9:00
麻酔のため朝ごはんはなく、分娩室に移動。
朝方の断末魔はここから聞こえてたのかと思うと緊張する。赤ちゃん産むまでここから出られませんよ〜と助産師からプレッシャーをかけられる。まず内診、子宮口4cm。
10cmには遠いが進んではいるため少し安心。陣痛促進剤投与開始。最初はごく少量から徐々に増量するらしい。
希望すればいつでも麻酔は打てるが、ギリギリまで我慢した方がお産の進みが早いのでなるべくなら耐えた方がいいとのこと。
陣痛促進剤投与の最初の段階で陣痛は既に3分間隔で強い痛み。30分後に増量予定だったが、痛みが強いため促進剤の量は維持になる。
痛い痛いと声が出る。波は3分間隔なのにその度に助産師が腰をさすってくれた。神様。
でも3分おきに私に付き添ってたら何も仕事できないよね、、と頭を過った瞬間に助産師から

「立ち会い希望ならもう旦那さん呼んじゃっていいわよ〜!せっかくならサポートしてもらいな!」

のお言葉。出産ギリギリまで立ち会いできないかと思ってた。ありがたや。さっそくオットに連絡。家にあるゴルフボールを持ってくる様指示。

10:30 オット分娩室に到着
痛みが来るたびにゴルフボールで腰を押してもらう。めちゃくちゃ痛み和らぐ。
初めてにしては上出来だが、なにせ痛みがピークなので「そこじゃない‼️もっと下‼️」
など定期的にキレ散らかしてしまう。
また、私の出血によりゴルフボールが汚れて洗いに行くも、「今痛い‼️何してんの⁉️」と怒ってしまう。本当にすまなかった。
波が来るたびにいたいたいいたーいと叫ぶ。
最初はオットに腰を押してもらっていたが、どんどん胎児が下がったため、最終的には尻穴近辺を押してもらった。

11:30 痛みが限界になり、麻酔を希望する。
内診、子宮口5cm。医師によく頑張ったねと褒められる。あれよあれよというまに助産師が増えて、さっきまで2人だったのに8人ぐらいになる。服を脱がされ尿カテ入れて背中をまるめた状態になり注射、陣痛に比べれば少しも痛くない。さっきまで悲鳴を上げるほど痛かった陣痛が少しも痛くない。世界が輝いて見えた。よし!出産まで頑張るぞ!どんとこいや!と気合を入れ直すが、スタッフ達がざわついている。麻酔を入れた後に促進剤開始すると胎児の心拍が下がる。陣痛があるとはいえ促進剤無しでは産めない。鱗滝さんもびっくりの判断の早さで帝王切開が決まった。あれよあれよという間に医師からオットと帝王切開のメリット、デメリットの説明、手術着に着替えさせられ、ストレッチャーに乗せられ、オペ台に移動、麻酔の追加、同意書の記入。(オットが音読して私が返事をする代理記入。)
オットが仕切りに「大丈夫だからね〜!」と話しかけてくれる。カワイイ。

12:30 オペ開始
オットは退出。手が空いてる助産師が変わるがわる大丈夫ですよ〜すぐ赤ちゃん出てきますからね〜と手を握ってくれる。優しい。
頭痛や吐き気がないかまめに聞いてくれる。何も副作用はなかった。
よし、もうすぐですよと医師に言われ
「アッ!お腹軽くなった気がします!」と返事するもいや、まだでてないからと笑われた。

12:46 ムスコ誕生。
最初の産声は羊水吐きながらなのでドナルドダックみたいで可愛かった。そのあとちゃんとスッキリオギャオギャ泣いてた。それもまた可愛い。

友人が
息子が産まれてきた時、人生で1番サイコーに幸せって思ったよって言ってた。

産まれてきた瞬間は驚きというかあっさりすぎてあ、ドモ、こんちわっスって気持ちだった。
自然分娩だろうが、帝王切開だろうが子に対する愛情は変わらないと思うが、産まれてきた瞬間だけはもしかすると自然分娩の方が感動するのかもと頭を過った。

