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うつ病あれこれ

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20代半ばにしてうつ病と診断され、加療中である筆者の体験談など。
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【うつ病】朝活を始めてみる

【うつ病】朝活を始めてみる

いつまで経っても体調が行ったり来たりでよくならない。
そう感じていた今日このごろ。

状況を打破するために、朝起きに始まる朝活を始めてみることにした。
意思表示として、具体的な内容をここに記載しておこう。

その1:朝起き

ここ一か月、夜に寝て昼に起きる生活をしていた。
ある意味では生活リズムが整っていたが、生産性が高くない生活になっていたのも事実だ。

朝というのは、なぜだか創造心が湧き上がる

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【うつ病】暇も苦しいという話

【うつ病】暇も苦しいという話

忙しさに揉まれていると、暇な人は羨ましいと思ってしまう。
そんな時思い出すのは暇なのがつらい日々のこと。
暇なのに何もできない、そんな時間も苦しいのです。

なぜ暇なのか

ズバリ何もできないからである。

うつ病では無気力になり、体を動かすことさえ億劫になる。だから何もすることができない。

これは気の持ちようではなく、病気の症状だ。治療は、薬を飲んで寝ること。時間が経って脳が回復してくるのを待

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うつ病で家事ができない?気にするな!by同居人

うつ病で家事ができない?気にするな!by同居人

うつ病になる人間の性なのだろうが、何事も「やらなければ」と考えてしまう節がある。そしてタスクをやらなかった時は「自分はこんなこともできない」と思い込む。

病状の悪い時ほどこういった思考に取りつかれがちだが、病気の人間が普通の人と同じ仕事ができるはずがない。そもそも病気なのだから、何かしようとしていないで休んでおけと言いたくなるだろう。

しかし実際はもう少し複雑なのだ。
今回は家事をテーマに、う

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うつ病マンの苦しい現状を教えよう

うつ病マンの苦しい現状を教えよう

うつ病の診断を受けて、2年が経ちました。
20代半ばにもなって、働きもせず、大学も休学したままで、親のお金で暮らしています。

大学って難しい

治療を始めて半年した頃にはずいぶん回復して、昨年度の頭から一旦は復学したのです。しかし、学校での集団生活が大変苦痛で、再燃の引き金となってしまいました。

まず、授業という環境が苦手になっていました。大人数がひとつの部屋に集まり、雑然とした状態になります

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うつ病患者の心理検査結果を見ていこう

うつ病患者の心理検査結果を見ていこう

うつ病で通院中の精神科にて、心理検査を受けてきました。知能や性格の検査をおこない、自身の特徴を振り返るきっかけにすることが目的です。
今回は、筆者が受けた検査の種類や結果についてお話ししていきます。

なお、検査の具体的な内容は開示できません。これは、今後同様の検査を受ける人の検査精度を保持するためなので、ご了承ください。

検査の種類WAIS-IV

青年・成人を対象とした知能検査。与えられた課

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自殺企図をしたら、うつ病の私から希死念慮がなくなった話

自殺企図をしたら、うつ病の私から希死念慮がなくなった話

うつ病の症状のひとつに、希死念慮(死にたいと考える気持ち)があります。筆者も例に洩れず、わけもなく「死んでしまいたい」という考えが頭から離れずにいました。
ところが、ある日のできごとを境に、希死念慮がぱったりと消えてしまったのです。それは苦しかったからとか、痛い目をみたからではなく、自分が本当は死にたくないのだと気付いたからでした。
今回はそのことをお話しします。

はじめに:希死念慮が生まれる思

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