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#LoRa

【自作LoRA】自作のキャラLoRAと服LoRAを同時に使用してイラストを生成する②【Stable Diffusion】

【自作LoRA】自作のキャラLoRAと服LoRAを同時に使用してイラストを生成する②【Stable Diffusion】

zetaと申します。今回は自作した服LoRAを使用して生成するイラストの質を高めるために試した事をまとめてみました。
正直なところ新たな知見は得られませんでしたが、服LoRAの生成方法にある程度自信が持てるようになったので、モチベ向上も兼ねて記事にしようと思います。

やったこと・服LoRAの作成時に教師画像を増やす
・拡張機能を試してみる
・キャラLoRAと組み合わせてイラストを生成する

服L

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Flux.1 Lora学習用データセットとForgeのインストール


🌟 FluxのLoraについての補足

解像度の選択と学習時間について

解像度は、Loraを作成する際の重要な要素です。解像度が高ければ高いほど、モデルの学習に時間がかかります。例えば、以下のように解像度を変更した場合の学習時間の比較があります。

🖼️ 512:

低解像度: 画像は少し粗くなります。

学習スピード: 🚀 最速!

精度: 少し低くなる可能性があります。

おすすめ:

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ComfyUI で FLUX.1 の画像生成とLoRAを試す

ComfyUI で FLUX.1 の画像生成とLoRAを試す

「ComfyUI」で「FLUX.1」の画像生成とLoRAを試したのでまとめました。

1. FLUX.1「FLUX.1」は、「Stable Diffusion」の開発者たちが立ち上げた「Black Forest Labs」が発表した最新の画像生成AIモデルです。

2. Fluxの画像生成Fluxの画像生成の手順は、次のとおりです。

(1) 「Stability Matrix」で「ComfyUI

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SimpleTuner v0.9.8.1でFluxモデル微調整が進化 - StableDiffusion界隈に朗報

SimpleTuner v0.9.8.1でFluxモデル微調整が進化 - StableDiffusion界隈に朗報

はじめにStableDiffusionユーザーの皆さん、お待たせしました!SimpleTunerの最新バージョンv0.9.8.1がついにリリースされ、Fluxモデルの微調整において画期的な進歩を遂げました。本記事では、この重要なアップデートの詳細と、StableDiffusionコミュニティにもたらす影響について深掘りしていきます。

SimpleTuner v0.9.8.1の主な特徴互換性の向上

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Google Colab で Flux のLoRAファインチューニングを試す

Google Colab で Flux のLoRAファインチューニングを試す

「Google Colab」で「Flux」のLoRAファインチューニングを試したのでまとめました。

1. AI Toolkit by Ostris今回は「AI Toolkit by Ostris」で「Flux」のLoRAファインチューニングを行いました。

2. 学習データの準備今回は、「東北ずんこ・ずんだもんプロジェクト」で提供されている「画像学習用データ」を使います。

(1) 「東北ずんこ

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【StableDiffusion】VRoidからつくる衣装LoRA制作メモ【データセット付き】

【StableDiffusion】VRoidからつくる衣装LoRA制作メモ【データセット付き】

■記事の対象ユーザ
1.SDXLのLoRAを作っている(=つよつよグラボを持っている)
2.衣装LoRAを作ってみたが上手く行かない
3.データセットとキャプションをどうしたら良いか判らない

■ようするに?

はじめにちょっと前に「コピー機学習法」による差分LoRA作りの記事で書いたことで
「おで、LoRA、すこしわかる」程度になった気でいたんだけど、調子に乗って同じ感覚で服LoRAにも挑戦した

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論文解説 Ada-adapter:Fast Few-shot Style Personlization ofDiffusion Model with Pre-trained Image Encoder

ひとことまとめ

概要StableDiffusionなどのText-to-Imageモデルを特定のスタイルに最適化する研究は複数行われている。例えばDreamBooth、LoRA、Textual Inversionなどがあげられる。しかしながら品質を上げるためには大量の画像が必要である。そこでIP-Adapterなどの事前学習済みモデルを使用し効率的にstyleのみを学習する手法を提案する。提案手

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漫画向けトーン貼りLoraを試作した ―もとい、トーン貼りControlNetの構想―

漫画向けトーン貼りLoraを試作した ―もとい、トーン貼りControlNetの構想―

バケツ塗りをしたときの細かい塗り残し! あれ気になりますよね〜!

