『産後の恨み』は妻の問題ではなく家族の問題
ふたりの女友達と、久しぶりに会って食事をした。ふたりとも同じくらいの年齢の子供がいて、夫がいて、近況報告の中で彼女たちが口々に言った。
産後の恨みは、まだ晴れていない。『いつになったら晴れるの?』夫たちは言うけど、まだ晴れていない。
こうして私たちが食事に出かけるときに快く送り出すことに始まり、見返りを求めずに無心で家族に向き合い続けることでしか、この穴は埋まらない。
あの時そばにいてくれなかったこと。あの時冷たくされたこと。その報いにはまだ足りない。
優しい彼女たち