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夏を過ぎた頃のある日のエッセイ
玄関を開けるとジリジリと太陽が肌を灼く。
もう9月だというのに真夏と変わらないどころか力を増したかのように太陽が地面を熱していく。
つい先日、台風だと騒いだばかりなのにと思いながら、私は郵便局へ行った。
着くまで約5分。新品のサンダルの形のまま日焼けをしそうな日差しを受けながら汗を垂らして歩く。こんな日に限って帽子も日傘も持ち合わせてはいなかった。
こういう油断が熱中症に繋がるんだよなんて捨
“習慣化“の難易度の高さ。
気合いの4記事目、日は空いたがそれでも構わないのだ。
これにて三日坊主からは卒業。多分。おそらく。きっと。
書きたいことが浮かべば書けばいい、それくらいの緩さがちょうどいいのだ。
私は「習慣化」させるのが非常に苦手だ。発達障害が原因なのか、育った環境で培えられなかったのか。どちらかは不明だが、とりあえず発達障害を理由にはしたくない。
仕事は好きな事をさせてもらえていることもあり、ありがたいこ
弘法筆を選ばず、とはよく言ったもので。
執筆環境にはこだわりたい。と、一丁前に考えたことがある。正直この時が一番何も出来てなかった節はある。偉そうによく言ったものだ。
今の時代、恵まれたことに低予算で大抵の装備は手に入る。
ちなみに私の今日の執筆装備はiPhoneにスマホスタンド、モバイルキーボードだ。
側から見るとわりかし珍妙である。この違和感がまた堪らん。変態である。
実は装備はそこまで重要ではない。スタートさせる奴はどんな装備で
エッセイが、書きたい。
書けばいいだけの話である。
ギターをかき鳴らしてミュージシャンをやっていた私は、気づけばアクセサリーを作っていて、いまやほぼあみぐるみ作家である。
ハンドメイドのジャンルの中でも自分が最も苦手な「編み物」で仕事をしてるとは十年前の私は思いもしなかっただろう。
叶えたかった夢はたくさんあった。小説家にもなりたかったし、合気道の先生にもなりたかったし、クラリネット奏者にもなりたかった。気移りの