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自分で自分を受け入れられたときが、すべてのスタート地点

1.「恥」は問題を解決しない

プレゼンテーション1

誰もが嫌がることです。

そこから恥を強く意識させれば、
次から同じ問題行動は起こさない
という見方が根強くあります。

「違反者の名前を公表する」などがそうですね。

たしかに外野に向けては
「自分はああいう風には
なりたくない」という
抑止につながるでしょう。

でも、当の違反者本人はどうでしょうか?
本心から「もう二度としない」と誓えるでしょうか?

2013年、ブリテッシュコロンビア大学
ジェシカ・トレーシーらの研究チームは
衝撃的な報告をしました。

プレゼンテーション1


研究チームが注目したのは、
「アルコール依存症」でした。
自分にも他人にも大きな痛手を与える
代表的な問題行動です。

被験者は、断酒に取り組む105名の男女です。

いずれも断酒支援のグループに属し
断酒の意識が高く、自分の事情を
話すことにも慣れています。

彼らが最後にお酒を口にしたのは
平均2.5~6ヶ月前でした。

研究チームは、被験者たちと面接し
このように問いかけます。

プレゼンテーション1

すなわち、あえて誘惑に負けたときの
惨めさや後悔をシェアしてもらったのです。

その様子は承諾のもと撮影がされました。

そして、質問に答える最初の10秒間の
非言語の動作による意思表示について、
5人の研究者により入念に観察されました。

それから数ヶ月後の追加調査で
驚くべきことが分かりました。

2.「自分で自分を受け入れられた」時がスタート地点

最初の10秒間に示した羞恥行動が
【多ければ多い】ほど、再発の可能性が高く、
次の4ヶ月以内に健康状態が低下したのです!

具体的には、後4ヶ月間の飲酒量は
次のA・Bのような差が生まれました。

A).質問されても「恥」の意識を
 見せなかったグループ

プレゼンテーション1

B).質問されたときに最も強い
「恥」の意識を見せた上位10%のグループ

プレゼンテーション1

逆ではありません。

恥の意識が強くなればなるほど
不安が多くなり、自他への攻撃性が増し
問題行動が大きくなってしまうのです!

では、どうすればよいのでしょうか?

世界的な断酒支援団体
アルコホーリクス・アノニマス®では
断酒への最初のステップをこう表現しています。

「私たちはアルコールに対し無力であり、
 思い通りに
 生きていけなくなっていたことを【認めた】。」

まずは、「ありのままの自分を受け入れる」こと。
自分を隠し、消し去ろうとすると
「恥」の念が生まれてしまいます。

「受容」のない解決はいずれ破綻します。

これは「断酒」だけではありません。
大小を問わないあらゆる
「変えたいのに変えられない」行動に
共通するファーストステップです。

とはいえ、感情の渦のなかで
1人で自分を受け入れるのは困難です。

そこで支えとなるのが、
「カウンセラー」という存在です。

カウンセラーは決してアドバイザーや
コンサルタントではありません。

安易な解決の答えを渡したり
相談相手を評価・審判するものではありません。

相手の方に「愛の態度で」寄り添い
相手が自分には人生を好転させる力が
あることを思い出してもらうのが本分です。

僕にそれを教えてくれたのが
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神戸正博です。

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参考文献(P.117~120)


参考論文





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