人を動かすことが上手い人とそうでない人の違い
皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。
いつもNOTEを読んで下さる皆さんありがとうございます。
今日は私も意識している「人を動かし方やその恩恵」について考えていきたいと思います。
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「人を使うのが上手い人は、人に使われるのが上手い。」
という言葉をご存知ですか?
人を上手く動かそうと思えば、自ら率先して人のために動くことが必要ということです。
逆に、人のために動くことが嫌な人は、人を動かすことが下手な傾向があるのです。
これには2つの意味があります。
◆1つ目は、自分が部下だったときに、上司に上手く使われることを意識したり、主体的に人のために動いてきたりした人は、どういう言い方や態度を採れば気持ちよく人が動くのかを、自分の経験と照らし合わせて理解する力が磨かれています。
◆2つ目は、人を動かすには、動かす側の人間も相手のために動く意識を持つことが大事ということです。
権限や命令だけでは人を自発的に動かすことに限界が生じてきます。
人の心は力だけではコントロールできません。
だから、人を気持ちよく動かして、自立してできるだけ高いパフォーマンスを発揮してもらえるようにするには、
人を動かす側の人間は「人を動かす」というより「人を生かす」「人を成功させる」という意識が必要です。
自分の成績を上げるためだけや、自分が怠けたりするために、人を使おうとする動機では、なかなか人を動かすことは難しいです。
自分も勝つことだけではなく、相手も勝たせることを考えること。
自分も相手のために動こうとする考え方が、人を動かすポイントになります。
人を上手く動かそうと思えば、自ら率先して人のために動くこと
を当然としている人が、人を動かすことが上手い傾向になると実感しています。
今日から始められる、他人を動かせる人間になるための習慣
ここまでは、他人を動かせない原因と他人を動かすために必要な要素についてご紹介しました。
・信頼されるような話し方をする
人を動かしたいなら、人から信頼されることは重要な要素です。そのために、話す際の姿勢や目線に気を配りましょう。
・相手を知る
カーネギーは、人を動かすには「自分の意思で行動を起こさせる」こと、相手に「行動したいと思わせる」ことが大事だと言っていましたね。
そのためには、まずは相手がどういう人なのか興味を持ち、理解するよう努めましょう。相手の能力や人柄はもちろん、相手にとってのモチベーションを探ってみましょう。
部下の仕事のモチベーションは何でしょうか。
「評価されたい」「人の役に立ちたい」「自分に満足したい」……。
このように、仕事に意欲を持つ動機は人によって様々です。
日ごろのコミュニケーション等から部下の仕事に対する姿勢に関心を持ち、察知しておくことで、上手に人を動かせるようになるでしょう。
人を動かすときには相手に「自分を重要に扱ってくれている」という感覚を与えることが必要だと言います。
人は、役職名等で呼ばれるよりも名前で呼ばれた方が、自分を呼んでくれた人に対し親近感や安心感を覚えやすくなります。
人を呼ぶとき以外にも「〇〇さん、ありがとうございます」「〇〇さん、宜しくお願いします」等名前を差し込むだけで、大きく印象が変わりますよね。
・「すみません」より「ありがとう」
ネガティブな言葉は他人の士気を削ぎます。
気持ちが後ろ向きになるような言葉を使わないようにすると、チーム全体の空気が前向きになり、チームワークも上がるのだそうです。
有名なカーネギーも、批判や否定は良くないと言っています。
リーダーの立場にある人が否定的な言葉を言わないだけでなく、チーム全体にもマイナスな言葉は避けるように呼び掛けるとより効果的です。
また、仕事で多くの人がよく言ってしまうのが「すみません」という言葉。もちろん、自分がミスをした際の謝罪としての「すみません」は必要不可欠ですが、それ以外の場面で
「すみません」というネガティブなワードを日常的に多用することは避けましょう。
相手に何かしてもらった際には、「すみません」「どうも」よりも、目を見てしっかりと「ありがとう」「〇〇さんのおかげで助かります」といった言葉で気持ちを伝えます。
このような前向きになれるワードを使用するように心がけることで、相手に重要感を与えることもできるでしょう。きっと相手は気持ちよくあなたの指示を聞いて動いてくれるはずです。
