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飲食店経営のサポートマガジン

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経営者からスタッフまで、あらゆる飲食業界で働く人に役立つ情報、思想、分析などの記事を中心にまとめています。
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2021年4月の記事一覧

自己紹介

自己紹介

千葉県在住2児の父、飲食業に30年携わり、これまでアルバイトから管理職、代表取締役まで、さまざまなポジションを経験、通算経営17期目。

2021年、これまで経営した飲食店を事業譲渡し代表取締役を退任。
現在、飲食経営相談やコンサルタント、ライターとして活動。

2022年6月に株式会社パディーズを設立。
これからのとても厳しい時代でも生き残れる他の人がマネできないようなキャラの濃い飲食店を経営で

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【念願だった2店舗目の開店】そのリスクと大きな壁

【念願だった2店舗目の開店】そのリスクと大きな壁

一大発起して独立開業、飲食店を経営し業績も順調。


5年ほど運営して借り入れもほぼ返済となると、銀行も「また借りませんか?」と言い出し2店舗目の出店を視野にもいれる。

 

しかし、5店舗を経営している人が、もう1店舗を出店するのと全く様相がちがうのが2店舗目の出店。

 

僕は、このリスクマネージメントができておらず2店舗目を出店しては閉店し、また出店しては譲渡したりといったことを繰り返し

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出前文化に学ぶデリバリー戦略【コロナ時代の提案】

出前文化に学ぶデリバリー戦略【コロナ時代の提案】

今でこそあまり見かけなってしまったが、日本には出前という文化があり、「てんやもん」として多くの人に利用されてきた歴史がある。

 

昨今は、Uber eat や出前館といったデリバリー代行業者が台頭し、多くの人が利用している中、問題点もかなり多く出てきている。

 

そこで、この時代において「出前」という文化を再び思い起こして、そのいいところを現在のデリバリーニーズに落とし込んでみてはどうだろ

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なぜ、あの店はテイクアウトをやめてしまったのか? 7つのポイント

なぜ、あの店はテイクアウトをやめてしまったのか? 7つのポイント

昨年4月の緊急事態宣言の時に、多くの飲食店がテイクアウトを始めていましたが、結果はどうでしょうか?

難しさを感じて、すぐやめてしまったり、テイクアウトの他に通販、デリバリーなども着手し、手が回らなくなったりと思うように成果を上げられなかったお店が多いと思います。

しかし、このコロナ時代において、外食の機会の減退により中食、内食が増えていく流れはとめられず、テイクアウトの需要はさらに膨らんでいく

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飲食店は、食べログとどう付き合っていくべきか?

飲食店は、食べログとどう付き合っていくべきか?

近年のクチコミサイトの台頭で飲食店の評判は、かなりの比重で食べログの評価に左右されています。

この評価の点数やクチコミの内容で、お店の評判を落としたり、閉店に追い込まれたりといった大きな影響が出ている事例も少なくありません。
そして、食べログの点数に一喜一憂しすぎて、困惑している店舗管理者がとても多くいますが、そんな状況に陥らないように、情報を整理していきましょう。

食べログとの付き合い方は3

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飲食店経営者がデザイナーに気持ちよく仕事をしてもらう方法

飲食店経営者がデザイナーに気持ちよく仕事をしてもらう方法

あなたが初めてきたお客さん
「グリーンカレーを辛さ抑えて、パクチーを抜きでお願いします。」 
と言われたら、どう思いますか?

お客様の好みに合わせて出来る限り希望に沿えるようにする方が多いと思います。しかし、料理人が考えるベストの味付けではないでしょう。
 
「これがうちのグリーンカレーなんだ。食べてみて!」
ではないのは明白です。

デザイナーとクライアントとの間でも同じようなことが起きること

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コロナ時代に飲食店がやるべき3つの対策

コロナ時代に飲食店がやるべき3つの対策

 長く続くコロナ禍において、大半の飲食店は他の業種に比べて、手厚い国からの支援を受けています。 
 感染防止協力金などで地域によっては、1日6万円もの給付を受け、店舗の規模によってはピンチではなく、いつもの純利の倍以上をプールできているお店も少なくありません。
 
 協力金バブルといわれるに値する店舗を少なからずあるでしょう。
 しかし、これは間違いなく一過性のものであり、この国からの支援が打ち切

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