絶対に教えたくない、ダイエット方法①〜入門編〜

こんにちは、とらこです。
ここ数日、ダイエットについて気になっていることがあります。娘の子とらちゃんが行っているとある競技の先輩（中学生）が、連日「今日からダイエットします」とコーチに宣言しているのです。

先週だけでも、「今日から」というワードを何度聞いたことでしょう。親御さんから話を伺うと「カロリーや栄養を考えて料理を作っているのに、隠れてアイスを食べていたんです！！」とのこと。

中学生になると、思春期の影響だと思うのですが見た目が過剰に気になるし（身近に痩せている子がいるだけで辛いし、自己否定したくなります）、運動量も小学生のときよりも増えるので、余計にお腹が空くもの。

さらには、練習量が多いことによって睡眠時間も削られてしまうため、強い精神力がなければ競技を続けることはできません。そんな辛い状況の中、休まずに練習をこなす先輩が本当に素晴らしいし、子とらちゃんも幸せだとと思います。

親御さんも、お嬢さんのためにできることを一生懸命やっているのですが、それに応えて貰えないことが分かると残念な気持ちになりますし、苛立ちを覚えることも少なからずあったのかもしれないと思うと胸が痛くなりました。

とても気の利く優しいお嬢さんなので、親御さんの気持ちをよく理解していると思うのですが、それでも食べてしまうのは何かしらのストレスがあるのではないでしょうか（あくまで私の推測です）。

私は、双方のお気持ちがよく分かります。なぜなら、私も中学生になってから体型を気にするようになったからです。セーラー服を可愛く着こなしたかったですし、スカートを短くしてもキレイな足でいたいと強く願っていました。

部活で毎日練習していたにも関わらず、給食を残したり母の作った弁当を残したりしてダイエットをしていました。その結果、ダイエットは成功したものの、部活でスタミナ切れを起こすことが多くなったり、偏頭痛や精神的に不安定になったりするなどの、体調不良を起こすようになったのです。

高校生になり部活を引退してからは、逆に食欲が抑えられなくなってキットカットなどの爆食いを繰り返して、中学生のときよりも10キロ太ってしまいました。ところが、短大受験に向けて貯金しようと始めたアルバイト先で、ファッションモデルの女の子と出会い、彼女の食生活を真似していたら適正体重になりました。

それからアラフォーの現在まで、同じ体重をキープしています（出産期を除く）。私のダイエット方法は、とても健全なものです。無理がないからこそ、20年以上も同じ体重をキープしているのだと思います。

「元々痩せ体質なのでは？」「親の遺伝じゃない？」

と言われそうですが、小学校高学年までは丸々してましたし、両親も姉もぽっちゃり体型です。先ほどもお伝えしましたが、高校生のときに思い切り太ったので、食べれば太る『普通体型』であることは間違いありません。

それにも関わらず、私と子とらちゃんの体型を見て「羨ましい」と言う方が大変多いです。私が、体型維持のために努力していることについては誰も聞いてこず。惜しくも、人は結果でしか評価してくれないものなのです。

私のダイエット方法は、息をするのと同じくらい簡単にできることですし、食べたいものは我慢せずに食べる。脂肪吸引も未経験ですし、今後も絶対にやりません。いくつかのルールさえ守って生活していれば、簡単に痩せることができます。

次回の記事でいくつかのルールをご紹介しますが、まずは大切な心がけとして「痩せたい」という気持ちは捨てましょう！不思議なことに、痩せたいと思えば思うほど体重は増えていくものです。

カロリーを気にしてカロリーオフのダイエット食材を選んだり、食べないなどのダイエットをした場合、脳が飢餓状態になってエネルギーをより多く溜め込もうとして、食欲が抑えられなくなるのだそうです。

私の場合、痩せたいというよりも「健康的な体をキープしたい」という意識が強いです。中学生のとき、誤ったダイエットによって体調不良を起こしやすくなり、精神的にも参ってしまいました（反省）。

健康でなければ、やりたいこともできないし行きたいところへも行けません。心身ともに健康であり続けるために、あらゆる勉強をしてきました。栄養学や心理学、日本食やマクロビオティック、世界各国の料理など。私の研究結果を、次回の記事でご紹介しますので楽しみにしていていただきたいです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。