「長時間寝たのに疲れが残る時」と「短時間しか寝てないのにスッキリ目覚める時」があるのはなぜか #ガリガリと学ぶ自律神経 6
こんにちは、てるです。
このシリーズも6回目!しばらく自律神経のことについて書いていきましたが、正直、私が当時一番悩んでた頃に知りたかったなという内容でした。それくらい自分は当てはまる症状ばかりで、あの頃はもがいてました。
体調が悪いということで病院へ行っても点滴をして終わり。根本が解決していないので一時しのぎの連続です。引きこもりがちになるのは気持ちの問題ではなく、カラダの働きから作られる物質の影響だったなんて考えたこともありませんでした。
これを読んでくださっているあなたがもし昔の私のような状態だった場合に、少しでも楽になってもらえれば嬉しいなと思いながら本気で書いてます。
さて、今回は就寝3時間前に夕食は食べ終わろうというテーマです。
こんなことを書きながら私の実際の生活は「帰宅→食べる→お風呂→寝る」とても3時間も時間をあけられません。そんな私と同じような方でも対応できるやり方がありますので、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ3時間前なのか
食後3時間以内に寝ると不調のオンパレードになってしまう。
・睡眠の質の低下
・自律神経が乱れて疲れやすくなる
・腸内環境が悪化する
・体力、免疫力の低下
食事直後は交感神経が優位のままなので、なかなか寝付けず睡眠も浅くなってしまい睡眠の質が低下してしまいます。食べたものが十分に吸収されず細胞に栄養が行き渡らないという悪循環にもなります(私が紹介した栄養吸収を助ける整腸剤を飲んでいたとしても、こればかりはマイナスに動いてしまいます)
食べてすぐに寝ないといけない時
私のように食べてお風呂に入ってすぐに寝ないといけないタイプの人は消化の良い夕食にしましょう。味噌汁やスープなど温かいもので胃を落ち着かせてあげることも大切です。
「質の良い睡眠」とは何か
例えば、長時間寝たのに疲れが取れないことがあります。逆に短時間しか寝てないのにスッキリ目覚めることはありませんか?これは「質の良い睡眠」だったからです。ではどうすれば質が良くなるのでしょうか?ポイントは夕食後の3時間の過ごし方にあります。
人間は食事をすると交感神経がグッと優位になります。なので副交感神経の働きは低くなります。
食事を終えるとだんだん副交感神経が高まっていき、交感神経と副交感神経の働きが入れ替わり、十分に副交感神経の働きが高まるまで3時間というわけです。
もしその前に寝てしまうと、副交感神経の働きが十分上がり切らず、いくら寝てもカラダが疲れたままということに。
睡眠においても3時間は睡眠においても大事なのです。
夕食のお風呂は熱いお湯を避け、ぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。私は熱い湯が好きで43度と45度とかで入ってた時期がありましたが、最近は40度くらいでのんびり入ってます。
寝る前はスマホや明るい照明を避け、ゆっくりし副交感神経を高め、質の良い睡眠を手に入れましょう。