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あなたの睡眠は疲れがとれていますか?「スッキリした朝に変わる睡眠の本」
食べる、人とコミュニケーションをとるなど同じく、生きていくのに欠かせない眠るという行為。
食べ物に関しては体に悪そうなものを極力避け、身体に良くておいしいものを食べようとするのに睡眠に関しては、
とりあえず長い時間ベッドに入っていたらいい
今日は忙しいから寝る時間を削るか……。
人間に欠かせないものではあるが、おざなりというか軽視されがち。
「スッキリした朝に変わる睡眠の本」(梶本修身 著)では、睡眠をただ眠るだけで終わらせず、その日たまった疲れをとる重要なものと位置づけます。
つまり、睡眠のよし悪しを評価する上で本当に重要な尺度は、「睡眠時間」でも「睡眠深度」でもなく、「朝、目覚めたときの疲労度」なのです。
今日は疲れたな、早く寝よう……。
と思いながらベッドでスマホをいじり続け、なかなか寝れなくなったことはないでしょうか?
”スッキリした朝に変わるための良い習慣”の章から、スッキリとした頭で1日を迎えるための習慣について学びます。
〇ベッドには物を持ち込まない
ついやってしまう寝る前のスマホいじり。
寝る場所であるベッドで何か行動を起こしてしまうと、それが習慣になり、眠気がなくなってしまうことも。
ベッドの上でスマホを触ったり、本を読んだりと睡眠に関係ないことをすると、ベッドはそういう場所だと勝手に記憶してしまうのです。そうするとベッドに入ると体が勝手に「スマホに触るモード」「本を読むモード」に変わってしまうのです。
スマホは寝る前の悪い習慣の代表例ですが、読書は意外でした。
ベッドは寝る場所というのを強く意識しないといけないわけですね。
良いことも悪いことも、日々の積み重ねが強い習慣になってしまうので、ちょっとした行動に気をつけていきたいところ。
〇眠る前のルーティンづくりで質の良い睡眠
寝る1時間前には音楽を聴いたり読書をしたり、リラックスできる時間をつくることが大事。
日中の交感神経が優位な状態から、リラックスした副交感神経に移行する時間をとるためにリラックスできる時間を確保。
さらに「寝る1時間は○○をする」と決めて、眠りにつく前の習慣をつくると自律神経の切り替わりが行われやすくなります。
これを「入眠儀式」といいます。
時間が取れないときは、パジャマに着替えたり水を飲んだりと、簡単なことでもいいそうです。
さきほどベッドでは、何もしないことを挙げましたが、ベッドに入る前に読書など、リラックスする時間を持って睡眠につく良い習慣が理想。
スマホや運動など脳を覚醒させる行動はNG。
〇今日から試してみたい、ちょっとした睡眠対策
他にも気になった、今日から手軽にできる習慣について。
・自己覚醒法
信じられないかもしれませんが、寝る前に「明日〇時に起きる」と意識することで、約半数の人がその時間に起きられるようになるのです。
これは偶然そうなるわけではなく、体の中で、覚醒をつかさどるコルチゾールの分泌のリズムが変わることによって引き起こされます。
本当に?という知識ではありますが、試してみる価値はある。
保険に目覚まし時計を仕掛けて体を慣らさないと、大変なことになりそう。
・日中の紫外線対策
また屋外で運動するときは、紫外線にも注意しなければいけません。
紫外線を浴びることで活性酸素が発生し、疲れの原因となるからです。
活性酸素は、酸素を取り込んで体内で使う際に生まれる物質。
体内に侵入したウィルスを破壊するメリットがある一方で、細胞をさび付かせ傷つけてしまうデメリットもあります。
季節問わず、日中の紫外線は強いイメージ。
アスリートの方がサングラスをするのは、まぶしさの軽減だけでなく、疲れをためない対策でもあるそうです。
サングラス、日焼け止めは良質な睡眠にもつながります。
最近見直されてきてはいるものの、まだまだ忙しさなどの犠牲になってしまう睡眠。
本書の習慣づけを試して、自分に合ったものを見つけていきたいものです。
朝の体調を万全にすることで、仕事で憂鬱な一日をのりきる。
最近寝ても疲れがとれないなぁ……、と感じている方は読んでみてください。
気づきの多い一冊。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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