48 子どもたちを信じて、任せることの難しさ
子どもを信じて、任せることは、本当に難しいです。
授業中、油断すると一方的に話してしまったり、指示が多くなってしまったりしてしまいます。
掃除時間にちゃんと掃除していない子どもがいたら、注意深く見てしまいます。
チーム分けやグループづくりなどを全部教師がやってしまいます。
教師が頑張れば頑張るほど、子どもは受け身になってしまいます。
だから、学級運営や授業進行のバトンを子どもたちに渡せるようにしていきたいです。
しかし、ついつい教師が管理的・中心的になってしまいます。
まだまだ子どもを信じて、任せるということができていない証拠です。
教師が何でもやってしまって、子どもにとって良いことなんて一つもありません。
今日の5.6時間目。
悩み相談があって急遽話さなければいけなくなった時に、クラスのことを子どもたちに任せる状況になってしまいました。
すると、算数の時間には集中した雰囲気の中で、ときどき教えあったりしながら学習する子どもたちの姿がありました。
また、6時間目の音楽の時間の始めには、自分たちで勝手に器楽演奏の練習を始めていました。
教師からの指示がなくても動くことができる力のある子どもたちなんだと実感しました。
そう考えると、これまでの管理的で中心的だった教師の振る舞いが、逆に子どもたちの大切な力を奪ってしまっていたのではないかと思います。
もっと、子どもたちを信じて、いろいろなことを任せてもいいのかもしれません。
教師がやりすぎると、子どもは何もやらなくなる。
このことを肝に銘じて、学級づくりや授業づくりにひと工夫をいれていければと思います。
これは、またボクの大好きな岩瀬直樹先生の本から学ばないといけませんね。
勉強、勉強です!
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