OTSUKA TAKAYUKI

【北海道江別市在住/27歳/Daddy】いつも楽しく生きれればそれでいい

OTSUKA TAKAYUKI

【北海道江別市在住/27歳/Daddy】いつも楽しく生きれればそれでいい

最近の記事

No,90【雨の中で笑う】

雨の中で少年は笑っていた。 びしょ濡れになって下を向いて笑っていた。 彼はなぜ笑ったのか。 _______4時間前_______ 『いまどこにいんのさ!?百合が意識のない状態で病院に運ばれたんだよ!早く涼も来て!』 そんな連絡が彼女の友達から突然きた。 直後は何がなんだか分からず、とにかく病院に急行した。 病院が近くなるにつれ、実感が湧いてくる。 この感情は悲しみじゃない。恐怖だ。 なんなんだ。この恐怖感は。 大切な人が危険に晒されるとこんなに恐怖に支配さ

    • No,89【ガタガタ震える】

      何もない日常。 夢や目標は持っている。 でも前に足が出ない。一歩が踏めない。 いや、踏み方すら分からない。 それでも、どうにかしないといけない。 そんなことを毎日考えれば、焦ってばかりで逆に 何も考えれなくなる。 どうしたらいいのか。 まずは、何もしないということをやってみる。 何もしないからこそ見えるものがある。 何もしないからこそ考えることができる。 それでも何も思いつかないのなら、 自分の感情に変化をもたらすしかない。 たとえば、今までにない恐

      • No,88【辛い時こそ笑わなくちゃ 4話】

        演劇が始まり僕は最初からスポットライトを浴びながら、一声放った。 始まった。 今回の演劇は感動系でもないが、今までの自分と重なるストーリーがある。 だから園児安さもあった。 親友がどこにいるのかは全然わからなかった。 探す余裕もあったがスポットライトが眩しすぎて 何も見えなかった。 どこかにいることは解っていたから、自分の役を とことん演じた。 そして終盤のシーンに入る。 僕はここで言うセリフが「ここから立ち上がり、やり直すんだ。」 というセリフがあった

        • No,87【辛い時こそ笑わなくちゃ 三話】

          僕と妹は東京にボロアパートで一緒に暮らす生活が始まった。 妹は中学3年だったがまだ学校に行きたくないと言い、 家にいることになった。 残り2ヶ月で高校生になる。 家でも高校に行くための勉強はできる。 一生懸命勉強していた。 目標が見つかったような気がして僕は本当に嬉しかった。 そして、僕はと言うとここまで色々なことを経験して 本当に自分がやりたいことはなんなのか考えていた。 たどり着いた考えは芸能界に入りし有名になること。 この考えに至ったのは、もう後悔や

          No,86【辛い時こそ笑わなくちゃ 二話】

          東日本大震災が起きたのだ。 このとき妹は仙台にいた。 心配などしたことない自分がこのときは異常に心配していた。 4日間連絡が取れなかった。 しかし、祖母とやっと電話が繋がった。 妹も祖母も怪我なく無事であると。 しかし、妹は話をしたがらないと言った。 電話を変わってもらったがその声は別人のように感じた。 僕『無事よかった。大丈夫か?』 妹『・・・・・・・・・え?』 僕『大丈夫?』 妹『・・・・・・・うん。』 確かに電話の向こうに妹はいる。 しかし、全

          No,86【辛い時こそ笑わなくちゃ 二話】

          No,85【辛い時こそ笑わなくちゃ 一話】

          ※知人のストーリーです。 僕はごく普通の家庭に生まれた。 親はどちらも自営業で2人とも夜遅くまで仕事の日がほとんどだった。 最初は寂しさもあったがすぐに慣れた。 夜は家に親は居なく妹と2人のことが多かった。 ゲームもほとんどなかったから、2人でよくテレビを見て居た。 妹は少し寂しそうな顔をしていたのを覚えている。 僕が高校に入学してすぐに親が離婚した。 親はお互いあまり顔を合わせない生活も続いて居たし、 金銭面なども厳しくなり喧嘩も増えていた。 妹はこの喧

          No,85【辛い時こそ笑わなくちゃ 一話】

          No,84【偽りの苦しみ】

          偽りの中で生きる人へ。 本当の自分を表現はしないのはなぜだ。 人前じゃみせれないからか? 偽りの自分を演じる方が楽だからか? それが自分のブランディングだから? 若しくは、、、 『偽りの自分しか表現出来なくなっているか。』 たとえば、あなたが幼少期からいじめにあったり、 虐待にあったり、あなたの意見を聞いてくれる人なんかいなく、 嘘の回答ばかり押し付けられてきて生きてきた場合。 偽りを演じるのが楽になってくれるかもしれない。 本来の自分を出せば誰も認めて

          No,84【偽りの苦しみ】

          No,83【孤独に与えられた無力】

          無力な人は可哀想か。 そんなこと思うべきではない。 自分が無力だとわかっていても誰もがそれを争う。 とても美しく儚いものだ。 生命が一番輝く瞬間だと言える。 無力でいい。 無力だからこそ美しくなれる。 最初から力を有する人はつまらないだろう。 成し遂げたいものを簡単に成し遂げることができる。 成し遂げた瞬間、それは消えてしまう。 成し遂げるまで、辛い思いをして孤独になり ネガティブになり、命を掛け、犠牲を払い 人間臭い醜い言動や行動を行い前になんとか進

