Under The Sun

街歩きや旅行が大好きなバルセロナ在住者によるバルセロナと旅の情報。米国3都市とベルギー…

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街歩きや旅行が大好きなバルセロナ在住者によるバルセロナと旅の情報。米国3都市とベルギーに在住経験有。世界69カ国を歩き、とにかく訪れてみるのがモットー。お勧めスポット、グルメ、文化、歴史、お得な情報まで幅広くお伝えします。特定の記事は「マガジン」で。

マガジン

  • 世界のグルメ

    旅行で試したローカル・フードなど食についての記事を一挙まとめてみました。

  • スペイン旅行(カタルーニャ州外)

    バルセロナのあるカタルーニャ州以外のスペイン旅行をまとめました。サンセバスチャン、ビトリア、オンダリビアなどのバスク地方や、ワイン産地として有名なリオハ地方など有名どころから穴場までご紹介します。

  • バルセロナ市内の観光スポット

    バルセロナ市内のガイドブックに載っていないようなあまり知られていないスポットを中心に裏話なども含め見どころをお伝えします。

  • バルセロナ最新情報

    観光をする上で役に立つ現地最新情報を随時お伝えします。

  • 世界遺産を歩く!

    NOTEを始めてから訪れた世界遺産の記事をまとめてみました。世界遺産に関しては基本とにかく何でも訪れるのではなく、自分が楽しめそうだったら訪れるようにしています。

最近の記事

海外旅行で食べたローカルグルメはなぜ美味しい?意外な理由も!

海外に旅行して「本場のグルメはやっぱり美味しい!」と思うことは多いと思います。その国で「美味しい」と思ったお店のシェフが日本に来て同じものを調理したら、同じくらい美味しいと思うでしょうか?答えは一見イエスと思いますが、実は「必ずしもそうでない」ということが証明されています。なぜ「本場のグルメは美味しいと思うか」検証してみました。 美味しい理由①料理人の経験や地元の美味しい食材を利用した料理その国にはその料理作りに経験のある料理人が揃っていることや、地元の新鮮な食材に適した料

    • スペイン内戦の防空壕Refugi 307を訪れる

      1936年から1939年の間に起こったスペイン内戦。 第一次世界大戦は地上戦が主でしたが、スペイン内戦は飛行機の発達とともにスペイン国土で初めて空爆が行われました。新たな脅威に人々は怯え、スペイン全国で多くの防空壕が建設されました。バルセロナ市だけでも1300以上もの防空壕が作られたそうです。 スペインの内戦は、「1984」や「動物農場」で知られるイギリス人作家ジョージ・オーウェルがスペイン政府側を援護した共産主義派の前線に参加した経験を書いたルポタージュ、「カタロニア讃

      • どうなる?バルセロナのエアビー禁止措置

        オーバーツーリズム関連のニュースが多い今日この頃。最近日本でもバルセロナのオーバーツーリズムのデモで観光客が水鉄砲で攻撃されるというニュースが注目されていたよう。 明らかに行き過ぎな行為ですが、バルセロナでは、ツーリスト・アパートメント(いわゆる民泊)の増加で住民のための長期のアパートメントが不足し、家賃が急激に高騰しており、過去10年で賃貸の家賃は平均で68%、住宅購入価格は38%増加しています。その増加を肌で感じ取っているバルセロナ市民は、効果的な対策を取っていない市に

        • 癒されるマドリード郊外サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルの町

          前回はマドリード近郊の世界遺産、エル・エスコリアル修道院を訪れました。 今回は、そのエル・エスコリアル修道院のあるサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルの町を歩きます。人口1万8千人ほどの小さな町です。 キュートなサン・ロレンソの街並みせっかくエル・エスコリアル修道院までやってきたので、町を少し見て行こうと思い町の中心の方へ。あまり期待はしていなかったのですが、良い雰囲気のカフェやバルがずらりと並び、まるで富裕層が訪れる避暑地というような趣。 広場からは修道院の塔とドー

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        記事

          スペイン黄金時代の圧巻の世界遺産、エル・エスコリアル修道院

          マドリード市から50キロのところに位置するサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(San Lorenzo de El Escorial)にある サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル修道院王室御用邸(Monasterio y Real Sitio de San Lorenzo de El Escorial)。1984年にユネスコの世界遺産に登録されています。 マドリードの王宮に行こうかどこに行こうか迷っていて、調べてみるとこのエルエスコリアル修道院が良さそうだったので行って

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          マドリードの生活感ある裏道が楽しい!

