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(連載)東京駅12・13番線ホーム、そして11番線

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かつて東京駅にあった12・13番線ホーム。 そのホームの、夕方から夜にかけての普遍的なさまを書いていきます。
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記事一覧

最長距離列車『富士』編

最長距離列車『富士』編

 
 前の記事でお知らせしたkindle無料キャンペーン、設定されていなかったようで、あらためて設定しました。
 明日7日の夕方より、72時間無料となります。Amazonのアカウントのある方、ぜひご利用ください。

 
 新刊に合わせて、こちらも無料にしてします。ちょうど競馬はGⅠレースの季節。分野はちがいますが、よかったらご利用ください。

シリーズの続巻、昨晩kindle出版しました

シリーズの続巻、昨晩kindle出版しました

 
 noteで連載していた『東京駅11・12・13番線ホーム』の1巻を、今年1月に出しました。

 昭和50年代ブルートレインブームの頃の、東京駅の雰囲気を綴ったものです。
 当時、東京駅の11・12・13番線の線路はステージで、そのホームには人、特に少年たちが群がっていました。
 
 
 そして昨晩、2巻を出版。

 
 当時のブルートレインの発車時刻順なので、今回は寝台特急『富士』です。
 

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鉄道部門1位

鉄道部門1位

 
 amazonのランキング、以下の電子書籍、無料タイトルの方ですが、鉄道部門で1位を続けています。ご利用いただいたみなさまに感謝です。

 
 少しでも、東京駅にあった11番線、12番線、13番線の存在が知られれば、とてもうれしいです。

 
 

ブルートレインへの思いを、本にしました

ブルートレインへの思いを、本にしました

 
 以前noteに連載していた記事を、先日、電子書籍で出しました。

 
 amazonにて発売。本日夕方から無料キャンペーンを行っています。ご興味ある方はぜひご利用ください。amazonのアカウントがある方は、無料で入手できます。
 調べたところ、Amazonの画面で「すべて」のカテゴリーに『東京駅』と打てば、出てきます。ちょっとスクロールは必要ですが。
 
 同時に福生本2冊も、無料キャンペ

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(15)寝台急行『銀河』の牽引車

(15)寝台急行『銀河』の牽引車

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 『銀河』は終点が大阪と近かったからだろう、寝台列車だが特急ではなく急行だった。そのため、これまでの10本(出雲に連結された紀伊を含めて)とちがう部分があった。前回記事で載せた、うしろ姿がまずそうだ。特急よりも古い型を使用しているので、丸っこい。テールマークも五角形だ。
 
 そして、前面の姿もちが

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(14)東京発、ラストの寝台列車

(14)東京発、ラストの寝台列車

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 
 東京駅12・13番線を発つブルーの寝台列車は、微妙な位置づけの1本。

 
 その列車名は『銀河』。夜空を表す、とてもすてきな名だ。しかし他の列車と、ちょっとちがう部分がある。
 
 まず、特急ではなく急行ということだ。寝台急行なので、当時、ブルートレインの定義から外れているという意見もあった

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(13)九州に踏み込む儀式

(13)九州に踏み込む儀式

 (今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 この連載の(11)で、子ども時分に抱えていた「反新幹線」の意識のことを書いた。ブルートレインに凝るあまり、ブルートレインが鉄道界の王者で、新幹線より上だと思い込みたかったのだ。
 なにをもって上と定義するかなど、分からない。子どもの意識なので曖昧だ。とにかく、新幹線を上回っているぞ! 新幹線とち

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(12)闇の中の『出雲3号』と『紀伊』

(12)闇の中の『出雲3号』と『紀伊』

 (今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 
 19時25分に『瀬戸』が東京駅を発つと、次のブルートレインまでかなりの間が開く。
 
 次は20時40分発の『出雲3号/紀伊』。1時間以上の間が開くのだ。
 
 この『出雲3号/紀伊』は闇に包まれた列車。入線が20時20分くらいだったので、通年、陽が落ちてからの登場となる。1本前の『瀬戸』は

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(11) 冴えない『あさかぜ3号』

(11) 冴えない『あさかぜ3号』

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 
 前回(10)の記事の19時発『瀬戸』は記憶違い。19時発は『あさかぜ3号』だった。『瀬戸』はそのあとの19時25分発。
 
 間違えたのはいくつか理由がある。まず、あさかぜがそんなに続いて出るわけがないという思い込みがあった。1号と3号の間に何本か挟まっているだろう、と。
 もう一つは、『あさ

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(10)ブルートレイン瀬戸 宇野行き

(10)ブルートレイン瀬戸 宇野行き

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 『出雲1号』、『あさかぜ1号』と立て続けに東京駅を出ていき、次は35分後の『瀬戸』。19時ジャスト発だ。
 

 
 『瀬戸』は瀬戸内海から名付けられたように、東京から四国へと向かう唯一のブルートレイン。しかし当時は瀬戸大橋がなく、宇高連絡船の乗り場がある岡山県の宇野が終点だった。宇野といっても、

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(9)5分間隔の『出雲1号』と『あさかぜ1号』

(9)5分間隔の『出雲1号』と『あさかぜ1号』

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 『富士』のあとは、再びブルートレインラッシュとなる。
 
 18時20分発の『出雲1号』、そしてそのたった5分後、18時25分発の『あさかぜ1号』。
 
 先に出た『富士』とも、それほど時間が空いていないので、この18時台前半はとても慌ただしい。
 

 
 品川車両基地から東京駅に入った『出雲1

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(6)走りまくる少年たち

(6)走りまくる少年たち

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 『はやぶさ』に続いて、今度は『みずほ』。30分の間に3本のブルートレインが発車する東京駅12・13番線ホームには、優雅な中にも気ぜわしさが漂う。
 

 
 
 気ぜわしさを演出するのは、鉄道少年たちだ。列車で見栄えがするのは、主に先頭と最後部。見どころが中間にあれば楽だが、残念ながら前後なのだ。

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(5)『さくら』より重みを感じる『はやぶさ』

(5)『さくら』より重みを感じる『はやぶさ』

(今はなくなってしまった東京駅12・13番線ホームの、夕方から深夜にかけての風景を綴った連載)
 
 
 
 『はやぶさ』もまた、入線時はヘッドマークが見えない。EF65の反対側に付けられているからだ。
 
 重い響き、そして振動。ゆっくりとホームに入ってくる。ブルートレインは機動車と客車を合わせて15輌。首都圏を走る黄、緑、青、だいだいの通勤電車は10輌なので、その長さだけでもすごい威圧感があ

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