オンライン英会話を一年続けた経験からシェアできること 2
(記事の最後に、オンライン英会話Camblyの紹介コードを載せています。これで15分の体験レッスンが可能です。ご興味がある方は是非ご活用ください)
2023年10月31日追記:
Camblyの体験レッスンの運用が変わり、100円での(計45分の)有料体験レッスンとなりました。詳しくは上記リンク先に追記しましたのでご覧ください。
以前に "オンライン英会話を一年続けた経験からシェアできること" というタイトルで記事を書いたのだが
アクセス数が伸びており、多くの方にご覧いただいていること(長文にもかかわらず、お読みいただきありがとうございました)
さらにシェアできるポイントがあること
などがあり、続編を書くことにした。
オンライン英会話、そして英語学習に興味のある方のお役に立てばと思う。ご一読いただければ幸いである。
注: 本記事内容は私の英語レベル(リンクの記事をご参照ください)に応じた内容になります。
講師はネイティブがいいかどうかについての私の意見
私はCamblyに決めた際「講師が全員ネイティブであること」を一つの理由として挙げた。
ただ、私は「ネイティブ講師」そのものにこだわっているわけではない。私が重要、もしくは "この方はいいな" と思う講師は「多様な表現を使う人」である。
これは日本人でも同じだと思う。
「この人、語彙が豊富でいろんな表現を使うな」
と感じたことはないだろうか。
例えば「美しい」という意味でも、英語には多くの表現がある。それを一辺倒ではなくその場に応じて「beautiful」「stunning」「breathtaking」など、いろいろな表現を使われる方の方が私にはありがたい。それは「It's not my cup of tea.(それは私の好みではない)」など、慣用的表現(いわゆるイディオム)においても同様だ。
私は出来るだけ “私の知らない” 表現を使ってくださる講師の方をリピートするようにしている。知らない単語や表現を聞く度に私のアンテナは反応し「今、何と言いましたか?その表現、知らないんですが教えてもらえますか?」と知らない表現を知る機会が多くなるからだ。
〈区切り線内は、私が知らない表現に出会った場合の具体的な質問方法について書いたものです〉
例えば、
「…cup of tea? Sorry but I don't know the expression, could you let me know the meaning?」
のように、会話にサラッと差し込んで言ってみる。
聞く時間がない時は、分からなかった単語なり表現だけを出来るだけ上手く真似する、もしくはまるっと聞き返す。
「…cup of tea?」
のような感じだ。
その際、出来るだけ発音を上手く真似をすることが大切だ(知らない単語や表現は、そもそも知らないので発音も正しくないだろう。だが、それは当たり前なので気にしない)。そうすると講師の方は会話を止めて教えてくださる。
もしくは話の流れを折りづらい、ということもあるかもしれない。そういう時は、私は覚えておいたりメモをしておいて、切りのいいところで聞いてみるようにしている。
あとは、知っていてもいまいち使い方がわからない単語や語句というのもあるものだ。これらが会話に出てくると、また私のアンテナは「!」と反応し、先ほどのように会話中に差し込んで再度繰り返して例文として言ってもらったり、そこまででもない場合には、メモをして覚える、ということが多い。
そして可能な限り忘れないうちにその表現を実際に使ってみよう。自分の口で使って初めてそれは定着する。“インプット → アウトプット” の法則だ。子どもが覚えたての表現を一日に何度も言い続けるように、“得意になって” 言ってみる。
多様な表現をされる講師の方からは、このようにリアルな会話の中で学ぶ点が多い。
このケースの最も大きなメリットは、単語を参考書などで学び、その例文がある場合においても、リアルな会話で使用されたものが例文として最もわかりやすく腹落ちしやすいからだ。
学ぶ人にとってその言語が外国語である以上、使ったことのない単語や表現を適切な場で使うことは意外に難しい。
そして、多様な表現を使うかどうかという点においてはネイティブかどうかというよりも、先ほどの日本人の例のように人によると私は考えている。よって、私はネイティブ講師にこだわってはいるわけではない。
しかし、確率としてはネイティブ講師の方が、多様な表現を使う人が多いのではないか、と考えている ※。
※ 数値的な根拠があるわけではなく、飽くまで私個人の意見です。
つまり、
最終的には人によるものの、ネイティブの方が概ねベターではないか
ということだ。それが私がCamblyを選んだ際に「全員がネイティブ講師であること」が一つの決め手になった理由である。