          マドリードの市中心の表通りはバルセロナにもあるお店ばかりであまり面白くないのでできるだけ裏道を通るようにしました。中心にも関わらず裏道は生活感が感じられて、古い住宅も多く良い雰囲気のところが多かったです。 マドリードは以前訪れていて、さっとメトロに乗って王道スポットしか行かなかったであまり良いイメージはありませんでしたが、今回は裏道を歩きマドリードが好きになりました。 デコレーションが素晴らしい映画館。 こちらはどうやら市場らしき面持ち。バルセロナだと市場の前に広場があ

          マドリードの生活感ある裏道が楽しい!

          マドリードの王道スポットを歩く

          美術館や博物館巡りがテーマだった今回のマドリード滞在。一応有名どころをさらっと歩いてみました。 定番中の定番、マヨール広場 以前も来たことがある、定番中の定番のマヨール広場。赤の壁が映え趣がありますが、結構ガヤガヤしているのでこの辺りはあまり落ち着きません。ロケーションの良さから、寄ろうと思わなくてもどうしてもたどり着いてしまい、今回3度も通りました。 チップ稼ぎのキャラがたくさん。お金をせびっているように見えるバズ。 結構頭の被り物を取って歩いている人達がいて、子供

          マドリードの王道スポットを歩く

          マドリードで観光客のいない政府施設を見学

          政府系の建物を見学するのが学生の時から大好きで、マドリードはスペインの首都なので、国会などの政府系施設を見学したいなと思っていました。ところが調べてみると「現在見学は受け付けていません」だったり、数ヵ月先まで一杯だったり、年に1日くらいしか開放していなかったりとかなり難しそう。スペインでは自治体レベルでは結構開放しているところが多いですが、国レベルだと結構難易度が高くてびっくり! そんな中、ふらっと行けそうだったところに行ってみることにしました。 300年の歴史、スペイン

          マドリードで観光客のいない政府施設を見学

          アメリカンアートが充実、ティッセン=ボルネミッサ美術館で気になった行動

          プラド美術館とソフィア王妃芸術センターと並び、マドリードの三大美術館の一つとして知られるティッセン=ボルネミッサ美術館。3つの中では恐らく一番訪れる旅行者は少ないと思いますが、スペインのアートが充実したプラド美術館やソフィア王妃芸術センターとはまた異なったアメリカン・アートなども充実したインターナショナルなコレクション。 それもそのはず、スペイン王室やスペイン政府、スペイン人コレクターのコレクションではないためです。 マドリードに開館したのは偶然それとも必然?元々はハンガ

          アメリカンアートが充実、ティッセン=ボルネミッサ美術館で気になった行動

          マドリードのレトロなバル、Casa Camacho

          おしゃれなバルも良いけれど、全世界どこにでもあるので、マドリードで行ってみたかったのはレトロなバル。 マドリードの前に訪れたソリアでもレトロバルを訪れました。 調べてみるとそこそこあり、場所が比較的便利で軽く飲める雰囲気だったCasa Camachoへ行ってみることにしました。 キュートなマラサーニャ地区Casa Camachoはマドリード中心付近のマラサーニャ地区にあるということで行ってみるとなかなか良い雰囲気です。意外と観光客は少なく住みたいくらい。 レトロな店構

