良いコト と 悪いコト、どっちが多い?
あなたは「良いコト」と「悪いコト」、どちらが多いですか?
私の場合、その時の状況によるのですが、ここでふと、考えました。
状況によって「良いコト」と「悪いコト」の割合が変わるなら、自分次第で「良いコト」が増やせるのではないか?
今日はそう考えた理由を書いてみようと思います。
自分は「悪いコト」を未来永劫、憶えていたいのか?
そもそも、「悪いコト」の方が記憶に残りやすいということを認識しておくのが大事だと思います。
今 (2020年) 時点ではCOVID-19といった脅威があるものの、ヒトが生きてきた歴史を振り返ると、少なくとも日本は「極めて安全」な状態にあると思います。
道を歩いていたら野獣に襲われることもなければ、命がけで狩猟しないと食べるものがないということもありません。
「悪い」と感じて記憶に良く残ることで、同じ状況で気づき、改善できることはヒトのすごい能力だと思います。でも、今の日本で「死ぬまで片時も忘れず心に刻んでおいた方が良い教訓」がそんなにあるものか?
憶えていたいなら良いけど、そうでないなら、ちょっと考えてもいいんじゃない?
ポイントは「それは役に立つか?」だと思います。それを憶えておくことで、次に同じ状況があった時に何か役に立つのか?
そうでないなら、何か過剰反応してしまっているのではないだろうか?
何故、過剰反応してしまうのだろう?
花粉やハウスダストといった、本当は毒でないものに過剰反応してしまうアレルギーが多くなっている要因の1つに、「綺麗すぎる」ことがあるかもしれない、という話を聞いたことがあります。
ひょっとしたら、「悪いコト」も最近の日本は「綺麗すぎる」のかもしれません。
当事者の私たちが本質的に体験することは叶わないのかもしれませんが、毎日、ちょっとした油断で死んでしまうかもしれない状況と比べたら、ほとんどの「悪いコト」は、「まぁ、死なんし。」と思っても悪くないと思えてきました。
その「悪いコト」、自分に役立つ?
だから、「悪いコト」を気にしたほうが良いケースは、自分の役に立つかどうかで考えてみようと思いました。
そういわれても、気になるものは気になる!というのもあるのですが、それで自分が幸せであったり、我が人生一片の悔いなし!となるなら、問題ないでしょう。
でも違うなら、
「それ、別に忘れて良くね?」と考えるのも悪くないなと思いました。
結果、「悪いコト」が減って「良いコト」が増えるように感じられれば、良い予感がします。
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