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登山

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大分遠征(2日目③)

大分遠征(2日目③)

夕方、宿でもう一度温泉に入り、体を温め直してから、夜飯を食べるお店「長湯バルねはんや」に出かけた。出かけたと言っても、宿から徒歩1分の近さだ。昨夜の夜飯調達に車で往復1時間かかったのとはえらい違いだ。

お店に入るとマダム(ママ?)が優しく迎え入れてくれた。店内には誰も居ない。カウンターは遠慮し、隅のテーブル席に座った。静かな曲が流れていてとても良い雰囲気だ。

まずは。生ビールである。いつもはノ

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宮之浦岳、日帰り登山

宮之浦岳、日帰り登山

宮之浦岳。一度登りたいと思っていた山。屋久島までのアクセスに時間を要するためなかなか行けなかったが、今回ふと思い立ち、羽田から鹿児島空港乗り継ぎで夕方屋久島に着いた。空港近くのドラッグストアで明日の行動食と夜飯を買い出しし、宿泊先ゲストハウス屋久島へ。

登山当日
3時半に起床し、タクシーで淀川登山口の手前(紀元杉の先)まで乗車。

4時50分タクシー下車。あたりは真っ暗、頭上を見上げると星がきれ

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羽田から鹿児島空港で乗り継ぎし屋久島に到着。近くのドラッグストアで食料買い出しし、バスで宿に向う。天候良し。明日は朝3時半起きで、宮之浦岳縦走予定。

本日、屋久島。淀川登山口〜宮之浦岳〜縄文杉〜荒川登山口。21.3km、8時間50分。トレイルラン的登山。

大分遠征(最終日)

大分遠征(最終日)

昨夜食事から帰って来てまた温泉に入り(三度目)、よ〜くあったまってから22時頃には床につき、川の音を聴きながら寝た。

朝4時半頃に一度トイレに起きたが、また直ぐに眠りに落ち、目が覚めたのは7時半過ぎだった。カーテン越しに明るい日の光が差し込んでいる。いやぁ〜久しぶりに良く寝れた。目覚まし無しの寝起きは最高。今日も良い天気だ。

布団に横たわったまま、脚に意識を向けてみる。脹脛、太腿が張っていて、

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大分遠征(二日目②)

大分遠征(二日目②)

牧ノ戸登山口の駐車場から長湯温泉への道のりはとてつもなく眠かった。あまりにも眠いので、途中車を止めて少し横になる。日はまだ高い。まあ急がずのんびり行こうとハンドルを握り直した。

今日の宿、古い旅館「かどやRe」には15時前に到着した。車を降りると早速筋肉痛で歩きにくかった。玄関を開けて入ると、女将さんが出てきたので名乗ると「ああ、はい、はい」と言って、宿帳も何も書かずに、部屋に通してくれた。

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大分遠征(二日目①)くじゅう連山登山

大分遠征(二日目①)くじゅう連山登山

朝4時の目覚ましを一度だけスヌーズしてから起床。昨日買っておいたシーチキンのお握りと大福を食べて朝ご飯とする。

4時半に宿(赤川温泉スパージュ)を出るとオリオン座などの星座がくっきりと見えた。よっしゃ、いい天気だ。車のエンジンをかけ、牧ノ戸登山口に向けて出発。途中、たぬきと思しき小動物が道路を横切りヒヤッとした。

5時10分、牧ノ戸登山口到着。まだ真っ暗。車内で準備をしてから外に出ると、めっち

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大分遠征(初日②)

大分遠征(初日②)

赤川荘の温泉で温まり、宿の食堂でゆったりしているといつの間にか日が暮れかかっていた。時刻は6時半を過ぎている。夕飯の買い出しに行かないあかんと焦り、急いで準備して車に乗りこむともうすっかり辺りは真っ暗。

道路にでても街灯があるはずもなく、真っ暗な山道をとにかく竹田市街に向かって走らせる。ほとんど車が来ないのでハイビームで走っていると、対向車にパッシングされる。

市街は10km以上先、途中でスー

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大分遠征(初日①)

大分遠征(初日①)

早朝、羽田7時50分発のANAに乗り9時半過ぎに大分空港に降り立った。狙った通り天候は良好でとても暖かい。大目的はくじゅう連山の日帰り登山だ。先月、屋久島の宮之浦岳日帰り登山を行った際に知り合った山の達人の方が「くじゅうはいいですよ、くじゅうはいいよ」と何度も絶賛されていたので行ってみたくなった。「10月下旬から11月上旬の紅葉の時期が最高」と仰っていたが、今回少し早めの10月中旬のトライとなる。

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屋久島(4日目最終日)

屋久島(4日目最終日)

6時少し前に起きた。昨夜は一人だったのでとても良く眠れた。カーテンを開けるとちょうど日の出のタイミングだった。しばし見とれた。

屋久島、また再訪したい土地だ。

屋久島(三日目②)

屋久島(三日目②)

本日宿泊予定のホテル屋久島に着き、フロントで白谷雲水峡へのバス接続時間などを調べてもらったが、接続の良い9時6分のバスは行ってしまい、次は大分空く上、乗換の接続も悪く、2時間も待たなければならないことがわかり、昨日に続き白谷雲水峡は断念した。ふとロビーを見回すとカッコイイ自転車が置いてあるではないか。なんとロードバイクが安く借りれることがわかったので、筋肉痛が心配だったが、6時間借りることにした。

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屋久島(三日目①)

屋久島(三日目①)

昨夜も同室の人の激しく強烈なイビキ攻撃でよく眠れなかった。それでも、宮之浦岳日帰り登山の疲れから時々は眠りに落ちていた。朝は目覚ましなしで7時前に起きた。ベッドから立ち上がると腿がパンパンに張っている。ゆっくりとぎこちなく歩き、洗面所で顔を洗って、ダイニングへ行った。まだ誰も居なかった。お湯を沸かし、フリーのドリップコーヒーを淹れて飲んだ(もちろんブラック)。思いの外、美味しく、ぼんやりとしていた

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屋久島(二日目)

屋久島(二日目)

朝3時半。iPhoneの目覚ましで起きた。昨夜は同室の人の強烈なイビキでほとんど熟睡できなかったが、それでも少しは眠れたようだ。ザックの中身を再度チェックし、玄関に出てみると、予約していたタクシーがすでに待機してくれていた。運転手さんに「すぐいきます」と伝えて、ベッドに戻り荷物を取って外に出た。トランクを開けて待っていてくれたが、荷物がないとわかると、運転手席に戻ってハンドルを握った。まだあたりは

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屋久島(初日)

屋久島(初日)

鹿児島からは小型のプロペラ機だった。こちらのほうがなぜか安心感がある。30分ほどの飛行で、夕方16時に屋久島空港に着陸した。小さな空港。預けたキャリーバックを受け取り、食堂で屋久島うどんを食べた。飛び魚の天ぷらもついていて、背びれもパリパリいけた。売店のおばちゃんに近くにコスモスというドラッグストアがあることを聞き、明日の宮之浦岳縦走のための行動食を買いに行った。あんぱん、カレーパン、羊羹などを買

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