          マドリードのレトロなバル、Casa Camacho

          スタジオ・ジブリ全開!バルセロナのグラシア祭

          毎年8月に開催されるバルセロナのグラシア地区のグラシア祭。 ここカタルーニャ州では、村や町の一番のお祭りは「Festa Major」(カタルーニャ語表記)と呼ばれ、ユネスコの無形文化財にも登録されている「人間の塔」や巨大な張子の人形のパレードなど様々な催しが行われます。バルセロナでは地区(昔の村単位)ごとに開催され、グラシア祭もその一つ。他の地区と違うことろは25年ほど前から通りを装飾するようになったこと。そして、グラシア祭の次の週に開催されるサンツ地区のサンツ祭も通りを装

          スタジオ・ジブリ全開!バルセロナのグラシア祭

          スペインでイギリスが味わえるコスタ・ドラダのサロウ

          バルセロナの南西、ローマ時代の世界遺産で知られるタラゴナから10キロほど行ったところにあるサロウ(Salou)。コスタ・ドラダという海岸に位置するビーチリゾート。 グーグルマップでみるとビックリする数のパブ、イギリス料理店やインド料理店があり、どうやらイギリス人に人気のビーチリゾートのよう。 イギリスで飛行機とホテルがセットになったパッケージツアーの人気No.1は日本人にはあまり知られていないスペイン・バレンシア州にあるベニドルム。まるでホノルル?というくらい高層ホテルが

          スペインでイギリスが味わえるコスタ・ドラダのサロウ

          プラド美術館一番人気はあの絵ではなかった!ダリも影響されたあの絵

          マドリードのプラド美術館と言えばベラスケス、ゴヤなどのスペイン人画家やスペインで活躍したエル・グレコなどのコレクションで知られる言わずと知れた世界でも有数の美術館。 プラド美術館は珍しく写真撮影が禁止されているので、印象的な絵以外は何を見たか記憶が曖昧でになりますが、写真を撮らずに鑑賞するのも悪くないです。 今回は、プラド美術館を訪れてみて面白かったことをここで書こうと思います。 プラド美術館の名作の数々ピカソも刺激したプラド美術館で最も有名な絵 プラド美術館と言えば

          プラド美術館一番人気はあの絵ではなかった!ダリも影響されたあの絵

          マドリード名物カラマリ・サンドを食す!

          今回のマドリード旅行では、スペインに住んでいるため一般的なスペイン料理はそれほど興味はありませんでした。やはりマドリードで食べるならバルセロナではあまり食べれないマドリード名物を食べたい!そこでマドリード名物を調べてみると、 Cocido madrileño(ひよこ豆の煮込み) Callos a la madrileña(もつ煮込み) Bocadillo de calamares(イカフライ・サンド) Patatas bravas(パタタスブラバス) Molleja

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          広大で見所たくさん!マドリードの世界遺産レティーロ公園

          今回、美術館と博物館巡りが目的のマドリードでしたが、ぜひ訪れて見たかったのがレティーロ公園。 2021年に「プラド通りとブエン・レティーロ公園地区。芸術と知の景観」として世界遺産に登録されています。 マドリードの中心にあり、プラド美術館をはじめとしたマドリード三大美術館からも近くて便利です。 世界遺産に登録されているはレティーロ公園全域とプラド美術館の西側にあるプラド通り(Paseo del Prado)を含むかなり広い範囲で、プラド美術館や王立植物園、証券取引所、スペ

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          豪華装飾とアートコレクションがすごいマドリードのセラルボ美術館

          マドリードで王宮に行こうと思っていたところ行事かなにかで閉まっていたので、急遽訪れた近場のセラルボ美術館。正直聞いたことがなかったのですが、ネットで調べると面白そうだったので行ってみることにしました。スペイン広場から目と鼻の先で王宮からも10分かからないくらいです。 セラルボ美術館は、政治家、収集家、歴史学者、考古学者の肩書きを持つ17代目のセラルボ伯爵の邸宅をそのまま美術館として公開しています。亡くなる1922年までセラルボ伯爵本人が住み、彼の遺言により美術館として開館す

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