もし私のレベルが初級段階で、そもそも会話のリズム自体に慣れる必要があったり、多様な表現を学ぶレベルにまで至っていなければ、上記の理由が全員がネイティブのCamblyを選ぶ一因になることはなかったと思う。
大切なポイントは、自分は今どのレベルにいて、何が必要か、何を求めているかを知ることである。そういう意味で私はCamblyを選んだが、それがわからない場合は、体験レッスンを試してみるのも一つの手だろう(この記事の最後にCamblyの紹介コードを載せています)。
フリートークについての私の意見
私は何人かの講師をリピートするタイプである。その上で、フリートークの完全否定派ではないものの、お互いの性格やキャラクター、レッスンのやり方などを理解し、ある程度関係構築ができた後は、教材等を使用してレッスンを進めるのを私のスタイルとしている。
もちろん「How are you?」から始まって、政治や文化論など堅いトピックに話が発展する場合もある。そういった場合はそのままその話題(フリートーク)を続けることもあり、講師からの質問にいい意味で答えづらい = つまり教材を使用した時並みにいい練習になることも時にはある。また興味が湧き私から質問する場合もある。よって繰り返しになるが、完全否定はしない。
けれど、
フリートークは自分の得意分野、話すことが容易い分野に流れる傾向があるということ = 自分が話しやすいことばかり話してしまい、学びに繋がらない
と考えているため、フリートークの割合は意識している。
具体的には、一回のレッスン(私の場合は30分)につき5分程度、久しぶりに会った方は10分程度を目安としている。
ただ、これはその方のレベルやそれぞれの考え方に基づくものだと思うので、飽くまで私の意見として捉えていただければ幸いである。
Daily Newsを使ってレッスンをすることの理由とメリット
私がオンラインレッスンでEngooのDaily Newsをよく使うようになったきっかけの一つに、英語系YoutuberのHaruさんのご意見がある。
Haruさんの動画の紹介 - 英会話が中々上達しない人に実践して欲しい事
この動画の “英会話が中々上達しない人に実践して欲しい事 ポイント②” で、Haruさんは「オンライン英会話は『自分が言えない文を見つける機会』だと思っている」とおっしゃっている。そして、そのために "Daily News" を教材として使用していることにも言及されている。
私もこの点に強く同意した。
Daily Newsには、時事ニュースを中心にあらゆるトピックの記事がある。そして記事自体も短く構成され、ディスカッションのための質問も用意されているので、30分程度の英会話レッスンにはもってこいの教材だと思う。
だが、Haruさんは当時DMMを使われており(現在はCamblyを使われているようです)、私の使用しているCamblyにはDaily Newsや、それに類するようなニュース系の教材がなかった。そしてEngoo Daily Newsの存在も知らなかった。
しかし、Camblyの何人かの講師から、このEngooのDaily Newsの記事を教材として提案・提示されることが何度かあり、自分でもレッスンで使い始めてみると、ほとんどの講師の方がこのEngooのDaily Newsを知っていることにも気が付いた。前回の記事でも述べた通り、Camblyでは講師の方の同意さえ取れればレッスンで何を使用しても構わない。そこで、Camblyの教材を使用しない時には、このEngooのDaily Newsを使うようになった、という経緯である。
Engoo Daily News
なお、こう書くと「Daily Newsは所詮DMMかCamblyでしかできないのでは」という結論になってしまう。そして私自身もこの二つ以外のオンライン英会話サービスが、教材としてどのようなコンテンツを揃えているのか詳細を存じない。が、私がここで伝えたい重要なことは、繰り返しになるが
「オンライン英会話では、いかに『自分が話せない文があるか』を見つけることが重要」
ということである。この点を意識すると、今後のレッスンや使う教材もまた違ったものになるかもしれないと思い、”Daily News” を使用する理由とメリットに言及した。他のサービスを使用されている方へも学習のヒントになればと思う。
※ Haruさんは、TOEICをメインに英検やオンライン英会話などいろいろなことに真摯にトライされている英語系Youtuberさんです。とても充実した内容でヒントをいただけることが多いので、私もよく視聴させていただいています。Haruさん、ありがとうございます。
沈黙を恐れない
こちらも、Haruさんの動画を視聴して実感したポイントだったので、その動画と併せて紹介したい。
