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支援バカのつぶやき

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いち支援者としての気づきや考えを2021年から書き綴っています。まぁ、日記みたいなもんです。
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#倉敷

めくらめっぽうに支援をしてるわけじゃない

めくらめっぽうに支援をしてるわけじゃない

こんな話をすると不謹慎かも知れませんが…。

支援を行っていく上で、ある程度早めの段階で僕らは「予後予測」というのを立てていきます。
語弊はありますが、分かりやすい言葉で言うと「あたりをつける」というやつです。

利用者さんを受け入れさせてもらって、日々の過ごし方を見ている中で、その時点でのアセスメント(能力分析)をしていきます。
今の時点でどういう力を持っていて、どういう部分に課題があって、とい

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関心という「フック」の綱渡り

関心という「フック」の綱渡り

対象者へ支援をしていく上で、よく出てくる問題なんですが、

「どうやったらやる気になるだろうか?」
「何がこの方のモチベーションになるんだろう?」

という議論です。

ご本人を盛り上げる、掻き立てるためにどうやったらいいのか、そもそもどういう事にモチベーションがあるのか分からないケースは少なくありません。
社会に出ていく力があるが、何のためにはたらくのかってことが分からなかったり、通所をする理由

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「考えてもらう」という支援

「考えてもらう」という支援

考える、というプロセスを踏んでたどり着く結論と、考えるプロセスを踏まずに同じ結論にたどり着くのはぜんぜん違う。
何故なら「考える」から自分ごとになっていく。考えないまま得る結論は「他人事」みたいになりやすい。

えらい小難しい話のようですが、そんな複雑な話ではなくて、要するに人間は何事も自分の経験を通じたほうが成長する、という話です。

これは「就労移行」という場所だからかもしれませんが、毎月月末

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「行動する」って簡単じゃない

「行動する」って簡単じゃない

これは、いわゆる障がいの有無に関わらないことかも知れませんが、今までとは違う「行動」、今まで起こさなかった「行動」を起こしていくって、勇気が要ることなんです。

よく聞くんです。「この行動を起こして失敗したら・・・と思うと踏ん切りがつかない」って。
他にも「誰かを傷つけたり迷惑をかけたら」とか、「やったことないことだから」とか。

それに対して、「行動を起こさないと何も変わらない」とか、「そのまま

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支援の構築はどれだけ「切れるカード」を持っているかにかかっている

支援の構築はどれだけ「切れるカード」を持っているかにかかっている

僕はソーシャルワーカーではありません。立派な資格も持ってはいないし、膨大な社会福祉の知識も持っていません。

知らない制度もたくさんあるし、知らない法律もたくさんあります。
もっと勉強すればいいんですが、あてのない勉強はどうしても苦手で、いつも支援の場で壁にぶち当たったケースの時に教えてもらったり勉強したりしてかれこれ20年近く経ちました。

今でもちょいちょい皆さんにいろんな知識を教わりながらな

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経験という名の財産を奪うな、と思う

経験という名の財産を奪うな、と思う

これは「支援」という枠組みだけの話ではないんですが、世の中は何故かややもすると「短期的な結果や成果」に偏重しているような気がするのは僕だけなんでしょうか?
短期的な、というよりも因果の輪っかが単純でシンプルなものにばかり目が向きがちな感じでひどく結論を急いで出したがっていて、単純なアクションでスパンと成果を得たいのだろうか、と思えることが多いなぁ、と感じます。

僕は大学を家庭の事情で中退していま

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2:8あたりが支援の一番いいバランスだと思う

2:8あたりが支援の一番いいバランスだと思う

この前「現場の支援って何なんだろう」ということについて書かせてもらいました。
そこからもう少し踏み込んで、どんな風に支援へのスタンスを考えていくのか、ということについて書いてみようと思います。

僕が自分の事業所の支援の方針として大事にしているのは、語弊があるんですが「たくさん失敗させてあげられる」ことと、「たくさん悩ませてあげられる」ことです。
要は、いいことも悪いことも含めてできるだけ多くの経

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「利用者さんのため」という独りよがりを押し通すな

「利用者さんのため」という独りよがりを押し通すな

今日から新年度が始まりました。
新しく数名の利用者さんが利用を開始しました。

新年度だから、ということではありませんが、新しい利用者さんを迎え入れた時にうちの事業所では2年間というリミットが針を刻み始めます。
長いようで短い、最大2年間という時間の中で利用者さんの可能性を最大化することが僕らに求められます。

当然分かりやすい成果物として「就職」があります。
ですが、正直全員がもれなく一般就労に

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利用者さん同士がコミュニティをつくって支え合う支援事業所の話

利用者さん同士がコミュニティをつくって支え合う支援事業所の話

新しい年度だからなのでしょうか、それとも新しい仲間が増えたからでしょうか。
この時期はとても興味深いことがうちの事業所では起こります。
 
 
もともとうちの事業所は、支援学校を卒業したての方など割とお若くて社会経験がない方の利用が多いもので、平均年齢が若い事業所です。
 
 
ちょっとだけ「学校」みたいな側面をもった空間なのですが、新しい利用者さんが入られると先輩利用者さんが『変わる』んです。

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自己覚知のアプローチは念入りに

自己覚知のアプローチは念入りに

前回の話と少し似通った話ですが、もう少し具体的な部分の話です。
紛らわしかったらごめんなさい。
 

 
 
支援をする上で、折に触れて面談や対話を繰り返しながら僕らはご本人のことを理解しようとします。
その中でしばしば感じていることがあります。
「自己覚知」というやつです。
 

ご本人の認識度を確かめる上でも、「どんな時にしんどさを感じるのか」「何がきっかけになることが多いのか」「その時にどう

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