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宇宮7号
2024年10月25日 00:18
宇宮7号です。普段は絵を描いたり世界史の解説動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。2009年に制作された『獣の奏者』のアニメ版を最近見始めたのですが、最初の5話時点で、ちょっとこれはとんでもない(良い)作品だと思ってしまったので、その感動をここにまとめようと思います。本来の私は、どちらかと言えばかなり原作厨です。上橋作品の原作が好きなので、メディアミックスはあくまで二次的副産物と
2024年9月29日 14:25
宇宮7号です。普段は絵を描いたり、世界史の解説動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。今日は『獣の奏者』に出てくる王族ダミヤの話をします。ダミヤは真王ハルミヤの甥です。30近いのに妻帯せず、たくさんの女性と浮き名を流す、女好きの王族として描かれます。冒頭からネタバレしますが、『闘蛇編』『王獣編』で国を揺るがす事件の多くは彼が画策したものであり、真王謀殺の黒幕でもあります。それに
2024年8月9日 01:59
宇宮7号と言います。普段は絵を描いたり世界史の授業動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。最近は青い空(SNS)で上橋作品について話しているのですが、そこで「守り人シリーズ」と『獣の奏者』の年齢考察をしたので、こちらにもまとめておきます。これで、「ジグロって何歳で死んだんだろう」とか「ジェシっていつ産まれたんだろう」とかいう疑問がふと湧いた時も大丈夫です。(謎需要)(この記事は『獣の
2024年7月29日 08:06
宇宮7号です。普段は絵を描いたり、世界史の解説動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。今回は、短編集『流れ行く者』収録の「浮き籾」の話をします。「浮き籾」は、幼少期のタンダ視点で描かれた物語です。文中の端々に、タンダの生きづらさみたいなものが垣間見えて、何度読んでも苦しくなります。折にふれ色々思うところをSNSに叫んだりしていたのですが、ちょっとそれでは我慢ならなくなったので、ここ
2024年6月9日 20:56
宇宮7号です。普段は絵を描いたり世界史の解説動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。今回は『獣の奏者外伝 刹那』の話です。『獣の奏者』は4冊完結ですので、そこまでは皆さん読まれるのですが、その後『外伝 刹那』までは手を出さずにやめられる方が多いようで、なんと勿体無いことかと衝撃を受けたので、ここにて魅力を力説しようと思います。特に今回は「秘め事」という中編を語ります。なぜかと
2024年4月29日 19:58
宇宮7号です。いつもは絵を描いたり世界史の解説動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。さて、上橋ファンとしては、かつてジュンク堂とのコラボで開催された「上橋菜穂子書店」にて推薦された本の数々を読破したいという叶わぬ夢を抱く皆様も多いことでしょう。私もです。今回は、氏推薦図書の一つ『破壊する創造者』の話をします。この本はかなり有名です。作者直々に「この本を読んで『鹿の王』のアイデ
2024年3月15日 01:02
宇宮7号と言います。普段は絵を描いたり世界史の授業動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。最近は青い空(SNS)で上橋作品について話しているのですが、そこで「守り人シリーズ」と『獣の奏者』の年齢考察をしたので、こちらにもまとめておきます。これで、「ジグロって何歳で死んだんだろう」とか「ジェシっていつ産まれたんだろう」とかいう疑問がふと湧いた時も大丈夫です。(謎需要)(この記事は「守り
2024年2月11日 23:10
こんにちは。宇宮7号と言います。普段は絵を描いたり世界史の解説動画を作ったりしています。上橋菜穂子ファンです。守り人シリーズのaudible化によって、シリーズ全体を読み返し/聴き直しする機会が増えたのですが、読めば読むほど、バルサとタンダの関係に「なにこの二人……なに……?」と打ち震えるばかりなので、ちょっと細かくまとめてみようと思います。作者はこの二人の“つれあい”関係を描くに
2023年11月8日 00:52
宇宮7号と言います。普段は世界史の絵や動画を作っています。上橋菜穂子ファンです。最近『守り人』シリーズが次々audible化しているので、繰り返し聴いているのですが、『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』まで聴いて、幼少期には気づかなかったテーマの流れがあるのに気付いたので記録します。結論というか言いたいことを先に言います。「いや、『夢の守り人』は読むべきだわ」※以下『精霊の
2023年7月28日 03:03
こんにちは。宇宮7号といいます。絵を描いたり世界史の動画を作ったりしている人間です。上橋菜穂子ファンです。私は上橋菜穂子(敬称略)が書く世界や人間は総じて好きなのですが、誰が印象に残ってますかと言われると間違いなくラフラ〈賭事師〉のアズノという老女をあげます。同じ人は多いと思います(偏見)。番外短編での一回きりの登場(存在は本編にて示唆)にも関わらず、その立場の頼りなさを象徴するような
2023年7月21日 18:05
こんにちは。宇宮7号です。絵を描いたり世界史の動画を作ったりしています。今回は上橋菜穂子ファンから同じ上橋菜穂子ファンに向けて伝えます。audibleを聴いてください。audibleで『精霊の守り人』と『獣の奏者』を聞いてください。めちゃくちゃいいです。audibleというのは、本を朗読してくれるサービスです。そこに登録されている上橋菜穂子作品、とりわけ『精霊の守り人』及び『獣の奏者