【ダイエットの最適解!】お腹の脂肪を落とす運動とは?格言と共に解説
「最近お腹周りの脂肪が気になる!」
「さあ運動だ!」
「何をする?」
やることはコレ。
鶏むね肉をスーパーで買って、キッチンでサラダチキンを作ってモグモグ食う!
これは運動?
否! 食事だ!!
お腹周りの脂肪を落とす最適解は運動ではなく、
食事ということなのだ。
あまりにも有名なトレーニング格言がある。
シュワちゃんでおなじみ、
アーノルド・シュワルツェネッガーの言葉だ。
世界一のボディビルダーであり、腹筋を鍛えまくっている人でさえ、腹筋を作るために大事なことは食事だと言っている。
筋トレではないのだ。
そもそも全ての人の腹筋は割れている。
脂肪で見えていないだけだ。
だから摂取カロリーを抑えて脂肪さえ落とせれば、誰でも割れた腹筋をみることができる。
「でも、腹筋すればお腹周りの脂肪を燃焼するのでは?」と多くの人が思いがちだ。
だが、現在のこの説は否定されている。
こんな論文がある。
「6 週間の腹筋運動が腹部の脂肪に影響を及ぼすのかどうどうか?腹筋運動した人たちと、していない人たちで比較してみた。」
もちろん、被検者の間で食事摂取量に差がないようコントロールしている。
その結果、腹筋しようがしまいが腹部の脂肪量に差はなくウエスト周径にも差はなかった。
やはり、腹筋はお腹の脂肪燃焼にはつながらない。
というわけで、
お腹周りの脂肪を落とすために最適なことは食事でダイエット!ということになるのだが、それでも何かいい運動はないだろうか。
あえて考えると、消費カロリーが多い運動をすることになる。
消費カロリーの計算式はこうだ。
METs × 体重(kg) × 時間 × 1.05 = 消費カロリー(kcal)
(METsというのは運動強度のこと)
消費カロリーを増やすためには、METsが高い種目にするか、長い時間運動するかということになる。
長時間の有酸素運動をすれば確実に消費カロリーを稼ぐことが出来るので、好きな人はウォーキングやジョギングをしたらいい。
単体トレーニングではスクワットが最強だ(5~6METsの運動)。スクワットは使う筋肉量が多いので、他の種目よりも効果的にカロリーを消費する。
複合トレーニングでいうとHIITやタバタ式トレーニングが最強だ(8METsの運動)。高強度運動を間欠的に行うトレーニングのことで、運動時間は4分程度だ。運動している時の消費カロリーは、ジョギングなどの有酸素運動に劣る。しかし、これらの運動にはアフターバーンといって運動後の脂肪燃焼効果が期待できるらしい。
いずれの運動も筋力増強効果があるので、結果的に基礎代謝が向上して脂肪を燃焼しやすい体となる。
だから、好きな運動をすればいいと思う。
つまるところ、
「お腹周りの脂肪を落とす最適なことは食事によるダイエット」ではあるが、運動もプラスすることで、その効果をより高めることができるということだ。
とはいえ、私の経験上お腹周りの脂肪が目に見えて落ちてくるのは、ダイエットの最後の最後だった。
だから、体脂肪減少の先にお腹周りの脂肪減少が待っている。結果が直ぐに出るとは思わず、長い目でみて欲しい。
さあ!そうと分かれば、
今すぐキッチンでチキンを茹でつつHIITしてしてみよう!!