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擦れた銘板 THE GREATEST UNKNOWN 〜拝島駅北口彫刻の銘板について
Intermission. 擦れた銘板 倉澤實『四角柱上の胸像』の銘板について
拝島駅北口にあるこの現代彫刻、実はもう50年以上前に作られたものです。
その長い間に設置場所はこの駅前周辺エリア内で移設を重ね、ようやく現在の場所に落ちついた…というお話。
今回注目してほしいのは作品内容ではなく(すみません)、こちらの脚付きの銘板のこの状態。
…どうも素材に経年を感じませんか…?
…つまりこの銘
chapter3. 1973✈第4回国際航空宇宙ショー @入間
ノンフィクションです。
Nobさんと彫刻家先生と横浜みなとみらいの彫刻について書いています。
全6回予定のうちの今回はchapter3. です。とはいえ1篇ずつ読み切りで読めますので、どうぞ部分でもお楽しみくださいませ。
chapter3. は1973年秋(と1971年秋)のお話です。筆者学生時代に彫刻家最上(もがみ)先生ご本人に聞いた話をもとに書きました。
さてchapter3、今回の舞
『最後の一葉』 故人がコーヒーチケットを使い切れなかった話
intermission. 最後の一葉 〜故人がコーヒーチケットを使い切れなかった話
故人となった人が生前、カフェのコーヒーチケットを使い切れずこの有名な物語を連想していたのをふと思い出し、今回改めて読んでみました。
オー・ヘンリー『最後の一枚の葉』青空文庫より
子供の頃に読んだ時とは随分印象が違いました。やはり大人になってからの方が思うところのある物語かもしれませんね。
今回は読書感想と
chapter2. 球形の音速機 Nobさん
Nobさんについて
下田信夫画伯…Nob(ノブ)さんについては『はじめに Nobさんのこと』で一般的な紹介をしましたが、今回のchapter2. では改めて「私たちが知っている外柵のNobさん」を書いてみました。
ご本人も長らく愛称Nobさんを著作等で好んで使われていましたし、知っている人には年長者も若い人にも「Nobさん」の方が通りが良いのでここでもそう呼ばせていただきますね。
知らない人も
chapter1. ジャックと豆の木
Nobさんと彫刻家先生と横浜の彫刻について
今回はGoogleマップのストリートビューでグリグリしながら皆でアート鑑賞しましょう。↑リンク、作品前に行けます。
Nobさんこと下田信夫画伯と彫刻家最上壽之先生と横浜みなとみらいの彫刻について書きました。(マガジンに入れていきますね)
ノンフィクションです。
筆者が学生時代に少々やらかした件から始まるお話です…。アートと航空の間に挟まれた、いち大
六月の冬服整備員と白い手袋 ✈ある日のブルーインパルス
ノンフィクションです。
子供の頃の航空祭のお話です。
(こうくうさい、空自基地の基地祭をこう呼びます。ブルーインパルスの飛行があったりします。)
5歳の時出会った、6月の航空祭で一人だけ冬制服を着た自衛官。その人を私は大人になった今も捜している、というお話です。
この一篇で読み切りとして書きましたが、前回の「鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報」の前日譚でもあります。
そして今回のお話は、T-
鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報
ノンフィクションです。
1982年後半〜現在のお話です。探しているのは1977年6月のものなのですが。
私はとある新聞記事を探しているのです…。
私は地方で育ち高校卒業後上京しています。
(途中1992年頃のNobさんと石坂さんが登場します。)
*
prologue. 鉛筆の◯とフォン・ブラウン博士の訃報
とある場所のとある図書館のとある新聞縮刷版のとあるページに、鉛筆で付けた小さな◯があ