honda

小学校教師

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最近の記事

51 子ども同士の”つながり”の大切さ

久しぶりのnote投稿になりました。 仕事で思い悩むことがあって小休止していました。これからまた、自分のアウトプットのために投稿を続けていきたいと思います。 先日の放課後。本校のとあるA先生が授業準備をしている教室の横をたまたま通ったので、特に用事はありませんでしたが、ふらっと教室に入ってみました。 その学級の子どもたちはいつも和気藹々としていて、個人的にものすごく教室の雰囲気が好きです。こんな子どもたちに育てられたらなぁと憧れていました。 そのA先生に、「子どもたち

    • 50 具体を交えて話す

      具体例を用いて話すのが上手い先生がいます。 今日の委員会活動の時間。 とある先生が委員会の最後に子どもたちに送った言葉。 「みんなは、今までのなかよし遊びで、楽しかった思い出はある?」 「そんな時に、頑張ってくれていたのは誰かな?」 「今日、ワー!とかイエーイ!とかしている人がいたね。」 「みんなも、もっと楽しませる側になっていこう。」 伝えたいメッセージは、もっと自分たちから盛り上げようということだと思いますが、あえてエピソードや具体例を交えて話していました。

      • 49 大人も子どももフィードバックが命

        自分が仕事をしていて、ちょっぴり嬉しい気持ちになるのはどんな時でしょう。 「データ作ってくれてありがとう!」 「仕事早いね!」 「良い考えだと思うよ!」 といった先生方からへの声かけであったり、 「あっ、そういうことか!」 「やったー!」 「◯◯ができるようになりました!」 といった子どもの素直な喜びの表情だったりが、 仕事をしていて嬉しい瞬間だなぁと感じます。 自分が行動したことへの プラスのフィードバックがあると人は満足感や充実感を得られます。 これは、子ども

        • 48 子どもたちを信じて、任せることの難しさ

          子どもを信じて、任せることは、本当に難しいです。 授業中、油断すると一方的に話してしまったり、指示が多くなってしまったりしてしまいます。 掃除時間にちゃんと掃除していない子どもがいたら、注意深く見てしまいます。 チーム分けやグループづくりなどを全部教師がやってしまいます。 教師が頑張れば頑張るほど、子どもは受け身になってしまいます。 だから、学級運営や授業進行のバトンを子どもたちに渡せるようにしていきたいです。 しかし、ついつい教師が管理的・中心的になってしまいま

          47 ❌答え直し→⭕️考え直し

          テストで間違えた問題に対して、「テスト直し」をさせている先生は多くいらっしゃると思います。 私も一年目の頃から、ずっと当たり前のようにこの「テスト直し」を子どもたちにやらせていました。 しかし、そのやり方は、子どもの学力にとって効果的でなかったりテスト直しをすることが目的になっていたりと、価値があるものとは到底思えませんでした。 いま、ボクのクラスでは、子どもたちに テスト直しは、「答え直し」ではなく「考え直し」だよ。と伝えています。 「答え直し」とは、単純に答えだ

          47 ❌答え直し→⭕️考え直し

          46 答えやすい問いかけ方

          月曜の朝は、だいたい"休みの日"の出来事について子どもたちとお話ししています。 つまり、雑談です。 朝の時間を使って、わざわざクラス全体で雑談をしています。 週初め雑談タイムのメリットは、 ①ワイワイ笑って明るいクラスの雰囲気が生まれる ②色んな子どもの色んな部分を知るきっかけになる ③子どもに会話のバトンを渡す意識が生まれる(子どもが主役ということの意識付け) ④雑談後の授業への切り替えが身につく ⑤経験することの大切さを暗に伝えることができる デメリットは、 ①盛

          46 答えやすい問いかけ方

          45 教室が暗いなぁと思ったら…

          日々子どもたちと生活していると、 「あれ?なんか子どもたちの雰囲気が暗いなぁ。」 「なんか元気、やる気がないなぁ。」 と感じることがあります。 昨日の私は、そんな感じでした。 そんな時は、必死に盛り上げたり、笑わせたりして教師の側から雰囲気を良くしようとしてしまいます。 対処療法的に一瞬明るくはなるのですが、結局全体の士気は上がりません。 こんな時は、悩みます…。 「なんで子どもたちはどんよりしているんだろう。」 そうして、子どもの側から理由を考えてみると、あ

          45 教室が暗いなぁと思ったら…

          44 未来を予測し、現在を変える

          「読書が自分の在り方や考え方をより本質的・論理的に形作る」 夏休みのセミナー研修で出会った方々の話を聞いて、改めて読書の大切さを再び痛感しました。 読書、読書と口にしているうちは、まだ読書が自分の血肉になっていないですね。 目標としては、年内までに、読書が自分の生活に当たり前のようにある状態にしたいと思っています。 とにかく平日中の時間の捻出が難しいです。 新しい時間を生み出すためには、今まで使っていた時間を捨てなければいけならず、自分の一日の時間の使い方を見直そうと

