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金澤流都
2024年8月5日 11:28
ビローな話で恐縮だが、聡太くんは最近、1日2回UNKOをする。 単純に食事が増えて、1回の排泄でぜんぶ出せないというだけだと思うのだが、たまちゃんが1日1回すかっと快便のヒトだったので、ちょっと心配してググってみた。 そうしたら2回まではわりと大丈夫、みたいな情報が次々出てきた。問題なかったのである。 さらにビローな話を重ねるが、食べるぶんが増えた上にクソ暑いので水を飲む量も増えている。な
2024年2月3日 11:22
引き戸が怖い。というのもいったん直ったはずの戸車がまた調子を悪くして、途中で止まるようになってしまったのだ。 いったん止まると力いっぱい閉めなくてはならない。しかしもしその力いっぱい閉めるところに聡太くんが来たらたいへん危険である。自分で開け閉めするのは構わないが人間が引き戸と格闘しているところにはきてほしくない。 どうもそういう恐ろしい妄想が頭をよぎることがある。これはもうあきらかに統合失
2024年1月18日 11:17
聡太くんは食べたいものがないときはお利口にしていられる子である。主な食べたいものは、焼き魚、魚のフライ、卵、食器やフライパンに残った油である。ただ、お刺身にはあんまり興味はないようだが、味を知ったらまずいのでお刺身のときはケージに入れる。 今朝も聡太くんは目玉焼きの黄身を分けてもらっておいしいおいしいと食べていた。まあこれくらいなら可愛いものだ。もっとヤバい食欲の猫を見たことがあるのである。
2023年12月20日 09:20
きょうはわたしのモニョモニョ回目の誕生日である。特にめでたい歳でもないのだが、どうぶつの森を起動すれば村人たちが盛大に祝ってくれるだろうし、家族からの誕生日プレゼントも受け取った。なお聡太くんは朝から「はげしめのあくてぃびてぃ」に夢中で、わたしの手をガリガリ噛んで傷跡をプレゼントしてくれた。ありがたく受け取ろうと思う。 なんというか、最近毎年誕生日のたびに「こうしてここに生きているというのは途
2023年11月6日 11:42
きょうは通院であった。医師に「フルタイムで動くためにはどうしたらいいか」と聞いたら「それはやらないでください」と言われた。事実上の働くな宣言ではないだろうか。 Xでいろいろと身につまされる話やらつらい現実やらが流れてくるのでなんとか働こうと思った矢先にこれだ。おのれ統合失調症。やっぱり公募で一発当てるしかない。ついでに言うとカクヨムコンの短編賞にぶつけられそうなネタを得たのでコツコツ書いていこ
2023年11月4日 10:52
まずはきのうの聡太くんの暴挙から書かねばなるまい。 きのうの人間の夕飯はシンプルに肉野菜炒めであった。豚バラとか大根とかニラとかをがーっと炒めたやつだ。それを人間がうまいうまいと食べていると聡太くんの姿が見えなくなった。 台所にいるのだろう、と思って、しかし大した悪さをするとも思えないので放っておいて、でも一向に戻ってこないので台所に行ってみると、肉野菜炒めを作ったフライパンに張った水をなめ
2023年10月25日 09:15
聡太くんはときどき、夏にそうなったみたいにバタバタ走って慌てたように体をなめたりするのだが、落ち着くまでが早くなったように感じる。 自分でも調子がおかしいことがわかるのだろうか。そこはどうだか知らないが、わりとすぐ落ち着くようになった。もしかしたら単に体力が有り余っているだけなのかもしれない。 すこしずつ成長しているのだなあと思う。いつもの獣医さんは「2歳くらいまで育つよ」と言っていたし、猫
2023年6月28日 09:13
聡太くんはぜんぜんチビじゃないのについ「ちびちゃん」と呼んでしまう。「おちびさん」とか「ちび太」とか、そういうふうに呼んでしまう。 可愛いから仕方ないといつもの結論になりそうだが、触れば噛みつくしでっかいし、ただただ可愛いという感じではなくなっている。猛獣だ。たまちゃんなんかよりよっぽどの猛獣だ。 それなのにたまちゃんには言わなかった「ちび」呼ばわりである。本人も不服だろうと思う。 なんで
2023年5月14日 11:55
母氏が言っていたのだが、朝起きてきたら聡太くんは毛玉のゲロを母氏の手帳の表紙にぶちまけていたらしい。 まあ毛玉だけでなくアルミも吐いていたとのことなので、おそらく誰かが落としたチーズのアルミ箔を見つけて飲み込んでしまったとかそういうのもあったのだろう。 しかしついに聡太くんが毛玉ゲロを吐いたかと思うと変に感慨深い。子猫のうちは吐かないのだ、となにかで読んだからだ。 思えばたまちゃんもよく「
2023年4月5日 11:08
ポール・ギャリコの「猫語の教科書」を読んだ。思ったよりずいぶん薄くて写真いっぱいだったのであっさり読めてしまった。 というのもこのnoteのエイプリルフール企画を読んでくださったツイッターのフォロワーさんが、こんな本があるよと勧めてくださったのだ。調べたら図書館にあるようだったので、慣れない外国文学の棚をウロウロしてどうにか見つけた。図書館というのは素晴らしい。 読みながら、「たまちゃんじゃ
2023年4月4日 11:07
聡太くんは最近「猫ビーム」という技を覚えた。人間が寝る支度をして電気を消してさあ寝るか、とやっていると、台所のテーブルの上で目から怪光線を放ってくるのだ。 子猫のころはあまり目が光らないので心配していたのだが、猫ビームができるようになって安心した。うまく写真が撮れないのが口惜しいが、とにかく見事な猫ビームなのである。 猫ビームがあるなら猫ラーマもあるのだろうか。肩車で戦うのだろうか。どうもR
2023年3月1日 11:38
3月になった。 今月の20日は聡太くんの誕生日である。 もう子猫氏じゃなくなるんだなあ、と思う。猫氏を襲名するのだ。 聡太くんはまだ1歳になっていないし、1歳になったところでなにかが大きく変わってしまうこともないのだろうが、しかし1歳、つまり大人というのは大きな節目のような気がする。 わたしだって20歳の誕生日に、ラズベリー味のタバコを買ってきて、クラクラするのを体験した(なおそのあとタ
2023年2月2日 11:38
聡太くんがなにやらお腹ゆる太郎である。けっこう派手にゆるいので獣医さんに薬をもらいに行くべきか、それともサプリメントが届くのを少し待つか、というところで悩んでいる。 以前獣医さんにもらってすばらしい効き方をしたサプリメントを、ついにポチってしまったのだ。一箱3000円くらいで、ひとつカートに入れたら「あと300円で送料無料」というすこぶる微妙なメッセージが出たので、思い切って本体も安くなる3箱
2023年1月18日 11:24
きのうは母氏の友達でわたしを小さいころから知っている方のお家にお邪魔して、文鳥さんを見せてもらってきた。 文鳥さんはグレーの体にピンクのくちばしをしていて、時折ぴぃと鳴いており、鳥籠から出ると人間の肩や手や膝にとまって愛想を振りまいていた。 羽の重なりはさながら日本画のようで、触ったらフカフカフワフワするのだろうなあと思ったが、手に止まってもらうことはできたものの体に触らせてはくれなかった。