脳が勝手に疲れてしまう理由はこれ!今すぐできるリフレッシュ法とは?
こんにちは!
カードリーダー/カウンセラーの橘奈緒美です。
最近、「なんだかやる気が出ない」「集中力が続かない」と感じること、ありませんか?
特に何をしているわけでもないのに、気分が落ち込んでしまったり集中力が続かないことは、私もあります。
実はこれ、単に身体の疲れだけが原因ではなく、不要な情報が無意識に影響しているのかもしれません。
「ネガティブな情報を見ない」という毎回の決断も脳のリソースを奪っている
人間は1日に約6万回の思考をすると言われていますが、その大半がネガティブなものです。
そして、もしそこに他人の悪口やクレーム、批判的な情報が入ってきたらどうでしょう?
自分の思考だけでも十分に負担がかかっているのに、さらに外部からのネガティブな情報が加わると、心にかなりのストレスを与えてしまいます。
SNSなどで「こんな人に気をつけて」「こんなひどい目にあった」「こんなこと許せない」といった情報が目に入ると、「クリックしない」という選択をするためであっても、脳のリソースを使います。
こういう一瞬の出来事の連続で、まるで使っていないアプリがバックグラウンドで動いているように、精神的なエネルギーもすり減らしてしまうんですね。
そもそも他人が被害者ポジションを取るために使う悪口や愚痴に振り回されるのって、とても無駄なことですよね。
ですから、情報が良いか悪いかを判断する前に、そういう情報が目に入る時間自体を減らすしかないんです。
情報疲れをリセットする3つの方法
最近よく「スマホ中毒」という言葉を聞きますが、これは「情報中毒」とも言えますよね。
私たちは常に新しい情報や刺激を求めてしまうもので、これは脳の仕組み上仕方がないことなんです。
私たちの祖先が原始的な生活をしていた頃は、食事をしている最中でさえ、周りに潜む肉食動物や敵の襲撃に気をつけなければなりませんでした。
いつでも逃げたり戦ったりできるように、目の前のことに集中しつつも、同時に周囲の状況にも常に注意を払わなければならなかったのです。
だから今でも私たちの脳は、無意識に一度に複数のことに注意を向ける傾向になっているんです。
現代では、周りに肉食動物や敵がいるわけではなく、むしろ大量の情報があふれている状況です。
その結果、脳は無意識のうちにその情報を処理しようとして余計に疲れてしまうんですよね。
そしてその情報の多くがネガティブな上に、自分には無関係なことで集中力が奪われ、脳が疲れて気分が沈む原因にもなっています。
もしこういったことで疲れているな、と感じた時に取り入れたい3つの方法が、瞑想、呼吸法、散歩です。
短時間であっても、意識して深呼吸をしたり、瞑想をすることで心を落ち着け、脳をリフレッシュできます。
そして散歩をすることで脳に新鮮な空気を取り込み、視界に映るものを物理的に変えることでネガティブな情報ではない刺激を与えることができます。
情報から少し離れて、「見る、見ない」の判断自体を避けること。
そして自分の呼吸に集中してみるだけで、気持ちが落ち着き、集中力が回復するのを感じられるはず。
日常の中で少しの時間を見つけて、深呼吸や瞑想、散歩を取り入れてみると、ストレス解消にも大きな効果が期待できます。
私自身は、ルーティンとしての瞑想と軽いヨガやストレッチの他に、ネガティブ情報が入ってきてしまったときも短い瞑想や呼吸法をするようにしています。
そして自分のお気に入りのカードを長めにシャッフルしてその音や手触りを楽しんだり、一枚引いてみたりするのもマインドフルだなと感じていて、リフレッシュにもなります。
瞑想や呼吸法をやってみたいという方がいたら、セッションで一緒に練習してみることもできます。
大きな問題があるわけじゃないけど、「なんかやる気が出ない」という状態から脱却したい、というときもぜひお越しくださいね!
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