古谷拓海
政治や経済をテーマに社会に関連する記事をまとめてみました!
生活の質が向上するような記事をまとめてみました!
地政学という言葉を最近よく耳にするようになりましたが、皆さんは地政学についてどれくらい知っていますか? 文字通り、地理と政治から出来事を分析する学問なのですが、普段目にするニュースが断片的な情報に留まることなく、世界の中の日本の存在を考えることに繋がるように思います。 そんな地政学における、シーパワーとランドパワーの考え方について今回は書こうと思います。 シーパワーの国が覇権を握る? シーパワーとは、シー(海)パワー(力)という言葉の通り、海に守られている、または海に
9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選。 保守派、一強、与党と言えば自民党のイメージが定着していると思います。 自民党の今のニュースは知っていても、その成り立ちや歴史についてはあまり知られていないと感じます。今回の記事では、政党やその方針の理解を深めることを目的としており、一強である自民党の成り立ちや歴史などをおさらいした後、連立政権を組む公明党や、安全保障と改憲について、触れていきます。 自民党について自民党の正式名称は「自由民主党」。 結党は1955年のことになり
アメリカ合衆国。USA。 世界最大の経済力や軍事力を有する国なので、世界中の国にとってアメリカの存在は非常に大きいですが、中でも日本は特にアメリカへの関心が大きいように思います。 それは憧れでもあり、親しみでもあり、或いは畏怖の対象でもあるかもしれません。とにかく日本人が生活の中でアメリカの存在を感じずに過ごすことは恐らく不可能です。 そのアメリカについての理解を深めて、回り回って日本をより理解しようというのが今回の記事の目的になります。 アメリカの成り立ちアメリカを「
世界で最も面積が広く、冬になるとほとんどの海が凍ってしまい、西はヨーロッパ、東はアジアの様相を見せる多民族国家。 そしてかつてのソビエト社会主義共和国連邦(通称ソ連)が崩壊して出来た国。それがロシア連邦なのですが、世界の近現代史を語る上では欠かせない存在だと思います。 今回はそんなロシアという国の理解度が深まることを目的として、少々長いですが、学んだことや考えを書いていこうと思います。 ソ連時代の主な出来事1917年の二月革命と十月革命によってロシア帝国の滅亡と共に出来
現在のロシアの前身であるソ連。正式名称は「ソビエト社会主義共和国連邦」ですが、連邦という言葉の通り共和国が集まって構成されていました。ウクライナやベラルーシの他、中央アジアのスタンと名のつく国の多くを含んでいたことは、あまり知られていないように思います。 今回の記事は、東欧と旧ソ連の近現代史を振り返り理解を深めることを目的としたものであり、書籍で勉強した情報とそれについての考えが主な内容になります。 ソ連邦拡大(第一次世界大戦後)ソ連の前身はロシア帝国という国で、非常に大
中東とは、日本の外務省によれば15ヶ国あり、東はアフガニスタンやイランから始まり、アラビア半島を回って北はトルコ辺りまで。 中東に関するニュースを見ていて思うのが、あまりにも複雑すぎるということです。理解しようにも多くの要素が絡まっている。もう少し分かりやすく三つくらいに分類して説明できないのか。 そういった考えから、 今回はラストの第三弾。 イスラエルとパレスチナを始めとするアラブとの対立について、基礎となる歴史の振り返りからなぜ今に至るのか、その構造や要因を簡潔にまと
中東とは、日本の外務省によれば15ヶ国あり、東はアフガニスタンやイランから始まり、アラビア半島を回って北はトルコ辺りまで。 中東に関するニュースを見ていて思うのが、あまりにも複雑すぎるということです。理解しようにも多くの要素が絡まっている。もう少し分かりやすく三つくらいに分類して説明できないのか。 そういった考えから、 今回は前回に引き続き第二弾。 中東の、「宗教と難民」について。現在EU圏で分断が起こるきっかけとなった、中東からの難民・移民問題の元となる、宗教による対立
今もなお戦争や紛争、テロ組織の活動などが確認されている、世界で最も複雑な地域の一つ。 「中東」。 「中東」の定義は正解があるわけではありませんが、日本の外務省では、東はアフガニスタンやイランから、アラビア半島を回って北はトルコまで。15か国が「中東」だとされています。 イスラエルとハマスとの戦争は現在も停戦の兆しは見えず続いています。中東に関するニュースを見ていて思うのが、あまりにも複雑すぎるということです。理解しようにも多くの要素が絡まっている。もう少し分かりやすく三つく
