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アスリート思考から自分の力を発揮する方法を見つける!


営業での折衝、会議での討議、日々のリーダーシップや管理などなど、仕事の場面で自分の力が発揮できずに悔しい思いをされている方がいらっしゃるのではないでしょうか?アスリートは一瞬の間に力を発揮しなければいけないプレッシャーのかかる中で、いったいどのようなメンタルで臨んでいるのでしょうか?常に結果を出している一流のアスリートの思考から参考になる方法を探してみましょう。

目標設定と可視化でモチベーション維持を

発揮すべき力をつけるのは、何かしら目指すべき目的や目標があってのことだと思います。日々皆さんはその目標に向かって努力をされていますよね。力を発揮するためには、日々の努力や鍛錬が欠かせませんが、いかにモチベーションを保ちながら継続させることがポイントですよね。そこで役に立つのが、具体的な目標設定と、数値化・可視化による成長実感です。野球の大谷翔平選手が高校生の時に使っていた9×9の合計81個のマス目が書かれた「目標達成シート」は有名です。目標を構成する要素を9つに分解し、さらにその要素の外側の9マスには、要素を満たすための近い目標や日々行うべきことを書き込み、できたかどうかを可視化して取り組む。このような方法は、モチベーション維持にも効果があり、ビジネスパーソンでも活用されている方も多いのではないでしょうか。

大谷翔平選手の考え方は色々参考になります。気になる方はこちらの本も読んでみては?

シミュレーションやルーティーンで勝負強くなる!

「勝負強い」とか「本番に強い」という人は皆さんの周りにもいらっしゃいますよね。どうやったら勝負強くなれるのでしょうか?アスリートの世界では、自分がゴールしたイメージや試合に勝ったイメージを持つことの重要性が説かれています。できるだけ本番の環境と同じものを想像することで、既に経験した感覚を持ちながら本番に臨むことができるため、勝負に徹しやすくなるためのようです。初めてすることより、2度目3度目の方がうまくできる、当たり前のことですよね。

失敗の許されないプレッシャーがかかる中では、プレーに集中するためのルーティーンを多くの有名選手が取り入れていることは皆さんご存じですよね。普段からルーティーンを行うことによって、普段と同じメンタル状態に持っていけるという考え方です。

ラグビーワールドカップを沸かせた五郎丸さんのルーティーンはインパクトありました。ルーティーンの重要性がわかります。

自信をもって臨む

本番に臨む際は、自信をもって臨めるかどうかがポイントになります。特にプレッシャーがかかる状況、緊張しがちな方にはハードルが高いものかもしれませんが。アスリートの中でも、「練習はうまくいくんだけど、試合だと力でない・・・」という悩みは多々あると思います。いつでも自信をもって楽しむことができるメンタルを持てば、間違いなく力は発揮できますが、どうやって自信をもてば?サッカーの本田圭佑選手は試合での勝負強さが際立った選手ですが、自信の種類は「人よりやってきたという自負からなる自信」と「根拠のない自信」の2種類あり、後者こそが大仕事をやってのけるために必要なことだとおっしゃっています。

言われてみれば、練習では大したことなくても、試合では自信満々で結果を出す人、周りにいませんか?要は、「根拠のない自信は持ったもの勝ち」です!はじめは根拠がなくても、結果がでればそれは根拠になりますよね。是非一度、持ったもの勝ちの根拠のない自信を試してください。理由はないけど、「私なら絶対できる。できないわけがない」と信じ込むことです!

本田選手に限らず、様々なアスリートのメンタリティを参考にしたい方は、「弱いメンタルに劇的に効く アスリートの言葉――スポーツメンタルコーチが教える“逆境”の乗り越え方」がおススメ。

もう一つの見方として、自信のない状態というのは「失敗したらどうしよう」という不安になっている状態といえます。どうやったら、その不安を打ち消し、本来の自信をもつことができるのでしょうか?ここでの問題は、「失敗したらどうしよう」で思考が止まっているために、自信のない状態を引き起こしてしまっているということです。そうではなく、失敗したときの最悪の結果までを想定し、事前にそれ受け入れておけば、失敗に対する覚悟を持って臨むことができます。そして途中で何が起こっても慌てず落ち着いて対応することができるのです。例えば、今日の試合でいいプレーできなかったら・・・最悪、レギュラーから外される・・・またがんばればいいか、と。今日のプレゼンうまくいかなかったら・・・契約がとれないかもしれない・・・今日の反省点を生かして次に生かそう、と。そこまでの覚悟ができれば、不安も吹っ切れるのではないでしょうか?サッカーの長友佑都選手もコメントされています。

目の前で何が起こってもそれを受け入れて、消化して、良いものを取り上げて、次につなげる。柔らかいメンタルが、結局は一番強いんじゃないかなと。

長友選手のメンタル「内側」をもっと知りたい方はこちら↓

終わった後の振り返り

最後に、どんなことでもそうですが、終わった後の振り返りから次への修正点を見つけて、改善に取り組むことは忘れてはいけません。自分の成長に繋がり、それがまた自信になり、結果に繋がっていくサイクルになります。BMXフリースタイル中村輪夢選手のスポーツメンタルコーチである柘植陽一郎氏によるコーチング理論を詰め込んだスポーツメンタルコーチングアプリ「MAKiT」では練習や試合の終わった後に質問に答えることで技術面、コミュニケーション面、フィジカル面などに関して質の高い振り返りができる「自分会議」機能などを備えています。アスリートの方も一度試してみるのも良いのではないでしょうか?

自分の力が発揮できていないと感じている方々は、気になった方法を是非トライしてください!

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