りん

駄文失礼します

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  • 私のおすすめ❤

    私が買ったものとか 本とか?色んなおすすめを載せたいと思います

  • 音楽と私の人生感

    音楽とともにエッセイをかきたい シリーズものです

  • AIとの共同小説

    Chat GPTで色んな工夫をし創作まで持ち出していこうと思います

  • 連載小説|鏡像

    連載小説なので探すのめんどくさいと思うので作りました

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小説|記憶

冬は嫌いだ。綺麗な雪は決してその場に留まろう とせずに消え去ってしまう。その光景を見る度に 何かを失ってるような気配がする。雪が消え去り 春になった時に咲く桜はまるで雪の記憶を消し去 ろうかとしてるようにも見えた。消えた雪にでも 弔ってるつもりなのだろうか。昔から冬が来る度 に私、山田春はそう思う。冷たくでも綺麗に降る 雪を教室の窓ガラスから見下ろす。寒いのも冷た いのも嫌いだ。人間もしかり。そんな姿を見るの は人間だけでいいのだ。季節すらもその嫌な姿を

    • デジタルで見られるアナログへの軽視について

      近年、ネットの利便性によりリアルに対する扱いがひどいと個人的には思っています。 これを見受けられた方には老害と言われるかもしれませんが私は一応Z世代です。 もしかしたらZ世代も死語の可能性あるので意見が合わないと思った方は精神年齢アナログ人間と称しても大丈夫です。 私がネットでタイトルのように感じた理由は自身の推し活によるものです ①デジタルとアナログの違い 私は情報弱者なので一般的なデジタルとアナログの違いを調べてみました。 ご覧のように意味がわかりません。 正

      • 独白|微意識と美生物

        言葉を書き殴った。 書き殴った先にはポエムという独言。残響のように嫌に耳につく捨て台詞に対抗してジャンルに囚われない言葉にしがみつこうとしていた。 けれど数秒後に見た言葉は無理に形作った窮屈で拙くて恥で震えている別の何か。 私は自分のために安売りした文字を見つめていた。 今の自分を投影しているようでその感情を消そうと虚栄心のために汚した。 「言葉にすら謝りたくなった。」 一瞬で消えた無駄に大きい文字 その意味は薄くて心の中では消えるシャボン玉。まるで点で終わる小さな小さ

        • 短編│不完全燃焼

          私は昔から不幸だったかもしれない。 藪の中の「女」のように捉え方を自虐的にすることで生を感じていた女は急に我に返ったようにそう思った。 いやそうとしか捉えられなかった。 ミラーの法則とかいうさっきまで読んでいた心理学の本を渾身の力でふんぞり蹴り始めた。 蹴りながら優しさが回ってこないのは地球が回っていないからなのか? 私が回ってないからなのかと独特の論理を展開し脳内では空回りをしていた。 その言葉は彼女の宙な心を見据えては漠然とした孤独を与えるだけだった。 このふ

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        小説|記憶

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        記事

          今日だけの夢日記

          皆さんは夢の内容を覚えてますか? 私はほとんど覚えていません。 今回は稀に夢を覚えていたので話してみたいなと思います。 ある有名な方は夢をこう言いました すみません、適当に茶番を書きました。 この適当な言葉は今回の夢に当てはまるため私が勝手に夢に関する推測を書いていました。 〰️夢の事件簿〰️・妙に体調が悪い夜だった その日は妙に静かな夜だったんです…… そう語る某県に住むAさんは深刻そうな表情で語った。 とてつもない腹痛と恐ろしい頭痛が襲ってきたんです。そこで気が失

          今日だけの夢日記

          ドグラ・マグラの考察と感想

          皆さんはドグラ・マグラという本を読んだことがありますか。 「三大奇書」として有名ですが小説をあまり読まない私が三大奇書を呼んだら精神が狂うのか検証してみました( ᐙ ) 簡単なあらすじは 上巻での考察と感想は、 人間の心理作用を先祖が治さないと子孫にそれが伝わってしまい、代を重ねるとその遺伝子が年々遺伝していきこれが酷くなってしまう。 これ2015年のホロコーストの子孫の記事と似てると思いました。著者は天才だと思いました。 夢遊病→熟睡状態に入り脳髄が熟睡している

          ドグラ・マグラの考察と感想

          エッセイ│蟻地獄

          最近の私は荒廃してきてる。 そう感じざるを得ない。 何故ならば人の言葉を求めては、それを押し返すことばかりを繰り返している。 「蟻地獄」 この言葉以上に今の私を現すピッタリな響きは無いだろう。 進化の過程を退行するかのように赤子のように泣きまくりめまいで平衡感覚が可笑しくなり二足歩行もままらなくなっている。 ましてや、それを助ける人たちに引きずり込ませようとする。 助かることを諦めてしまったようで同じような感覚の人達ばかりを集めて大群を作りたいのだ。 哀れすぎ