 線画の隙間や塗り残しにえっちらおっちら対応しなくても、適当にグレーを塗ればAIがいい感じにトーンを貼ってくれる。(なんなら線画もちょっぴり整えてくれる)

そういうものがあればいいなと思ったので、トーン貼りLoraを作ってみました。
精度は悪いよ!

グレースケールの画像を与えるとこんな感じでスクリーントーン調にします。

学習

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自作背景LoRAを作ってみた話

自作背景LoRAを作ってみた話

 こんにちは、Cyphiaです。今回は自分の絵で背景LoRAを作ってみたのでそれを紹介します。

作成方法 学習にはCivitai.comのをLoRA作成サービスを利用しました。自分のPCの計算能力が不足しているのが主な理由です。
 このサービスの使い方は、まず作りたいLoRAのモデルタイプをCharactter, Style, Concept の中から選びます。今回はStyleを選択しました。次

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ComfyUIでモデルとLoraのマージをしてみた。直感的で取っ付きやすい!

ComfyUIでモデルとLoraのマージをしてみた。直感的で取っ付きやすい!

モデルのマージについては初心者なのですが、ComfyUIで簡単に出来たので記事にしました。

モデルのマージについては、多くの方が記事を書かれていますのでそちらを参照して下さい。
今回は初心者の自分の備忘録的にやった内容を記載する感じになります。

この記事はLoraのマージになります。
やってみた印象としては、モデルのマージよりははるかに簡単なものだと感じましたので、ここからマージ系に入るのが良

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デルタもんLoRAの正式版を公開します。

デルタもんLoRAの正式版を公開します。

こんにちは、BlendAI運営です。

デルタもんLoRAの正式版を公開しました。 以下からダウンロード可能です。

booth (学習データセット付き)
https://blendai.booth.pm/items/5801621

civitai (LoRAのみ)
https://civitai.com/models/492694

デルタもん公式LoRA version1.0の特徴についてご

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VRCモデル改変キャラクターLoRA作成手順(AI実験/2024年6月)

VRCモデル改変キャラクターLoRA作成手順(AI実験/2024年6月)

VRC用モデル改変キャラクターのLoRAを作成する手順の紹介です。

今回の目的VRCで使用している自分のキャラクターのAIイラストを生成できるようになります。

前提条件※「すでに改変済みの自分の3Dアバターがある方」向けの内容になります。
【使用ツール】
●Stable Diffusion (webui A1111)*1
●Transparent-Background*2
●Kohya_LoR

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【自作LoRA】自作のキャラLoRAと服LoRAを同時に使用してイラストを生成する【Stable Diffusion】

【自作LoRA】自作のキャラLoRAと服LoRAを同時に使用してイラストを生成する【Stable Diffusion】

zetaと申します。
今回は自作のキャラLoRAと服LoRAを組み合わせてイラストの生成を行いました。

やりたいこと・キャラLoRAの絵柄を崩さずに服LoRAで着せ替えたい
・服LoRAを作るためのテンプレート的なものを見つけたい

服LoRAの難しさについて(参考)経験則に基づく個人の感想ですが、キャラLoRAを作るよりも服LoRAを作る方がかなり難しかったです。単純にキャラLoRAと同じ手順

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LoRAで遊ぼう! ポケモンドットLoRA編

LoRAで遊ぼう! ポケモンドットLoRA編

LoRAを使ってAIイラストで遊ぶ、LoRAで遊ぼう!シリーズ第三弾です。
そんなシリーズあったの!?ってぐらい久しぶりですがw

今回ご紹介するのはポケモンドットLoRAです!
※勝手に私がそう呼んでます

ドット絵時代のポケモンのキャラクター立ち絵等で学習されており、ポケモンっぽいドット絵を再現するLoRAです。

AIイラスト界隈は20代以上の方が多いらしいので刺さる方が多いんじゃないでしょ

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