日本では7月に新札が発行され、新しく3名の偉人が、1000円札・5000円札・1万円札の三つそれぞれに刻まれました。 20年ぶりの紙幣のデザイン変更ということで、個人的には慣れ親しんだ野口英世氏が変わっていくのは少し寂しくもあります。 ところで「なぜ新札が発行されるのか?」説明できる人はどれくらいいるのでしょうか。疑問や興味を抱いている人向けに、新札発行の理由や、貨幣の歴史などを書いていこうと思います。 偽造防止最初に結論を言うと、「偽造防止のため」が新札発行の大きな理
現在大阪で再開発が進んでおり、今月末にはKITTE大阪がオープンします。2024年の出来事イベントを月ごとに見ていくと、如何に大阪の再開発が進んでいるかが分かって驚きました。 2025年には万博も控えている大阪ですが、大阪の再開発はどのように進むのか、なぜ今ラッシュが起きているのか、について書こうと思います。 大阪再開発について再開発がどのように進んでいるのか。主要エリアは六つあり、「大阪・新大阪」「中之島」「御堂筋」「大阪城周辺エリア」「なんば・天王寺・あべの」「夢洲・
EUがヨーロッパ連合だということは恐らく皆知っていますが、EUの構造だったりニュースで出てくる欧州議会の選挙だったり、当事者じゃないだけに分からないこともと多いと思います。 EUって説明出来る?欧州議会って何? そういった疑問を解消するような記事を今回は書きます。 是非友人や家族に披露してみて下さい。 国境を無くして「ヨーロッパ合衆国」へまずはEUが作られた目的について。 一言で言えば「戦争を起こさないようにする」ためです。 ヨーロッパでは二度の世界大戦を起こした経験か
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国。 イギリスの正式名称が上記であることを知っている人、言える人は日本にどれくらいいるのか。恐らく学校で何度も学んだことだと思うが、イギリスで定着するあまりに大人になるほど忘れていくのではないでしょうか。 この名前は、イギリスの複雑な文化や構造を如実に表していると言える気がします。今回は文学や映画から政治の仕組みまで非常に日本人が馴染みのあるイギリスについて、意外と知られていない複雑さを書いていこうと思います。 イギリスとその国内
皆さんはドイツにどんなイメージがありますか? ビール🍻。自動車🚗。ベルリンの壁。 様々なイメージがあると思います。 今回は実際のドイツがどのような国なのか、について日本と似ている・似てない点を取り上げつつ書いていきたいと思います。 日本に住む一国民として、知っておくべきこと、考えるべきことは何か、それらのきっかけや発展をドイツを学ぶことで得られたらいいなと思います。 イメージと気質の共通点まずは似ていると言われることについて。 本を読んだり、インターネットで調べたりして
明日、2024年7月7日はフランスの選挙。 日本の衆議院にあたる「国民議会」の議員を国民が投票で選出します。 先月の欧州議会の結果を受けて、フランスではマクロン大統領が国民議会を解散し、国民に信を問いかけた結果の明日の投票です。 「なんかよく分からない」 そう思う方も多いと思います。明日は日本でも東京都知事選の投票日ですね。 「選挙って面白い」と思えると政治も面白くなっていくと思います。今回はフランスの選挙に合わせて、政治の仕組みや現状などを書いていきます。 フランスの
MaaS(Mobility as a Service)とは、 「複数のモビリティ事業者のサービスを一元的に整理してパッケージ化していくことで、エンドユーザーがクルマを保有する生活よりも、より良い生活が送れるようにすること」。 単なる「所有⇒利用」の変化ではなく、「車中心の社会⇒ヒト中心の社会」へと向かうための概念。 マイカーが当たり前になり、車中心の社会になってからというもの、地方=ドーナツ化、都会=渋滞、という問題が年々顕著になっています。 地方では町の中心街や商店街の
こんにちは、タクミです。 インドと日本は仲が良いか悪いか、どっちだと思いますか? 答えは前者です。背景として援助し合ってきた歴史があります。現在も政治経済の面で協力体制を組んでいたり、両国のトップはほぼ毎年互いの国を訪問しています。 ではインドと敵対している国は?仲の悪い国は?どこでしょうか?。同じアジアの国でGDP世界5位、人口は世界1位となったインドの国際関係について知る重要性が増してきています。 IT業界が進んだ理由まずは現代インドの経済について。 ご存知の通りイ