いきなり人を動かすのは誰にとっても難しいものなので、まずは言葉選びや、相手の名前を呼ぶと言った簡単にできるところから始めてみてはいかがでしょうか。
私は、様々な経験から「人を動かす力を身につければ,仕事をスムーズに,かつ確実に進めることができる」という確信をもつようになりました。
「教えてもらう」立場の人も,人を動かす能力を持つべき
人を動かすことが大切なのは,マネジャーやリーダーだけでしょうか。それとも,誰にとっても大切ですか。
間違いなく,誰にとっても大事です。
どんな人であっても,一人だけで仕事をすることはほとんどありません。ほぼすべての仕事は,人と一緒に進めていくものです。
入社したての新人なら,先輩や上司に仕事を教えてもらったり,仕事のチェックをしてもらいますよね。分からないことを同僚や,社外の人,パートナー会社の人に聞くこともあるでしょう。
こうした「教えてもらう立場の人」「指導してもらう立場の人」に必要なのは,気持ちよく教えてもらえるように,先輩や上司に働きかけることではないでしょうか。
聞く態度が悪い,生意気な態度をとる…こんな行動をとるようだと,仕事を教えてもらいにくくなるでしょうね。
これは「人を動かせていない」状態だと考えています。
そんな態度をとられると,教える意欲が萎えてしまいますね。
できるだけ丁寧に,気持ちよく教えてもらうようにすることが大切です。
結果として、自分の能力は上がりますし,ひいては組織や会社の生産性向上に寄与できるからです。
「教えてもらう」立場の人であっても,人を動かす能力を持つべきです。
人との接点がある限り,人を動かすスキルセットは不可欠というわけです。
人を動かす力は,職位や資格が上がり,責任が重くなるにつれて,より重要になっていきます。
管理したり,利害が絡んだりする人の数が増え,相手との関係も複雑になるからです。
このような責任の重い立場になっても,人を動かす能力が低いようでは,仕事はまずうまく行きません。
あなたは、気持ちよく人に動いてもらうことができていますか?
あなたの周りには、気持ち良人をく動かす人もいれば、上手に人を動かすことが出来ずに人間関係に悩んでいる人もいると思います。
人を動かすのが上手な人は、人間関係も円滑で、そうでない人は、人間関係に悩んでいることが多いです。
気持ちよく人を動かす人は、部下や同僚、奥さんや友達、恋人、上司やお客さん、更には、初対面の人まで上手に動かすことができ、快適でストレスの少ない生活を送っていることでしょう。
一方で、人を動かすのが下手な人は、周りの人に動いてもらうことができずに、人間関係に悩んでいる人が多いです。
「どうしたら私の言うことを聞いてくれるのだろう」
「どうしてみんな私の言うことを聞いてくれないんだろう?」
とストレスの多い生活をしています。
では、どうすれば人に気持ちよく動いて貰うことができるのでしょうか?
上手に人を動かす人と、そうでない人の違いって、何なのでしょうか?
人を動かすのが下手な人は、ただ、物事を頼むだけ、伝えるだけの人が多いです。
「あれをお願い」
「これをお願い」
「あなたはこうあるべき」
「君はこうするべき」
などです。
自分に置き換えて考えてみてください。
これでは、人は中々気持ちよく動いてくれることは少ないと思います。
一方、気持ちよく人に動いてもらうことができる人は、どうしてその行動をして欲しいのか、または、その行動することによって得られるメリットを上手に伝えます。
「こういうふうにしたら昇進できるよ」
「あれをもう少し頑張ったら上司に認められるよ」
「〇〇したら、異性にモテるよ」
といった感じです。
行動するメリットを伝える
相手に、してほしいことと一緒に行動することによって得られるメリットや、その行動をする理由を伝えるのです。
お客さんや初対面の人に対して、あなたのお店に来るメリットや、あなたの商品を買うことによるメリット、あなたに会う理由を丁寧に具体的に伝えることができていますか?
これが出来ていないと、誰もあなたに積極的に会おうと思わないでしょうし、まして、お店に行ったり、あなたの商品を購入しようと思わないと思います。
人に気持ちよく動いてもらって、人間関係を円滑にするためには、
「行動することによって得られるメリット」
「行動する理由」
をきちんと伝えて理解してもらうことが必要です。
人は、行動する動機付けがあれば進んで行動するようになるので、くれぐれもしっかり伝えるようにしましょう。
そうすればおのずと貴方の周りの環境も変化していると思います。