#入間基地
chapter6. 終章 モニュメント【アート系年表付き】
彼は橋の上にいた。
その視線は遠く浜松の方角を追っていた。
富士山が見えた。
彼は入間から浜松への空の旅程を想像した。
富士山はパイロットにとって道標だ。今も昔もパイロットの逸話にはよく富士山が登場した。どの角度からでも富士山は富士山らしい姿で、よくわかるそうだ。それに富士山は本当に高い山だから、その周りは気流も要注意なのだと。
地上の自分たちはいつも新幹線の車窓から眺めるのが関の山だが、浜松
chapter5. 墜落
1972年(昭和47年)11月4日(土)
入間川に1機の航空機が墜落した
この日、埼玉県にある航空自衛隊入間(いるま)基地の滑走路を5機のF-86Fが離陸した。
静岡県にある浜松基地(この頃は浜松北基地)へ帰投する為である。
前日11月3日(祝)開催された入間航空祭への参加の為、2日(木)に機のマザーベースである浜松基地から飛来していたブルーインパルス全5機だった。
離陸直後、このうちの1機
chapter4.【後編】メロスの激怒 解説編
リアルって何だろなー…と思うんです
各々共感ポイントは様々で
同じ事を聞いても共感する人もしない人もいて
『Imagine』て1971年のヒット曲なんですね
(RCサクセションver. 忌野清志郎さんが訳すとこうなっていた)
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ノンフィクションです。
前回はこちら。
(更に↓chapter4.【前編】より再掲)
で、続き
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chapter4.【後編】メロスの激怒 解説編
最「ヨー
【やってみた】ソノシート聴きたい!〜CD化・デジタルデータ化への道(✈爆音ソノシートを添えて)
やってみた!
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さて筆者今noteで1973年開催『第4回国際航空宇宙ショー』について調べて書いたりしています。(注・生まれる前 レトロフューチャー)
この過程で登場したのがこれ。
航空マニア一同気になっていた通称「爆音ソノシート」。ついに手に入れてしまいました。
でもこのままでは聴けません。
…で、マニアじゃない人も気になれ
ソノシートですよ…
プレーヤーって…
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そうだ、
chapter3. 1973✈第4回国際航空宇宙ショー @入間
ノンフィクションです。
Nobさんと彫刻家先生と横浜みなとみらいの彫刻について書いています。
全6回予定のうちの今回はchapter3. です。とはいえ1篇ずつ読み切りで読めますので、どうぞ部分でもお楽しみくださいませ。
chapter3. は1973年秋(と1971年秋)のお話です。筆者学生時代に彫刻家最上(もがみ)先生ご本人に聞いた話をもとに書きました。
さてchapter3、今回の舞
chapter2. 球形の音速機 Nobさん
Nobさんについて
下田信夫画伯…Nob(ノブ)さんについては『はじめに Nobさんのこと』で一般的な紹介をしましたが、今回のchapter2. では改めて「私たちが知っている外柵のNobさん」を書いてみました。
ご本人も長らく愛称Nobさんを著作等で好んで使われていましたし、知っている人には年長者も若い人にも「Nobさん」の方が通りが良いのでここでもそう呼ばせていただきますね。
知らない人も
鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報
ノンフィクションです。
私とNob(ノブ)さんの関係性についてお話ししましょう。
何のことはない、ですが他の人から見れば不思議なご縁です…直接面識を持つより随分以前から、私はNobさんをはじめ幾人かの大人に助けられているというお話。
そして今回の主役はNobさんに私を引き合わせることになった人物、「おじさん」です。
1982年後半〜現在のお話です。探しているのは1977年6月のものなのですが。