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スタートアップ経営

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他のスタートアップのいいところをどんどん吸収して、仲間を巻き込み、素敵な会社を創り、社会にインパクトを与えていきたい所存!
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2023年1月の記事一覧

全ての会社が今すぐ取り入れるべき「Feed forward」というカルチャーが良すぎる件について

全ての会社が今すぐ取り入れるべき「Feed forward」というカルチャーが良すぎる件について

髙橋です。いやーメッシやばかったですね。何がやばいってメッシ以外のアルゼンチン代表選手がメッシに憧れてサッカーを始め、血の滲む努力を重ねてメッシと同じ世界最高峰の舞台に立ち、その舞台でメッシを世界最高峰の男にするためにチームが一丸となっていた。"誰かのため"って実は一番力を発揮するんだなーと改めて感じたワールドカップでした。
あれ、俺何書こうとしてたんだっけ?
あ、そーだFeed forwardだ

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Venture Debt、基礎から実践まで

Venture Debt、基礎から実践まで

 デットファイナンスの主な種類 新創業融資:
・「開業前または開業後2期を経過するまで」の人が利用できる。
・融資上限額は3,000万円で初回は1,000万円程度のことが多い

保証付融資:
・100%保証の制度融資の1つである「創業融資」の場合、最大3,500万円、平均2,500万円程度借りられるケースが多い
・借り手は金利+保証料0.5~2%の程度を払わなければならない
・原則経営者保証が求め

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シリーズB資金調達の裏側:                テックタッチはスタートアップ冬の時代になぜ20億円強を調達できたのか?

シリーズB資金調達の裏側: テックタッチはスタートアップ冬の時代になぜ20億円強を調達できたのか?

皆様、こんにちは!
テックタッチ株式会社のCFOの中出 昌哉(なかで まさや)です。(@masaya_nakade)(入社エントリーはこちら)
テックタッチは、2023年1月11日にシリーズBのファイナンスとして、17.8億円の資金調達を発表しました。その後デットでの調達も合わせると、20億円強の資金調達になります。

スタートアップ冬の時代と呼ばれて久しい中で、しっかりしたバリュエーション・資金

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5年間やってわかった、BtoBマーケターがやるべき仕事の全体感

5年間やってわかった、BtoBマーケターがやるべき仕事の全体感

こちらのnoteをベースにした書籍を、翔泳社さまより書籍を出版させていただくことになりました!

<書籍>
最高の打ち手が見つかるマーケティングの実践ガイド
3つのマップで戦略に沿った施策を実行する

「マーケティングの実践ガイド」というタイトルの通り、かつて、なにもかもが手探りで進めるしかできないことに頭を悩ませていたあのころの自分に向けて「BtoBマーケティングの全体像を把握し、実践の解像度を

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シリーズB資金調達に寄せて:前編 これまでのキーとなった意思決定を振り返る

シリーズB資金調達に寄せて:前編 これまでのキーとなった意思決定を振り返る

皆様こんにちは!
テックタッチ株式会社CEOの井無田(@Avalonhill1)です。
2023年1月11日、シリーズBとして17.8億円の資金調達を発表させていただきました。

これを契機に、ありそうであまりない、僕がCEOとしてこれまでにしてきた「いま振り返ると超重要だった意思決定」を中心に振り返ることで、僕がどんな人間なのか、テックタッチがどんな会社なのか、を知っていただきつつ、後編でこれか

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上場準備を終えて-現場責任者から見た上場準備-

上場準備を終えて-現場責任者から見た上場準備-

0 上場2022年12月21日、note株式会社は東京証券取引所グロース市場に上場しました。

準備にかかわりはじめた頃に宿った双子は2歳半になりました。

ここに至るまでは本当にいろいろなことがありました。

1 上場準備チーム上場準備は、上記のフローに沿って進みますが、私は、予備調査後、内部体制の整備から関わり始めました。
もともと法律事務所で弁護士をしており、note社には1人目の法務として

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冬の時代にこそ向き合いたい、スタートアップが取り組む「課題論」

冬の時代にこそ向き合いたい、スタートアップが取り組む「課題論」

ここ半年~1年でこの様な言説を見聞きする機会がとても増えたと思います。私個人、そしてグロービス・キャピタル・パートナーズというVCとしてもこの様な環境にどう向き合うかの議論に多くの時間を割いているのは事実です。

しかしながら、時代を創る偉大な企業は市況・景気に左右されず「課題」に向き合い、求められる「価値」を産み出してきた人々によって作られてきたのは紛れもない事実です。

下記は私が時折読み返し

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