中山道『伏見宿』の今。宿場から少し裏手にあった女郎塚が印象的でした。
中山道を京から江戸に向かい、美濃に入って10宿目が伏見宿です。太田宿と伏見宿は木曽川を挟んで位置する宿場町です。1694年(元禄7年)までは、このあたりでは東西に流れている木曽川沿いにある太田宿と土田の渡しで行き来した土田宿が太田宿と対になる宿場でした。木曽川の流れの変化などにより、渡し場の位置が上流の太田の渡し(今度の渡し)へ移動され、土田宿は中山道の宿場としては廃宿となり、中山道と名古屋城下を結んだ上街道の宿場になりました。渡しが移る際に上流に位置する伏見が宿となりました