Haruさんの動画紹介 - オンライン英会話だけでペラペラになるために意識すべき3つのポイント
3分37秒: 「沈黙を恐れない」
Haruさんはこの中で二つ目のポイントとして "沈黙を恐れない" ということを挙げている。
これも私自身、強く共感する点だったのでHaruさんの動画とともに取り上げたい。私も
(英語以前に)質問に対する回答としてアイデア自体が浮かばない
英語で何というべきか、すぐに出てこない
思い出せない単語や表現があり、すぐに答えられない
などで沈黙してしまうことはよくある。
その時に
講師の方を待たせるのが申し訳ない
時間がもったいない
と感じてしまい、適当に取り繕ったり、Haruさんがこの動画で一つ目のポイントとして言及されている「思考レベルを下げる」ことをしてしまった経験がある。
0分51秒: 「思考レベルを下げない」
(英語で自分が話せる方向に逃げてしまう、英語で言いやすい意見に流されて話してしまう意)
しかし、講師の方は生徒が考え始めると、話し始めるまで待ってくださる。よって、考える時間を持つことで答えられる質問なら沈黙を恐れずにレッスンに臨もう。
または、ただ単に英語の問題ではなく、自分の答えとしてのアイデアが見つからない場合は、それを伝えられるように、その回答を準備・覚えておくのも一つの手だと思う。「Unfortunately I'm not interested in the topic, so I've never thought about this kind of the questions, I have no idea…」など。よく出てくる言い回しは、これに限らず、何度も何度も声に出して覚えてしまうのが、"英会話のハードルを下げる秘訣" だと思う。
習慣化が何よりの強み
このトピックは前回の記事でも取り上げたが、重要かつ書き加えたいこともあったので、再度取り上げることにした。
私は現在Camblyで週5回のレッスンをしており、さらにイギリス人の友人ともオンラインでプライベートレッスンをしている(不定期)ので、レッスンとして英会話をすることが日常的になっており、やはり習慣化の強みを実感している。
習慣化できたのは、Camblyのサービスやレベルが私に合っていたということもあると思うので、サービスを選ぶ際には、自分が求めているものが何なのかを認識した上で、サービス内容、金額等を総合的に判断することが必要になる。私の場合、結果的にCamblyは私に合っていて、良い講師の方々との出会いもあり今に至っている。
その上で思うのは、習慣化ができると、その前後に習慣化したいことを付け加えることで、それがさらに強みを増す、ということである。
私の場合、レッスンでは集中力を使って割と疲れてしまうので、その後の勉強習慣は付けられていないのだが、開始前は最低でも15分、だいたい20分前には席につき、事前準備を始めるようにしている。これはオンラインレッスンを行う上で良い習慣になっていると感じている。
EngooのDaily Newsの記事を使ってレッスンをする際は、最低でも一度は音読を行い、記載されている質問にもどのように答えるか英語で考えておく。いろいろな方が言われている通り音読は "英語を英語で考える" ことができるようになるメソッドの一つで、繰り返すほど発音にも、英語による思考の強化にも効果が高いと私は感じている。Daily Newsの記事は短いので、私の場合は15分あれば2回以上は音読は可能で、内容についても十分考えることができるので、オンラインレッスンをやられている方や、これからやられる方は、是非前後の習慣を意識してみてはどうだろうか。仮に週3回レッスンをしたとして、その前の15分を勉強時間とすると、週45分、月180分になる。語学学習は小さいことの積み重ねで、コツコツ続けることが成果につながるので、よかったら試してみてほしい。
Camblyの紹介コード
この紹介コードを使用すると、使用した方は15分の無料100円で計45分の体験レッスンが受けられる - ご活用いただければ幸いである。
紹介コード【TOKI2022】
(リンクから登録していただくと自動的に紹介コード使用となります)
なお、紹介コードの適用には以下の条件があるので、事前にご確認をいただければと思う。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。どなたかのお役に立てますと幸いです。
※ 挿入されている見出し画像は筆者の撮影によるものです。
(Clifton Suspension Bridge, Bristol UK / 28 July 2019)
注: 本記事はすべて筆者の個人的見解であり、いずれかの企業様の意向を反映したもの、プロモーション案件ではありません。また、記載した情報は、本記事執筆時点(2022年6月)のものとなります。