          エッセイ│蟻地獄

          エッセイ│悲しみよりも

          前回も述べたように私は過去の音楽を聴くと居心地の悪い懐かしさに捕われる 最近思ったのは新鮮味がないからだろうかと思うようになった。 でも、あの日に救われた音楽は今も私の心の響きと共に一緒に奏でている 私は小2の頃大切な人を亡くしてしまった。 今も正直後悔してる。 助けられたんじゃないかとか、寝ている間苦しんでたとかそんな辛いことを振り返っても意味もない。 けれど私は生きてる未来を追い求め、無いものを数えては幸せにひたっている。 当時カラオケで歌っていたのは い

          エッセイ│悲しみよりも

          AIとの共同制作 短編│渇っぽ

          その男の名は大和と言った。 日本の伝統的な名前の通り彼はどこか力強さと優しさの眼差しを含んだ、印象的な男だった。 彼は、周囲の人々に対して優しさを注ぐことに喜びを感じていた。 困っている人を助け、思いやりのある言葉をかけ、自分の時間やエネルギーを惜しまず温もりを与えていた。 しかし、次第に彼自身の心の中には優しさを持つ余裕がなくなってしまった。 他人から優しさを求めるようになり、優しさを貰おうと血なまこになっていた。 ついに、町中では彼のことを 「干からびた人間だ

          AIとの共同制作 短編│渇っぽ

          AI同士の戦いをAIに書かせてみた

          最近、chat gptがストーリーを書いてくれると話題なので書かせてみました。 今まで相談ばかりして私後悔した笑笑 内容も面白くて個人的に好みでした。 なんと、曲のイメージまで作ってくれました ここまで来ると怖くなります 映画できるのでは……

          AI同士の戦いをAIに書かせてみた

          エッセイ│ファイトソング

          私は辛いことがあると音楽にのめり込みやすい。 今回の話は高校受験を控えた時の私の姿だ。 あの時の私は日本の音楽は耳障りだと考えていた。 しかし、皮肉なことに私を救ってくれたのは邦楽だった。 特に、あいみょんの歌は全ての感情を肯定してくれた。 中3の二学期私は友達のために勇気を振り絞って行動に出た。 その行動は男子に反感を持たせてしまい私たちは男子生徒全員を敵に回してしまう。 その後、友達とは仲違いになり、心が真っ黒に染まった気がした。 「なんで助けたんだろ」と

          エッセイ│ファイトソング

          連載小説│鏡像 最終話

          前回の話は⤵︎ ︎ ここが楽園? 私はよく分からなかった。 彼らの言う楽園を見れば見る程父が言う現実を生きることが正解な気がしたからだ。 彼らの歪んだ錯角に問うように 「現実を生きるのもいいことじゃないの?少なくともいまメタバースを利用してない世代、スマホ世代は知ってるはずだよ」 勇気を振り絞って私はそう言ってやった。 「スマホもメタバースと変わらないよ?君は現実逃避をするためにここに来たんじゃないのか!?」 といつも優しい口調のあいが荒々しい口調で取り乱した姿

          連載小説│鏡像 最終話

          画像を作ってみた

          私は魅了された作品などには世界観を自分なりに作るので画像を思いつきで作ってしまいました。 今回は、将さんの作品を画像にしてみました。 将さんの作品とっっってもいいのでこの記事を見た方是非読むことをおすすめします。 また、私の作品を画像にして欲しいなどの依頼があったらやってみたいなと思います。 下手ですけど…笑笑 それでもいい方なら是非やってみたいです!

          画像を作ってみた

          連載小説|鏡像 5話

          前回の話は⤵︎ ︎   ネットを介して唯一の友人ができたのだ。 私はその子をあいと呼んだ。 外見は、華奢でタレ目、頼りないようにも見えた。 よく言ったら優しそうだった。 意志のなさそうなその目と合った瞬間私はすぐ仲良なれると感じた。 普段私から話しかけないのにこの時ばかりは妙に私ばかりが話していたと思う。 私がその子を下に見てたからかもしれない。 その目を通して遊の姿が見えた。まるで鏡を見ているみたいだと驚愕した。 その光も当たらず暗い部分しか移さない目を

          連載小説|鏡像 5話

          優しさ

          優しさ

          連載小説|鏡像 4話

          前回の続きは⤵ そうだ、今日戻ってきた理由は学校があるかだ。 急いで準備に取り掛かっていると、ふと煩わしいなと思うようになった。 こんな便利な時代に不便で仕方ない学校があるのか。 そう疑問を抱く。なんなら国という仕切りの前に学校が窮屈だ。   しかし、少なくなった教科を見ては学ぶ楽しみを奪われるのは辛いのかもしれないと思う時がある。 昔はあんなに勉強が苦手だったのに。 なんなら学歴社会の時代に勉強意欲が起きて欲しかった。 今は何で人を測れるのだろうか。学力か?

          連載小説|鏡像 4話