私の目線の先に保育器があり、腹を縫われている最中に身長、体重、足の測定、産声の録音がてきぱき行われいて、それをじっと眺めていた。医師から小さい子宮筋腫があるが下手にとると出血のリスクがあるため取りませんと言われる。そもそも今までの検診で筋腫の事なんて少しも言われた事なかったので驚く。もちろんそのまま放置に同意する。
お腹を閉じた後子宮が小さくなる様に助産師さんにマッサージと称してお腹を押される。麻酔中なのでなんともない。
助産師が産まれたムスコを私の隣に置いて写真を撮ってくれたが、いかんせん私の肌はガサガサ、顔はむくみ、世界一ブスだった。ムスコが可愛いからまあいいか。その後オットにもムスコを見せに行ってくれた。ありがたい。
ストレッチャーに乗せられ安静室へ。
安静室のベッドに移る時、助産師に旦那が呼ばれてスタッフかのように当たり前に手伝わされてた。笑った。むくみ防止の機械を足につけ、心電図、パルスオキシメーター、血圧計を装着、モニターしながら横たわっていた。
オットが横でずっと「お疲れ様だよ〜えらかったね〜」ってなでてくれてた。カワイイ。
下半身麻酔だから赤ちゃん可愛かったねってお互いニコニコしながら会話した。でもお腹が痛すぎてうまく話せなかった。ナースコールで傷が痛むんですって伝えたらそこは傷じゃなくて子宮なので後陣痛ですねって言われた。痛み止めを追加してもらって耐える。

16:00 オット帰宅。交代で母が見舞いに。
帝王切開って聞いてびっくりしたけど元気そうですよかった〜って言ってた。初孫みてテンション爆上がりしてた。その後すぐ帰宅した。

麻酔のため水も食事も無しで一晩明かす。
産後ハイかなかなか寝付けず。
帝王切開でも産後ハイってあるんだとしみじみ実感。2〜3時間に1回助産師による悪露、血圧、子宮の収縮チェックあり。子宮を押されるとやはり痛い。初めての入院なのでおしもの世話されるのが申し訳ない。
この日は満月だった。しかし信じられない程の雷雨。お月さまではなく雷さまが祝福をくれた。強い子になりそうだ。

R5.7.4
6:00 安静室から個室に移る。
移動しようにも子宮と傷が痛すぎて動けない。
痛み止めを処方してもらう。

7:00 痛み止めが効いてきたため立てる。
点滴台に全体重をかけて一歩一歩踏み締めて歩く。マジで痛い。でも1番強かった陣痛に比べるとマシ。歩くの速いですねと褒められる。移動後、血圧、体温測定し、点滴IN

11:00 ムスコを個室に持ってきてくれる。
カワイイ。借りてきた猫の様に大人しい。
全然泣かない。新生児室でミルク爆飲みしてたらしい。元気そうでなにより。ここで初めての抱っこ。赤ちゃんって独特な匂いするな。スーハー。
ムスコ回収後、歩行練習。
トイレまでちゃんと歩けそう。
ここで尿カテーテル外れる。
これもタンポンみたいにスッと抜けた。痛み無し。

12:00 お昼。
お通じを良くするために食前に漢方2袋の服薬する。これがまたとんでもなく不味い。
飲み切るのに水500ml必要。とんでもない。
頑張って飲み切る。
お昼はお粥だったがおかずは出産前と変わらず普通の濃さの味付け。美味しい。
42時間ぶりのご飯。ありがたや。
そして42時間ぶりの歯磨き、トイレ
尿意が無くなるとの噂だったが普通にあった。
あと尿が溜まると傷が痛むと聞いていたが痛みもなし。排尿痛もなし。
20分かかったが、点滴台を支えになんとか成功。ゆっくりなら立てる、歩ける。

15:30 オット面会
ムスコ連れてきてもらう。
オット初めての抱っこ。終始デレデレ。
ムスコもオットも可愛い。
助産師が気を利かせてオットに哺乳瓶渡してミルクあげさせてくれた。
相変わらず全然泣かなくてえらかった。
オットもゲップまでちゃんとさせられてえらかった。乳管開通のために、乳頭をはみはみさせるも特に出そうな気配はなし。
そしてかなり名残惜しそうにオット帰宅

18:00 夕飯
昼同様おかゆではあるがおかずはいつも通り

21:00 血栓予防の注射が始まる
今後退院まで毎日朝、晩に注射をする。
針は細いが注入が意外と痛い。予防接種みたい。
陣痛を耐えた後だとそんなに気にならない痛み。

22:00 起きたり歩いたりを繰り返すと傷が痛むので、ロキソニンを貰う。
傷の痛みでロキソニンを貰うのはこれが最後

23:00 就寝したくても眠れない
エアコンの送風口の延長線上に顔があるため
物凄く顔が乾燥する。夏なのに。
またこのエアコンがバカで、温風と冷風を交互に出して温度調節をしていたのでずっと強い風が吹き出し口から出てくる。扇風機か?
かと言ってエアコンを切ると暑い。
さらに産後ハイが一向におさまらない。
出産当日のみに来るものだと思っていた。
母子同室前までに休まなきゃいけないのに
ちっとも眠れない。3時間おきの授乳に向けて眠らない練習でもしているのだろうか。

長くなったし、この後母子同室が始まって自分の事どころではなくなったのでここで最後にする。退院前日はくしゃみ以外何も痛みを感じません。思ったより治癒力高かったかも。


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