          44 未来を予測し、現在を変える

          43 悔しさをバネに

          今週27日から北海道に緊急事態宣言が発令されるらしいです。 ここに来て、道内のコロナウイルス感染者数が急増してきて、改めてコロナウイルスの恐ろしさを感じます。 緊急事態宣言の発令によって、 ボクの勤務校での「遠足行事」が中止となりました。 児童活動部で中心となって計画に携わっていた身としては、非常に無念で、虚しくて、悔しい気持ちです。 なぜなら、昨年度は充分に児童会活動を行うことができず、その結果自分の校務分掌を満足に務めることができなかったからです。 今年こそは

          43 悔しさをバネに

          42 目的と手段

          元麹町中学校校長の工藤勇一先生の著書を読んでいます。 今は、2冊目を読んでいる最中です。 日頃の自分の指導だけでなく、日本の公教育における問題点まで考えさせられる本となっています。 工藤校長はとにかく、「目的と手段を適切に捉えているか?」ということを繰り返し述べています。 本当に、ここに限ります。 私たちは、今までのやり方やシステムに違和感を抱かずに、当たり前のように教育活動を行ってしまっています。 教え込み型の一斉授業や、ルールばかりを重視しすぎる指導は、その典

          42 目的と手段

          41 目線を配る

          2学期が始まりました。 長らくnoteの更新が滞っていましたが、しっかりと再開します。やはり、子どもの姿が無いと、なかなか自分の考えを語ることができないですね。日々、子どもと関わるからこそ、自分の観がアップデートされていく感覚があります。 2学期、子どもと話をする上で大切にしたいと思ったことがあります。それは、 子どもに目線を配るということです。 話している最中に、一人一人の子どもの顔をしっかりと見ながら話す。時間にして1秒程度でしょうか。 流れるように一人一人の顔

          41 目線を配る

          40 バガボンドを読み終えて

          はじめに。通信障害の影響で、一度打ち込んだ文章が全消去となってしまいました…。 さて、スラムダンクやリアルといった漫画の作者である井上雄彦さんの作品 『バガボンド』を読み終えました! どんな物語かというと、 主人公である剣豪・宮本武蔵が「天下無双」を追い求めて、様々な敵と斬り合い、武を極めていく中で、「本当の強さ」とは何かを考える物語です。 物語の序盤は、単純な剣術の強さを求め、命のやりとりをします。 吉岡清十郎という強敵を倒し、70名もの敵をたった一人で倒したり

          40 バガボンドを読み終えて

          39 タブレット研修を終えて

          ボクの勤務している自治体の教育委員会が主催しているタブレット研修を受けてきました。 今回は、Chromebook活用の応用編ということで、自分の知らない使用実例や操作方法を知ることができたので、とてもいい研修だったなぁと思います。 新しく学んだ具体的な活用内容としては、 ・formの質問を集約して1つのformにまとめる ・formの条件分岐(回答ごとに質問が変化していく) ・jam boardの背景設定とシンキングツールの活用 ・スプレッドシートを使ったアイデアの引き

          39 タブレット研修を終えて

          38 みんなで「楽しむ」を目指す

          夏休み。 子どもたちから学ぶことができない時期。 この時期は、毎日少しずつでも「理論」的な学びを積むことに時間をかけたいですね。 といっても、テレビをつければオリンピックに夢中になってしまう自分が、なかなか厄介です…。 さて、前回の続きです。 楽しさには、大きく分けて2種類ありました。 与えられたものを「楽しい」と感じる受け身な「楽しさ」 自分から掴み取って「楽しむ」主体的な「楽しさ」 自分自身も、できるだけ「楽しむ」ことを大切にして、日々過ごしていこうと思い

          38 みんなで「楽しむ」を目指す

          37 「楽しさ」の正体

          先日、多くの実践を発信している有名な先生方が主催となった『"Have  Fun" From HOKKAIDO 』というセミナーに参加しました。 はじめに、道徳の模擬授業×3 に参加しました。 喜多川康さんの小説や漫画『天才バカボン』、映画『wonderー君は太陽ー』などを題材として扱い、授業をしていました。 ・参加者の心を一瞬で惹きつけるスライド・話し方 ・「笑い」→「感動」へと流れる授業構成 ・精選された発問、繰り返す度にその捉え方が変わる発問 自分の道徳授業とは

          37 「楽しさ」の正体

          36 知識や考え方がアップデートされていく感覚

          k夏休みが始まって、もうすでに3日が経過しました。 随分とだらだらした毎日を過ごしていますが、自分の好きなこと、やりたいことに多くの時間を使えるのは幸せなことだなぁと実感しています。 子どもができると、自分の時間は必然的に無くなっていくと思いますので、もしかしたら、こんなにのんびりと過ごすことができる夏休みは今年で終わりなのかもしれません・・・。 夏休みに突入して、2冊の本を読み終えました。 一冊目は、植松努さんの「だったらこうしてみたら?」 二冊目は、渡辺道治先生

          36 知識や考え方がアップデートされていく感覚