少女漫画は衰えない
旦那さんがこの間レンタルショップで借りてきてくれたグレイテスト・ショーマンを聴きながら通勤するの、最高。
あいみょんには付いて行ききれない私です。
さて、先日うずらかごさんと一緒にこちらへ行ってきました。
なかよし展!@弥生美術館!
日本女児なら一度は通るであろう少女漫画の月刊誌。
なかよし、ちゃお、りぼん、マーガレット、花とゆめ……このあたりを挙げればきっと一つは引っかかるのではないだろうか?
かく言う私はなかよし派。以前うずらかごさんがnoteに載せてくれた展示会の記事を読んですぐに行こうとLINEした。(終日付き合ってくれてありがとう)
いわゆる現代的に整備されているような美術館には行ったことがあるのだけれど、弥生美術館はその点何だか古い建物だった。初めての体験。
展示は1階と2階のスペース。1階の展示を見ながら「(このペースじゃ私の知っている時代に辿りつかないけど大丈夫かな…!?)」とコソコソと見当違いの言葉をうずらかごさんに掛ける始末。2階もあったから無事に知っている時代まで辿り着きました。
年代ごとに分かれて、なかよしのこれまでの変遷となる作品が説明とともに展示されている感じ。
高階良子さんの『地獄でメスがひかる』あたりは何だかドキドキものだった。死体をつなぎ合わせて作った人造人間に脳を移植した主人公、そしてマリファナとかも普通に出てくる。現代の少女漫画では考えられない設定なのだ。これを読んでいた当時の少女たちは何を思ったのだろうか。。
『わんころべえ』は今も連載されている作品なのだけれど、私が読んでいた時代のなかよしにも掲載されていたのはもちろん、実は私の母が読んでいた時代から連載されている。母が結婚して引っ越してきたときに持ってきたクリアボックスに当時のわんころべえのシールが貼ってあったのを覚えている。絵のタッチはだいぶ丸っこくなったものの、同じ作品をこんなに長い間連載し続けるなんて、本当にすごい。秋本治先生もそうだけど、連載続けるのって本当に大変だろうなと思います。(バクマン。とか読んでいると尚更思う)
『おはよう!スパンク』『きんぎょ注意報!』この後あたりに出てきました。秋元奈美先生。ついに知っている先生登場でテンション爆上がり。『うるきゅー』の多聞くんが好きだったなぁなんて想いを馳せながら、展示を見ていくと、、
『美少女戦士セーラームーン』登場!!!
ぶっちゃけ漫画もアニメも覚えてるほど読んでないし見てないんだけど、レイちゃんとまこっちゃんが好きというのは紛れもない事実でございました。。
友達にマーキュリーから名前を取って亜美ちゃんという子がいるのだけど、羨ましくて仕方なかったな昔。
武内直子先生の『ときめか!』なんて絵がむちゃんこ可愛くて楽しみにしてたのに、たしかなんか変なとこで終わってるんだよね、連載。続きが気になるなぁ。
そして時系列的にその後にあたる『あずきちゃん』!!!!
NHKのアニメを毎回見ていたのですが、アニメは小学生編で終了するの。けど、本当は中学生になってからの話も実は漫画にはあって。我が家にはなぜか『あずきちゃん』の単行本があったのさ。何回読み直したか分からない。。
ちなみに私の初恋はこの『あずきちゃん』に登場する小笠原勇之助くんです。勇之助くんがランドセルじゃなくて茶色い手提げカバンを使ってるから、あずきもお母さんにせがんで買ってもらって、でも勇気が出なくて持って行けなかったときにヨーコちゃんが持ってきてしまって、、みたいなエピソード懐かしいな(涙)
その後くらいに『カードキャプターさくら』の展示もあった。実はセーラームーン同様、記憶に鮮明に残るほどは覚えていないのだけど、でもやっぱりなかよしを語るうえでは避けて通れない作品なのだなぁとつくづく感じました。
展示の中には当時の付録も沢山あって、うずらかごさんに話してたら丁度「これーーー!」って登場してきたのが、応募者全員サービスのモーニング娘。のフィギュアでした。。
え、、あの当時みんな『娘。物語』読んでたよね、、?
毎月集めていたのに、ひと月分くらい購入を逃してしまい、でもどうしても全員分集めたくてお父さんに頼んでオークションで購入しましたね…ありがとう父よ……
ここから私の全盛期軍団がやってきて、『ぴちぴちピッチ』『シュガシュガルーン』『キッチンのお姫さま』とか……エモすぎて……
ちなみにシュガルンは結末までなかよしを読むことができていなかったものの、結末が気になり過ぎて昨年漫喫的な場所でついに読破してきました。良い作品だったなぁ。。
『ハッピーアイスクリーム』とか流行りませんでした?ハモったらハッピーアイスクリーム!って言うと先に言ったほうがアイスおごってもらえるっていうあのゲーム…はぁ、、(エモすぎてため息)
ちなみに私の好きな作家さんは原明日美先生と山田デイジー先生。お二人のコミックはすべて持っていましたね。。
そんな山田デイジー先生のサインもありました。お会いしたかったなぁ。。
てなわけで、当時の記憶は今でも残っているし、少女漫画がくれるときめきや高揚感は衰えない。夢やときめきをくれてありがとう。
そんな私は最近「マンガMee」というアプリにどっぷり浸かっている。
集英社のマンガアプリなのだけれど、今更ながら『君に届け』『ストロボエッジ』あたりを読んでいる。
そして中でも私の推し漫画は『初めて恋をした日に読む話』と『ハニーレモンソーダ』のふたつです。
はじこいは横浜流星の出世作だから有名かもしれないけれど、いや、本当にときめく。ドキドキしちゃう。読んで。みんな、本当に!
『ハニーレモンソーダ』も鉄板の展開なのだけれど、それがまた良い。。あと絵が可愛い。。
大人になっても少女漫画に満たされている20代半ばの夜なのであった。。
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