2019年11月の記事一覧
スルー・ザ・ルッキング・グラス
展覧会の感想を書くのはガラじゃないのだけど、思い入れの強い作品だけあって書きたくなったから少し書いてみる。
ルイス・キャロルの著した『不思議の国のアリス』は、続編の『鏡の国のアリス』とともに児童文学の金字塔と言うべき作品である。
それまでの童話というと、地域は違うが、グリム童話とかアンデルセン童話みたいな「教訓主義」的な性質が強いものが多かったようだ。
その時代にあって『アリス』は、実に奇怪
展覧会の感想を書くのはガラじゃないのだけど、思い入れの強い作品だけあって書きたくなったから少し書いてみる。
ルイス・キャロルの著した『不思議の国のアリス』は、続編の『鏡の国のアリス』とともに児童文学の金字塔と言うべき作品である。
それまでの童話というと、地域は違うが、グリム童話とかアンデルセン童話みたいな「教訓主義」的な性質が強いものが多かったようだ。
その時代にあって『アリス』は、実に奇怪