          No,83【孤独に与えられた無力】

          No,82【命を感じろ】

          命を感じる人は普通じゃない。 死と隣り合わせの人間とはどんな人なんだ。 また、死と隣り合わせなのにまったく怖がらない人とは。 死とは怖いものだ。 死について考えたとしても何も答えがわからない。 だからこそ怖いのだ。 しかし、テレビをつけたらニュースでよく死亡する事故などが報道されている。 死については考え込んでも無駄なのはわかる。 しかし、死とは身近な存在なのではないかと私は思う。 大げさなことを言えば、明日僕は死ぬかもしてない。 理由はわからない。 だ

          No,82【命を感じろ】

          No,81【知ることができない真実】

          自分が見ているものは正しいものなのか。 自分が思う妄想は本当に妄想なのか。 自分が見たことも聞いたこともないことがどれほどあるのか。 考えても考えてもたどり着くことのできない問題だ。 自分が思う当たり前とは他からすれば当たり前ではなく、 正解というものでもない。 人それぞれの考えがあり当たり前がある。 また、価値観も同じである。 よく辛い経験を比較しようとする人がいる。 辛い出来事のスケールが出かければ、一番辛いことになる。 そんなわけはない。 人それぞ

          No,81【知ることができない真実】

          No,80【熱くさせる男】

          どんな男が女性から人気があるのか詳しく考えてみたいと思う。 外見はもちろん大切だが別にもっと大切な何かがあるはずだ。 たとえばギャップ。 プライベートではヘラヘラしてるのに仕事になれば人が一変し めちゃくちゃ仕事こなし、後輩からは神のように崇められている。 そんな人もかっこいい。 では、こんな男もどうだろうか。 心臓ばくばくさせることがうまい男。 ロマンチストみたいなものだ。 人はドラマを見て憧れるが現実ではほとんどの人が真似をしたがらない。 しかし、それ

          No,80【熱くさせる男】

          No,79【可愛さの特権】

          世の中は不条理だ。 なんて醜い世界で嘘しかない世界なんだ。 私はそう感じてしまう。 誰もがタブーにして口しないことだ。 人の外見こそ人生を変えているのだ。 外見の良し悪いは世の中では簡単に区別される。 もはや差別だ。 それなのに知らない顔して、 「外見じゃない。中身が大事なんだ。」 などと思ってもいないことを自分を騙すかのように ねじ込んで嘘を放つのだ。 こんな嘘だらけの世の中は反吐が出る。 別に外見が悪いとしても社会的に活躍はできるし、 それなりに

          No,79【可愛さの特権】

          No,78【嫌われるメリット】

          人に好かれる事ばかり考えてしまい疲れる経験ありませんか? よくありがちなのが会社に入ったらやはり上司などに好かれた方が 仕事がしやすいと思い好かれるように努力をする。 それが本来のあなた自身の働く姿勢なのか。 働きやすいようにすると言う考えは間違いではないが、 それなら媚びるより自分のスキルを伸ばすことに執着を置くべきだと考える。 今は能力時代。昔のおじさん達とは時代が全然違う。 昔は力とずるささえあればスキルなのなくても叩き上げされ昇格できた。 もしくは、気

          No,78【嫌われるメリット】

          No,77【醜い虫が叫ぶ】

          人は時に信じられないほど怒り、爆発してしまうことがある。 自我を忘れてしまうほど恐ろしいほどに。 人は怒りを感じる時はほとんどが自分の考えや大切にしているものを 否定された時だ。 自分の怒りをコントロールすることはとても難しい。 怒りは自分以外のところが仕掛けられるものだ。 いつくるかもわからないものに対応するのは厳しいものだ。 また、この怒りと言うものも一つ間違えば一生を犠牲にするほどの リスクがある。 怒りが爆発した状態で理性を保つのはとてつもなく難しい

          No,77【醜い虫が叫ぶ】

          No,76【自分以外期待するな】

          自分が何かに挑戦しようとしているとき、 また、自分が窮地に立たされていとき、 救いの手があると誰しも頼りたくなる。 1人で出来ることも限界があり人に頼るのは別に問題ない。 しかし、頼ったからと言って期待はしていけない。 期待に応えてくれたらそれでいいが、期待に背いた時の 頼った本人の気持ちのダメージは大きい。 まして頼った相手を責める人もいるくらいだ。 それなら、最初から期待して頼ってはいけない。 私は頼ることは楽をするのと同時に責任を押し付ける行為だと思う

          No,76【自分以外期待するな】

          No,75【それは暑い日のことだった】

          私は家にいて、旦那は仕事に出ていた。 家ではまだ幼い8ヶ月の子供と4歳になる子犬ののんちゃんと過ごしていた。 北海道でも稀に東京並みの暑い日がある。 今日がそのときだった。 のんちゃんはいつも寝てばかりなのに今日ばかりは、 暑すぎて冷たい場所を探しては何度も移動している。 子供もどうにか寝かしつけたいが暑さのあまり体がベタベタし どうも寝心地が悪いらしく全然寝てくれない。 子供は寝れないと泣き続ける。 子供がどんなに可愛くても泣き声には参ってしまう時がある。

          No,75【それは暑い日のことだった】